No.220912

己の信ずる道を行け

銀雷さん

もうすぐ終わります!  以上!

2011-06-05 17:07:30 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:769   閲覧ユーザー数:730

ここは、夏口に駐屯している黄祖の支配下の一つの町である・・・

 

 

 そこでは一人の男が、都督を務めていた。名を、蘇飛・・・

 

 

 この蘇飛は、文武両道のお手本とも言え、武は孫策にも匹敵するとも言われ、智は周喩にも劣らず、その上優しさもあるため、この当たり一帯では、かなりの評価を得ていた・・・

 

ついに、袁術からの黄祖討伐の命が出た・・・

 

出撃部隊の準備が整っている・・・

 

孫策「敵は、我ら孫呉の最も憎むべき黄祖だ!!」

 

黄蓋「文台様の敵を討つぞ!、者共続けー!!」

 

オォーー!!!と兵が声を上げる・・・

 

周喩「本当に来るつもりか?」

 

魯粛「もちろんです!」

 

周喩「昔から頑固だな・・・だが、裏切りなどしたら・・・」

 

魯粛「そのときはどうぞ、この首を・・・覚悟はできています!」

 

周喩は苦労者である・・・

 

孫策「冥琳~、行くわよ~」

 

周喩「わかったわ・・・雪蓮、今行く」

 

黄蓋「なんじゃ?恋仲か?」

 

周喩「ち、違います!」

 

黄蓋「妙に慌てるのぉ~」

 

そんな話はさておき・・・・・・・

 

魯粛「待っていてください、蘇飛様・・・」

 

 

 

 

 

甘寧「で・・・」

 

?「どうした、甘寧?」

 

甘寧「何故貴様が生きている・・・凌操!」

 

凌操「何故って言われても・・・奴から薬を貰っただけだが・・・」

 

甘寧「奴?」

 

凌操「ほら!あの坊主だよ・・・」

 

甘寧「坊主・・・・・・・・・・アイツか・・・」

 

あの、都督のことだ・・・

 

凌操「ご丁寧に、包帯まで巻いてくれたぞ」

 

甘寧「なっ!?///そ、それは、裸を見たということか?///」

 

凌操「そうだが?なんだ、妬いているのか?」(ニヤリ)

 

甘寧「べべべ別に妬いてなどおらん!!///」

 

顔を真っ赤にしている・・・・

 

孫策「出撃するぞ!」

 

凌操「ん?・・・ほら行くぞ!」

 

甘寧「わかっている!///」

 

 

 

呂公「どうやら、孫呉の奴らが攻めてくるようですぞ!!」

 

黄祖「なんだと!?」

 

鄧龍「恐らく、袁術の差し金でしょう・・・」

 

黄祖「小娘どもに、負けるつもりはない!出撃するぞ!!」

 

鄧龍「では、例の戦術は私が見極めますので・・・」

 

黄祖「よし!任せるぞ!!全軍に告ぐ、敵は弱兵だ!我らの力を見せ付けるぞ!!」

 

オォーーー!!!!!

 

 

 

 

 

 

守兵士「蘇飛様!出撃命令が出ました!」

 

蘇飛「そうか・・・わかった!すぐさま軍備を整えろ!」

 

守兵士「はっ!」

 

 

 

 

蘇飛「久しぶりに暴れるか・・・」

 

あの計画を知らない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

呉軍兵士「城が見えてきました!・・・門から、敵部隊がこちらに来ます」

 

孫策「わかった・・・敵を蹴散らして、黄祖を討つぞ!!」

 

黄蓋「腕の見せ所じゃな!!」

 

凌操「ふっ・・・お前も歳だろ・・・」

 

黄蓋「なんじゃと!!貴様もだろ!」

 

周喩「あの・・・来ましたが・・・・」

 

見ると敵さん、たくさん来てますよ・・・

 

 

 

 

 

 

甘寧「とりあえず、敵を蹴散らすぞ!!」

 

呉軍兵士「はい!」

 

敵目掛けて、斬り込んでいく・・・

 

 

蘇飛「誰一人として見捨てるな!!必ず皆で帰るぞ!!」

 

自軍兵士「わかりました!!」

 

蘇飛「なら・・・・俺に続けぇぇぇぇえ!!」

 

部下のために、一人でも多くの敵を斬る・・・

 

 

 

鄧龍「ククク・・・敵の中心で暴れて下さいよ、魔眼の少年・・・」

 

鄧龍は、本当に鄧龍なのか?・・・

 

【続く】


 
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