No.212999

真・恋夢想~紅の御使い~ 第一章~始まり~

森羅さん

自分の初作品です。
オリジナル主人公で、かなりチートです。
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2011-04-23 03:54:03 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:2378   閲覧ユーザー数:2092

第一章~始まり~

夢を見た。

目の前で大切なものを失う夢を。

 

ピピピッ

翔「んぁ~、もう朝か~。くそ~、朝から訳わからん夢見たな~。

っと早く学校いかないと。」

 

自慢の長髪が寝癖でグシャグシャになっているこの青年の名前は

朝霧 翔(あさぎり しょう)

代々、帝(今でいう天皇)を護る、由緒ある家柄の持ち主だったりする。

 

翔「おはよう、母さん。」

 

母「おはよう、さっさとご飯食べて学校いきなさい。」

 

?「おい翔、頭がすごいことになっているぞ、大丈夫か?」

 

翔「父さん、おはようございます。」

 

父「うん、おはよう」

 

翔の父は現帝の側近にして、生きた伝説ともいわれる現役のボディーガードだったりする。

そんな父を誇りに思い、尊敬していた。

 

父「あっと翔、今晩わかっているな?」

 

翔「はい、立派に"お勤め"を果たしてきます!!」

 

父「うむ、がんばってこいよ!」

 

翔「では、父さん母さん、いってきます」

 

父・母「いってらっしゃい(こい)」

翔が通う学校、聖フランチェスカ学園

敷地が広いこの学園は日本有数の大規模施設といっても過言ではないだろう

 

?「翔~、おはよ~。」

 

翔「おはようございます、天宮先輩」

 

天宮先輩とは文字通り、翔の先輩なのだ。

翔に対して「朝霧」ではなく、「翔」として接してくる

数少ない友人。

 

天「ところで翔、さっき何ボーっとしてたわけ?」

 

翔「いえ、何でもないですよ?」

 

天「そう、ならいいんじゃないかな?」

 

翔「先輩、済みませんが先行きます。」

 

天「えっ、ちょっちょっと~、翔~!?」

 

翔「ふ~、危なかった。先輩たまにすごく鋭くなるんだよな~、

お勤めがばれなきゃいいけど」

 

“お勤め”とは一般の仕事とは異なる仕事。

形は違えど、代々引き継いできた伝統的な試験、

昔は「妖怪退治」など信憑性にかけるものもあったが、

成人になるまでの間、今でいうところの20歳未満までやっていた(らしい)。

そして、翔に与えられた“お勤め”とは、月に一回、夜の聖フランチェスカ学園の

見回り。そして、不審者を発見したら「排除」する仕事だったりする。

このことは「朝霧」と学園長しか知らないことになっている。

 

翔「はぁ~、はやく放課後になんないかなぁ~。」

 

とぼやいた時だった。

?「ふぅんぬぅぅぅぅ!!」

 

翔「おわ!??すぅー、「奥義富嶽」!!」

 

?「ぶるぅぁぁぁぁ!!」

 

ズザザーっと謎の物体Xを軽く4m飛ばしてから翔哉は気付いた。

 

翔「あれ、学園長?」

 

学園長「どぅふふふー、朝から元気ないと思って、抱き着こうとしたら

    め~ちゃんこ元気いっぱ~いじゃな~い。よかったわ~、元気になって。」

 

翔「(うそだろ?手加減したとはいえ富嶽を打ったんだぞ?相変わらず化け物じみてるな)」

 

学園長「だ~れが、見ただけで気絶、悶絶するような化け物ですって~!!」

 

翔「そこまで言ってませんよ、てか心を読まないでください!!」

 

聖フランチェスカ学園、学園長こと貂蝉学園長は人望豊かで困った時に助けてくれる

素晴らしい学園長だ。

ただし、問題点が一つ。

常にピンクの紐パン一丁なのだ。

しかも筋肉がボディービルダーの様にムキムキしてるってことだ。

学園の校則で一定以上のペナルティが加算されると学園長室に呼び出される。

その中で何があったかは誰も語ろうとしないが、被害(?)にあった女子生徒

を目撃した証言によると、

「グスン、もうお嫁にいけない。」

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」

と涙を流しながらでる所を目撃されたり

男子生徒にいたっては

「やめろ!!そんなの入るわけがねぇだろう!!」

「ホイホイチャーハン!!」

そして、必ずと言っていいほど

「アッーーーー!!!」

と叫び声が聞こえてきたりする

どこぞのガチムチよりたちが悪い。

 

まぁ、そんな学園長だが人望は本物で、この学園には帝のご子息がいるんだとか。

翔「ところで学園長先生、今晩の“お勤め”についてなんですが」

 

