Side刃
俺は……
「はあああああああっ!!」
ザクッ!
今……
「はあああああああっ!!」
バキッ!
街で……
「やあああああああああ………」
「ちょっと!!うるさいよ!!」
「……すみません」
………薪割りをしていた。
簡単に言えば路銀が少ない
馬や食料を買うことを考えたら路銀が足りなかった
最近は、賊が少なくなり路銀が手に入らない
だから、俺がこの街に来てから一週間、路銀を稼ぐために働いている
「薪割りが終わったら今日は上がりだよ」
「わかりました」
今は、薪割りの仕事をやっている
ブオンッ!
バキッ!
ブオンッ!
バキッ!
ブオンッ!
ドゴンッ!
あれ?変な音がしたぞ?もう一回
ブオンッ!
ドガァァァンッ!!
『ゴ』が『ガ』に進化した。
「薪と薪の台が砕けた!?」
しっまた、無意識のうちに力を入れすぎていた……
「どうしよう……」
「終わったk……」
「………終わりました」
俺の仕事が………
……
…
Side???
「ふむ、なかなかおもしろいものが…」
「…ちゃん置いていきますよ」
「…に…、行きますよ」
「少し待ってくれ…、用ができた」
「用って…「では…も行くのですよ」って…あなたもですか!?」
「…よ、お前はどうするのだ?」
「はぁ、わかりました。
二人が行くのなら私も行きますよ」
「では、行くとしようか」
「行くのですよ」
一人の男の後を追った
Side刃
宿に戻りこれからの事を考えていた
「このままだと陳留に行くのに時間がかかるな……」
馬がなければかなりの時間がかかってしまう
「とりあえず、飯でも食べて考えるか」
俺は近くの店に行った
「いらっしゃい」
「麻婆豆腐と餃子で」
「わかりやした」
さてどうしようかと考えているとき……
「少しよろしいですかな?」
「ん?」
声のした方向を見ると三人の女性(一人は頭に人形?を乗せていた)がいた
「いったい何でs「へい、麻婆と餃子です」あぁ、ありがと」
ぐぎゅるるるるる
「お腹が減りましたね」
「では、私たちも昼にしますか」
「そうですね、お腹もすきましたし」
「そうだな」
「よかったら此処に座りますか?
他の席は、無いみたいですし」
「では、そうさせてもらう」
と、言ってすぐに空いている席に座った
………この人たちは遠慮という言葉をしらないのか
「私はラーメンで」
「風も同じで」
「私は、ラーメンにメンマを大盛りで」
「なぜ、メンマ!?」
「お主は、メンマの素晴らしさがわからないのか!!
いいですかメンマと言うのは……………」
………
……
…
三人の頼んだ品が来るまで話が終わらなかった
結果……
「メンマ、メンマ、メンマ………」
「大丈夫ですか!?目を覚ましてください!」
「っは!俺はいったい何を……」
たしか、メンマ話を聞いて……
「メンマの素晴らしさがわかりました」
「ふむ、メンマの素晴らしさがわかったか」
「もう、何も言うことができません………」
……
…
話が落ち着いたあたりで
「で、君たち誰なの?」
「ふむ、自己紹介がまだでしたな、我が名は趙雲、字は子龍と申す」
「風は程立といいます
ちなみにこの子は宝慧です」
宝慧とは、頭の人形のことかな?
「私は戯志才と呼んで下さい」
「俺の名は関轟、字が龍焔
趙雲さん俺になんか用があったの?」
「おもしろいものが見れましたから」
「おもしろいもの?…………っは!」
もしかして……店主に怒られたところか
やめて、あれはおもしろさを越して恥ずかしいのだから
「えっと………趙雲さん?」
「ん?なんだ?」
「おもしろいものとは?」
「ふむ………関轟殿が薪割りを……」
「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ふぐ!?」
俺は慌てて趙雲さんの口を塞いだ
趙雲さん、人の恥ずかしい話をしないでください
「関轟殿が星の口を押さえて……」
「戯志才さん?」
様子がおかしい
「そして二人は……」
「戯志才さん?」
「『妄想が暴走しているため自主規制をします』……ブーーーーッ!!」
「戯志才sぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ!?目が!?目がぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
鼻血が目に直撃した
「関轟殿が私の鼻血を……ブーーーーーーーッ!!」
「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!?」
第二射も食らった
「風よ………これは、やばくないか?」
「そうですね
さすがの稟ちゃんでもあの量は致死量ですね」
「ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
「何だと威力が上がっただと!?
