No.220176

恋姫外史・あるところに一刀第16話

アキナスさん

ねねの問題もひと段落

そして一刀達は動き出す・・・・

2011-06-02 12:27:27 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10753   閲覧ユーザー数:8141

一刀達は樹海を抜け出ることにした

 

兵士達に持てるだけ湖の水、釣った魚の燻製などの食料などを持たせ、歩き出す

 

そこからは苦難の連続であった

 

シャーーーーー

 

「ヒエ~~~!」

 

巨大な大蛇に襲われたり

 

ズブズブ・・・・・

 

「助けてくれ~~~~!」

 

底なし沼にはまったり

 

ヒューーーーー・・・・・ベチャ!

 

「だわ!」

 

怪鳥のフンをかけられたり

 

「アババババ!」

 

「何だあ!?」

 

奇怪な原住民に襲われたりして、それは壮大なスペクタクルが展開した・・・

 

そして10日ほど経ったころ

 

「出口だ!!」

 

ついに樹海を出ることに成功したのだった

 

もうボロボロであった

 

・・・一刀が

 

そう、一刀は皆の先頭に立っていたので、アクシデントに直面していたのはほとんど一刀だったのだ

 

 

ちなみに中央に三姉妹と恋、ねね

 

最後尾に華雄と言う編成であった。

 

そして出ると、そこには見慣れた風景が広がっていた。

 

「やった~~!ちぃ達助かったんだ~~~!」

 

「お姉ちゃんお風呂入りた~~い」

 

「・・・せめて水浴びで手を打ちましょう、天和姉さん」

 

「もうあんなところこりごりなのです・・・・」

 

「・・・楽しかった」

 

「恋、お前はどこでも生きていけそうだな・・・・」

 

そんな安堵の声が響く中

 

「・・・・もうダメだ」

 

バッタリ!と一刀は倒れたのだった・・・・・

・・・一刀が倒れ、目を覚ますまでの間皆は座り込み、休みを取っていた。

 

「・・・んん」

 

しばらく経ち、一刀の目が動いた。

 

意識は戻ったようだ

 

そして一刀は、頭の下に柔らかい感触を感じた

 

目を開けると・・・

 

「・・・一刀、起きた」

 

目の前に恋の顔があった。

 

どうやら恋に膝枕されているらしい、と気づく一刀

 

「・・・なんで恋が俺の枕に?」

 

その問いに恋は

 

「・・・ジャンケン・・・恋、勝った」

 

と答えた。

 

そう、女性陣で一刀に膝枕をする権利を賭けて、ジャンケンを行ったのだ

 

出したのは全員がグーだった

 

・・・恋を除いて

 

というわけで恋が一刀に膝枕をする権利を勝ち取ったのだった・・・・

 

それを聞いて、一刀は後頭部を恋のお腹に押し付けるようにして、周りを見た。

 

来るのはいくつかの羨みの視線、そして・・・

 

「「「「「・・・・・・・」」」」」

 

負けた女性陣の痛い視線だった

 

約一名、殺気だった視線を向けている者もいたが・・・(もちろんねね)

 

そして一刀は

 

「・・・もう少し頼むわ」

 

「・・・コクッ」

 

元の体勢に戻り、いましばし恋の膝枕を堪能する事にしたのだった・・・・

そして一刀も起きて、これからの話をする事になった。

 

「それで、これからどうする気なのですか?」

 

ねねが一刀に聞いた。

 

「なんだ、俺が決めていいのか?」

 

と皆に言うも・・・

 

「当然だ。私はお前についていく」

 

「・・・コクッ」

 

「ただし、ちゃんと働きなさいよ」

 

「お姉ちゃんは暫く休みた~~い」

 

「・・・姉さんは黙ってて」

 

どうやらおおむね賛成のようだ

 

「じゃあ、とりあえずだなあ・・・」

 

一刀は話し出す

 

「董卓連合も解散して、今は戦国時代になってるだろうな」

 

「・・・でしょうな」

 

「となると、まず現状の確認だな。街とか行って情報集めよう」

 

皆その意見に同調し、休憩を終えて一刀達は歩き出す

 

乱世と言う嵐に向けて・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

どうも、アキナスです

 

短かった樹海編(笑)も終わりいよいよ戦乱の時代に突入です

 

一刀達はどのような選択をするのか?

 

それでは次回に・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「覇極流奥義、千峰塵!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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