貂「ええ、今夜も、よ・ろ・し・く・ね♡」

 

そう言いとクネクネ腰をうねらせながら変た…もとい学園長は去って行った

 

翔「相変わらず、気味の悪い動き方をするな。」

 

?「おいかずピー、はよいかんと遅刻してまうで!?」

 

?「分かってる、そもそもお前が寝坊するからいけないんだろ!?」

 

と学生(同学年)の会話がきこえてきた。

 

翔「あれ、もうそんな時間か!?あの学園長と話していると(ある意味)

時間がたつのが早いからな。さて教室にいきますか。」

 

その後何の変化もなく、放課後になった。

翔「さて、仕事着に着替えて~っと♪」

 

翔の仕事着は黒いジャケットに黒いジーンズで

さっさと着替えを済ませた後、

武器として、日本刀(血桜)を帯刀している。

 

翔「さて、あと少しで日が沈むな。」

 

しばらくして、日が落ちた。

 

翔「さてと、行きますか。」

 

そう意気込み校内の見回りを始めた。

 

翔は学生棟、厚生棟、図書館棟、食堂棟を見回り、

残すは歴史展示物があるメディアホールだけとなった。

 

翔「ふぅ~、今回も異常なしで終わるかな?」

 

フランチェスカ学園自体警備はかなり優秀で中々

人が侵入できないようになっている。

しかし、できる輩もこの世の中いるもので、

そういう時のための見回りらしいのだが

 

翔「正直いらないだろ、この仕事。」

 

ぼやきながら、けれど手は抜かない。

翔自体、やり始めた事に関しては責任を持ってやり遂げるという

強い意思があるからだ。

 

翔「そろそろメディアホールだな…ん?」

 

今は閉館時間、つまり今いるのは自分か警備のものだけ。

それなのに向こうに人影がある。

 

?「なっ…。」

 

驚いているな、まぁ俺も驚いたけど。

まぁとにかく、

 

翔「すみませーん。今閉館時間なので、さっさと出てくれますか?」

 

声をかけてみる。

 

?「…フンッ、分かっている。」

 

向こうに行こうと歩き始めた。

 

翔「あ、ちょっと待ってください。」

 

?「なんだ、急いでいるんだ。」

 

翔「今持ってる物を、こっちに渡してもらえます?」

 

?「!!??」

 

翔「泥棒はいけないことですよ?というより、あんたこの学園の生徒じゃないね?」

 

?「チィ!!」

翔「おっと。」

 

オイオイいきなり攻撃ですか、

ここまで来たらもう確定だな。

 

血桜を抜きながら翔は言った。

 

翔「不審者発見、排除開始する」

 

?「フッ」

 

謎の人物が空気を切り裂く音を出しながら

前蹴りから回転蹴り、踵落としと三連撃

を浴びせてきた。

しかし、

 

翔「一の太刀…閃」

 

シュンッ……チャキンッ。

 

翔に届く前に居合でそれらを「切り裂いた」

 

?「なっ……!?」

 

翔「さっきから「なっ」しか言ってないぞ、大丈夫かい?

…まぁここに侵入した時点で排除は決定なんだがね。」

 

?「ふざけるな、やれるものなら」

 

腰を低くして突撃の構えをとる

 

?「やってみろ!!!」

ドン!!

ものすごいスピードで突っ込んでくる、

 

しかしそれさえも、

 

翔「一の太刀、改式…燕」

ヒュンヒュンッ

「切り裂いた」、今度は胸の中心から×を描くように二度きったのだ

 

?「ぐあぁぁ…」

 

膝をつく謎の人物

 

?「くそっ、あと少しで計画が上手くいくはずだったといのに!!」

 

翔「そう、でも俺がいるときにやってしまったのが運のつきだn。」

 

言い終わる前に謎の人物の胸から光があふれた。

 

翔「なんだ!!??」

 

?「こうなったらお前も連れてってやる、決着は次に持ち越しだ!!」

 

翔「いや、決着も何も俺の圧勝じゃん。」

 

左「いいか、よく聞け。俺の名は左慈だ!!」

 

翔「俺の話を聞けって、うわ!!!」

 

あたり一面が白くなり翔は意識を手放した。

?「あら、流星?」

 

?「~どの、行ってみてはいかがか。」

 

?「ええ、あっちね。」

あとがき

第一章~始まり~いかかでしたか?

 

やべぇ、文才ほし~!!

 

けど一応これは終わらず予定です。(たぶん)

 

設定の時点でコメントくださった方々ありがとうございます。

 

指摘されるたびに「確かにそうだ」と感じて穴だらけだなと

実感してしまいます。

 

こんな私ですが温かい目で見ていただけたらなと思います

 

では再見!!

 

                                               


 
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