ここは、夏口に駐屯している黄祖の支配下の一つの町である・・・
そこでは一人の男が、都督を務めていた。名を、蘇飛・・・
この蘇飛は、文武両道のお手本とも言え、武は孫策にも匹敵するとも言われ、智は周喩にも劣らず、その上優しさもあるため、この当たり一帯では、かなりの評価を得ていた・・・
時が過ぎ・・・
黄祖「これは一体どういうことだ!!」
蘇飛「しかし!あの場では、そうせざる終えない状況だったではありませんか!」
黄祖「しかし、今の状況では好機だったではないか!」
蘇飛「ですが!「もういい!下がれ!」・・・分かり申した、しかし!甘寧は足止めに貢献しました!その事を称え任用してはいただけないでしょうか!」
黄祖「そんなことが出来る分けなかろう!!それに、足止めなどそこらへんの兵士でも出来るではないか?違うか?」
蘇飛「・・・分かり申した、もう何も言いますまい・・・」
黄祖「よかろう、その礼儀に対してこのことは無罪放免にしておこう・・・」
蘇飛「くそっ!」(ドゴッ!)
壁に拳を叩きつける・・・
蘇飛「少し落ち着くか・・・」
そういって、町のほうに向かって言った・・・
そして・・・
蘇飛「また、あんたか・・・」
おじさん「そう言いなさるな~、それで、お目当ての品は?」
おじさん再来!!・・・
蘇飛「はいはい・・・じゃあ、なんだこりゃ?」
おじさん「お!旦那お目が高い、それは、かの有名な干将が作り上げたとされる夫婦剣『干将・莫耶』だぞ!!」(ドドーン!)
蘇飛「・・・(飾るか?)へぇ、じゃあ・・・それと、この鈴をくれ」(リーン)
おじさん「反応薄っ!?まぁいいけど・・・・へい毎度あり!勘定は・・・こんなもんでどうですか?」
蘇飛「・・・・・・高くないか?もう少しまけてくれても?」
ざっと・・・蘇飛の月給の3倍ほど・・・
おじさん「しょうがないじゃないですか~、鈴がほとんど占めてるんですから~」
蘇飛「高!?鈴ってこんなに高価!?」
おじさん「嘘ですよ・・・まぁ、こんなもんで・・・」
先ほどの、半分の半分以下ぐらい・・・・
蘇飛「よし!今すぐ、役所に連れて行ってやろう!」
おじさん「ちょ!待って!もうしません!」
軽く受け流し・・・
蘇飛「はいはい・・・じゃあな・・・」
おじさん「お勘定!!「出世払いで!」儲けが~」(泣)
御用にならないだけありがたいと思え・・・
蘇飛「とりあえず、落ち着いたから・・・帰るか・・・」
魯粛「蘇飛様?どちらに行っていらしたのですか?」(ズゴゴゴ!)
蘇飛「ごめんなさい・・・」
魯粛「お仕事が溜まっていますよ?」(ニコッ)
蘇飛「お前が溜めたんz「なにか?」やらせていただきます!」
甘寧「そんな物はいいとして・・・」
魯粛「良くありません!」
甘寧「鍛錬だ!!」(ガシッ!)
右手を・・・
魯粛「今日は、逃がしません!!」(ガシッ!)
左手を・・・
蘇飛「内戦だ・・・」
甘寧・魯粛「コイツにだけは(あなただけには)・・・」
『負けん!(負けません!)』
【続く】
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寒い・・・風邪が治らん・・・
続けますけど・・・