No.220501

恋姫外史・あるところに一刀第19話

アキナスさん

公孫賛VS袁紹

軍配はどちらに上がるのか?

2011-06-03 23:48:19 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10957   閲覧ユーザー数:8196

会議室

 

そこでは軍の幹部が一同に会していた

 

「んで、どうするよ?」

 

一刀は白蓮に聞いた。

 

「どうするって・・・そりゃあ戦うさ」

 

「勝算は?向こうは約十万の大軍勢、かたやこちらの兵力は一万二千、どう見たって負け戦だぞ?」

 

「それでも、やるしかないだろう?」

 

「だからやるのはいいとして、どう戦うか?って聞いてんだよ」

 

「それは・・・・・・」

 

白蓮は言葉に詰まった

 

実際まともにやっては勝ち目がない

 

しかし、策を用いるにも準備の時間が無い

 

どうすればいいのかと悩む白蓮

 

何も言わずにその様子を見ている一刀

 

そこへ

 

「その辺にしておいたらどうですか?」

 

と、ねねが呆れたように言ったのだった・・・・

「・・・・そうだな」

 

ニヤリと笑い一刀が言う

 

「え?・・・え?」

 

白蓮は事情が飲み込めていないのか、頭の上に?マークを浮かべている

 

「ねね、準備は出来てるか?」

 

「もちろんです!いつでも行けます!」

 

一刀の言葉にねねは即答する。

 

「そうか、お疲れさん」

 

「ちょ、ちょっと!準備って何の準備だよ!北郷!」

 

白蓮の問いに一刀は

 

「何って・・・袁紹迎撃の策の準備だよ」

 

何を当たり前のことを、と言った感じで一刀は白蓮に言った。

 

「ど、どういうことだ?」

 

「だからよお、袁紹との戦いの準備はとっくに始めてたんだよ・・・」

 

いまだ訳が分からないと言った感じの白蓮に、一刀はめんどくさそうに言う。

 

「そ、そんなの私、聞いてないぞ!?」

 

慌てふためく白蓮に

 

「言わなかったからな」

 

「何でだよ!?」

 

「お前一ヶ月前に今回の事話したら、すぐには攻めてきたりしないだろ、とか言って取り合わなかったじゃねえか。だから勝手に準備させてもらった」

 

「うぐっ!」

 

痛い所を突かれ、押し黙る白蓮

 

「んじゃ、作戦の説明を始めんぞ~~~」

 

「うう・・・私が領主なのに・・・・」

 

いじける白蓮

 

「いじけてないでちゃんと聞け!お前の役目も重要なんだから・・・」

 

「・・・そうなのか?」

 

「ああ、すごく重要だぞ」

 

「・・・分かった、話を続けてくれ」

 

「ああ、まずはだなあ・・・・・」

 

こうして軍議は進んで行く・・・・・

そして、ここはある渓谷

 

袁紹軍は近道となるこの道を進んでいた

 

兵数で圧倒的に勝っている為、少しでも早く敵本拠地にたどり着き、数に物を言わせてさっさとケリをつけようというのが袁紹の意向だった。

 

「さあ、みなさん!こんな辛気臭い所、さっさと通り抜けてしまいましょう!」

 

「みんなー、進め進めーーー!」

 

袁紹の声に文醜が追従する形で皆を急がせる

 

そんな中、

 

「袁紹様!」

 

斥候が袁紹の元を訪れた

 

「何ですの?」

 

「は!この道の先に公孫賛が直々に軍を率いて待ち構えております!その数約二千!」

 

「あら、たったそれっぽっちですの?」

 

「姫、あきらかに怪しいですよ。罠ですよ絶対・・・」

 

顔良が袁紹に進言するが

 

「こざかしい策を弄したところで、この戦力差がひっくり返せるものですか。猪々子さん!斗詩さん!先頭に行って白蓮さんを叩きのめしておあげなさい!」

 

「アラホラサッサーー!」

 

そういうが早いか、文醜は先頭へ走っていった・・・

 

「ちょっ!文ちゃーん!!」

 

それを顔良も追いかける

 

「フフフ、白蓮さんさえ倒してしまえばこの戦いも終わりですわ。それにしてもこれだけの軍を連れてきたのに、意味がなかったですわね・・・・」

 

興が冷めたという感じの袁紹

 

勝って当たり前

 

そう思うのも仕方ない戦力差ではあるが

 

とにかく、

 

 

 

 

勝利の女神はどちらに微笑むのか?

 

 

 

 

決戦の幕が

 

 

 

 

今、上がった・・・・・

どうも、アキナスです

 

結局始まる直前で終わってしまった

 

何をやっているんですかね、私は・・・・・

 

とにかく次回から戦いがスタートします

 

色々ご都合主義になるかもしれませんがご容赦を・・・

 

それでは次回に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「獅子咆哮弾!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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