だ、だれか止めてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ………」
……
…
「本題からだいぶ話がそれたぞ」
「すみまへぇん」
「稟ちゃん、トントンしますよ~」
戯志才さんがフガフガしながら謝罪している
被害は…………俺の目と服だ、流石に服は着替えた
「関轟殿の実は頼みがあるのですが……」
「頼み?」
「私と手合わせを願いたい」
「手合わせ?」
「さよう」
別にそれぐらいなら最初っから言えば……
ん?まてよ………もしかして
「趙雲さん?」
「何でしょう?」
「あなたこの状況を作ったでしょ」
「はて、何のことやら?」
こ・の・野・郎~ボコボコにしてやる!!
「趙雲さん
街の外でやりませんか?」
「ふむ、いいだろう
頼んだのは、こちらだからな」
「では、行くか」
俺と趙雲さんは街の外へ向かった
程立さんは戯志才さんはあとから付いてきた
「此処でいいかな」
「では、始めますか」
「いざ」
「尋常に」
「「勝負!」」
趙雲さんが先に仕掛けてきた
「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
早っ!!
すんでの所で何とか避ける
「ほぅ、今のを避けますか
次は、どうですかな?
セイッ!セイッ!セイッ!セイッ!」
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ
「くっ!」
一撃、一撃は重くないが速い
けれど、連続だときつい
最初の一撃を避け、二、三撃を流して、四撃目を防いだ
「何と!?」
「ふふふふ……趙雲さん今の俺を甘く見てはいけないよ」
なんせ今の俺は…………怒っているからだ!!
「今度はこっちから行くぞ!!
はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
趙雲さんに連続で攻撃した
「くっ!一撃ごとが重い!!」
それは、あなたに対する恨みです
その後も打ち合ったが十合もしないうちに趙雲の武器が落ちた
「俺の勝ちだな」
「参りましたな……」
「星ちゃんに勝つなんてお兄さんは強いですね~」
「関轟殿が星に勝つなんて………驚きました」
そのあと、みんなで宿に戻った
翌日
「三人とも何処に行くの?」
俺と趙雲さんたちは今日を街でて旅に出る予定だった
「そうですね、しばらく旅を続けますよ」
「関轟殿は何処に向かうつもりですかな?」
「ん~最初は陳留に行こうと思ったんだけど……」
「別のところに行くのですか?」
「あぁ、此処から北に行こうと思う」
「ここから北ですと………洛陽ですね」
「一度そこに行こうと思っている」
陳留より近いからな
「では、ここでお別れですな
昨日の手合わせは、なかなかいい経験になった」
「俺もいい経験になりました」
「あの手合わせで私は一つ強くなったと思うのです
よければ私の真名を受け取ってはくれないか?」
「いいですよ」
「私の真名は星だ」
「俺の真名は刃です」
「では、刃殿また会いましょう」
「またですよ~」
「また、次に会いましょう関轟殿」
「またね、星さん、程立さん、戯志才さん」
俺は北に向かって歩き出した。
あとがき
こんばんわ
まず、一言………ごめんなさい
関轟が暴走しすぎました
華林と思った人もすみませんでした
うまく書けているかなと毎回思います
では、また次回
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第12話、14作品目!
一週間ぶりの投稿です。
長らく待たせてすみません
学校行事とかで忙しく書く時間が少なく……以下略
長ったらしい説明はいやなので本編に入ります
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