No.220021

己の信ずる道を行け

銀雷さん

うぱ~(・-・)n・・・

風邪が治らん・・・

2011-06-01 17:30:19 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:890   閲覧ユーザー数:834

ここは、夏口に駐屯している黄祖の支配下の一つの町である・・・

 

 

 そこでは一人の男が、都督を務めていた。名を、蘇飛・・・

 

 

 この蘇飛は、文武両道のお手本とも言え、武は孫策にも匹敵するとも言われ、智は周喩にも劣らず、その上優しさもあるため、この当たり一帯では、かなりの評価を得ていた・・・

 

 

前回の戦闘から経ち・・・

 

黄祖「どうも最近、蘇飛がおかしいと思うのだが・・・何か異常はあったか?」

 

鄧龍「ございませんが、何か?」

 

呂公「ふん!何、私がいれば問題ありませんぞ!」

 

陳就「さすがは、孫堅を倒しただけのことは言いますな」

 

黄祖「だが、もし、あやつが謀反などを考えているようならば・・・」

 

鄧龍「密偵を放ちましょうか?」

 

黄祖「そうだな、いざというときは殺しても構わん・・・いくらでも、補充は聞くからな」

 

 

 

 

一方、執務室にて・・・

 

蘇飛「(そろそろ、頃合いか・・・)魯粛!」

 

タッタッタ・・・ガチャ!・・・

 

魯粛「はい!お呼びでしょうか?」

 

蘇飛「今日は早めに政務を切り上げるので頼むぞ・・・」

 

魯粛「あっ、わかりました・・・」

 

蘇飛「それではな」

 

魯粛「お気をつけて・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜中・・・

 

明かりも持たずに誰かが歩き回っている・・・

 

甘寧「準備はできたか?・・・」

 

兵士「へい・・・」

 

声を潜ませて、密談をしている・・・

 

蘇飛「外の警備は何とかなりそうだ・・・」

 

甘寧「だが、こんな事をして貴様は・・・」

 

蘇飛「何、心配するな・・・」

 

甘寧「し、心配などしておらぬ!///・・・」

 

顔を真っ赤にして否定する・・・

 

蘇飛「し!静かにしろ・・・」

 

甘寧「すまん・・・・」

 

兵士「それでは、いきますか?」

 

甘寧「あぁ・・・」

 

蘇飛「気をつけてな・・・」

 

甘寧「フッ、貴様なんぞに心配されるまでもないさ・・・」

 

蘇飛「そうか・・・n「誰かそこにいるのですか?」!?」

 

この声は・・・

 

魯粛「蘇飛様?なにをして?・・・」

 

蘇飛「・・・お前はなんでいるんだ?」

 

魯粛「仕事に手間取りまして・・・蘇飛様は?」

 

蘇飛「いや気にするな・・・」

 

魯粛「気にしますよ、そこで「お前たち何をしている!」えっ?」

 

そこには、自分たちの監視をしていたであろう者が・・・

 

密偵「もしや貴様等、謀反を起こすきか!」

 

そういって、脇にある剣にて手をかけようとしていたとき

 

蘇飛「ちっ!」(ヒュッ!)

 

密偵「ぐあっ!」(ズボッ!)

 

魯粛「蘇飛様、何を!?」

 

守兵士「今の音は?」

 

守兵士長「お前たち確認に行くぞ!」

 

 

蘇飛「早く行け!」

 

甘寧「あぁ・・・行くぞ!」

 

兵士「はい!」

 

魯粛「蘇飛s「すまん!」(ヒュッ!)かはっ・・・な・・・にを?・・・」(ドサッ!)

 

蘇飛「お前たち、こいつも連れて行け!」

 

兵士「えっ?・・・わかりました!!」

 

そういって、地面に倒れている魯粛を数人で抱えると、すぐさま走っていった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

守兵士長「蘇飛様何がありましたか!!」

 

その後に数人が付いてきていた・・・

 

蘇飛「どうした?」

 

平然を装い・・・

 

守兵士長「何かここで物音がしたのですが・・・」

 

蘇飛「そうか?気のせいではないか?」

 

守兵士長「はぁ・・・そうにございますか・・・それでは、おい!行くぞ!」

 

そう言い、帰って行った・・・

 

 

 

 

 

 

 

蘇飛「とりあえずこいつから情報を聞き出すか・・・」

 

密偵「・・・・・・・・・・」

 

『ここまで手がきていたか・・・』

 

【続く】

 

 


 
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