俺の名前は孫権、字は仲謀。真名を一刀と言う。
母孫堅は十数年前、昼間に流星が落ちたという報告を聞き、落下したと思われる付近の調査を行った。その時、日光のように光る布に包まれた赤ん坊を発見した。
それが俺、一刀である。
母は流星や光る布から俺を天の子として自分の子として育てることを決めたそうだ。
こうして俺は孫堅の次子として育てられた。
子供の頃は姉孫策、字を伯符、真名を雪蓮、妹孫尚香、真名を小蓮と共に穏やかな生活を過ごしていた。
母は俺を小さい頃から自分の子ではないと公言していた。
だから「雪蓮や小蓮と恋仲になっても問題ない!」と本気とも冗談ともつかないことを言っていた。
そんな俺達に悲劇が襲った。ある遠征の時母孫堅が敵の策にはまり命を落とした。
悲しむ俺たちに追い打ちをかけるように、袁術が力の弱った俺たち孫呉を吸収し、呉の旧臣たちはバラバラにされた。
こうして俺は2年にも及ぶ軟禁生活を余儀なくされ、呉のみんなとは離れ離れに過ごすことになってしまった。
そんな俺の近くにいつも居たのは思春だ。思春は俺の親衛隊としていつも傍に控える頼もしい部下だ。
苦しかった軟禁生活も彼女が居たから過ごせたといっても過言ではない。
離れ離れになった呉のみんなも袁術が馬鹿なおかげで再び集まることができた。
あとは孫呉の独立に向けて動くのみだ…
皆様はじめまして。この小説「真・恋姫†無双 ~君思うとき、春の温もりの如し~」を読んでいただきありがとうございます。
この小説を書こうとしたきっかけは「思春と一刀くんをラブラブさせたい!」と思い、思春の好きなもの=孫権!ということで孫権を一刀くんにしたらいいんじゃねぇ?と思いなってもらいました。
蓮華さまファンのみなさん申し訳ございませんm(_ _)m作者は蓮華さまのことが嫌いなのでは有りません!!むしろ大好きです!しかし思春のデレを見たかったのです!!苦肉の策なんです!
こうしてできた本作品。皆様気軽な気持ちで読んでいただければ幸いです。
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第1話です。前回最後に凄いことが…
言い訳は後が書きます(汗)