No.212507

真・恋姫無双~武神の兄~ 第11話

ガルGCさん

第11話、12作品目!!
久しぶりです。
本編を考えるのにかなり時間がかかりました。

それでは………どうぞ!!

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2011-04-19 23:47:31 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3087   閲覧ユーザー数:2725

side刃

 

俺は、本屋に向かっている。

多少の読み書きは、できるが余り自信がない。

自身の勉強のために本を買おうと思い向かっていたが……

 

「あの人は、なんで本屋に入らないんだろう?」

 

本屋の前で女性が腰をクネクネしながら。

店の外で本を見ていた。

 

なんか、恐い。

とりあえず、声をかけておくか……

 

「すみません」

 

「はぁ、はぁ……んん、、何ですか?」

 

何でこの人息が荒いの!?

 

「なんで本屋に入らないんですか?」

 

「入ったらだめと言われているんですよ~」

 

じゃあなんで、入ろうとしているの!?

 

「せっかく新しい本が出ましたのに~」

 

「なら、俺が買ってきてあげましょうか?」

 

「本当ですか!?」

 

「どわぁ!!」

 

何この人!?

ものすごい速さで俺に金を渡して、書名を言って、本屋に押し込んでいるの!?

 

とりあえず言われたものと自分用の二つを買った。

 

「買ってきました」

 

「ありがとうございます~あ、名前がまだでしたね。

 私は、陸遜と言います~」

 

「あぁ、俺は関轟です」

 

お互いに自己紹介した。

 

「ん?穏お主そこで何をやっておるのじゃ?」

 

「祭様じゃないですか~」

 

「えっとこの人は?」

 

「儂か、儂は黄蓋じゃ。

 して、小僧よお主は?」

 

「俺は関轟と言います、黄蓋さん」

 

「ふむ、関轟と言ったな」

 

「はい、そうですけど」

 

「お主は、氣を使うのか?」

 

「わかるんですか」

 

「儂も氣を使えるからの」

 

凪以外で氣を使う人初めて見た。

 

 

「黄蓋さんは、氣を飛ばすことができるんですか?」

 

「いや、儂にできるのは身体強化だけじゃ。

 関轟は、氣を飛ばすことができるみたいじゃな」

 

「うまく飛ばすことは、できませんが」

 

「そうか、ふむ………」

 

黄蓋さんは、いきなり考え出した。

 

「二人して何の話をしているのですか?」

 

「すこし、氣の話をしていただけだよ」

 

「関轟さんは、氣が使えるのですか?」

 

「ちょっとね」

 

「氣が使えるなんてすごいですね~」

 

「そんなに、すごいの?」

 

「氣が使えるだけでその人の身体能力が高いですからね~」

 

たしかに、氣が使えるようになってから。

以前と比べ身体能力が上がっていた。

たしかに、氣が使える時点ですごいからな……

 

「よし、決めたぞ」

 

「何を決めたんですか黄蓋さん?」

 

「関轟、付いてこい」

 

「えっ、ちょっと。

 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

「うるさい」

 

ゴンッ!!

 

「グヘッ!?」

 

気を失った。

 

「がんばってください~関轟さん~」

 

陸遜さん見送りよりも止めてください。

 

しばらく、黄蓋さんに引きずられていた。

 

………

 

……

 

 

 

 

「黄蓋さん。

 どうしてあなたは、剣を持っているのですか?」

 

「それは、お主と戦うからの」

 

「状況説明を求めます!!」

 

 

俺の状態

 

目が覚める。

 

黄蓋さんが俺を立たせる。

 

剣を持たされる(刃抜きは、されている)

 

黄蓋さんも剣を持っている(刃抜きは、されている)

 

うん、やっぱり。

 

「状況説明を求めます!!」

 

さっぱり状況がわからん。

 

「二回も同じことを言わなくてもわかるぞ」

 

「俺自身がわかってないんですよ!?」

 

「ええい、男なら覚悟を決めておとなしくせい」

 

「理不尽すぎるよ!?」

 

黄蓋さんが切りかかってきた。

俺は、それを受け流し蹴りを放つ。

だが、黄蓋さんは。剣の柄でたたき落とした。

 

二人は、距離をおいた。

 

「関轟よ、なかなかやりおるの」

 

「黄蓋さんもやるじゃないですか」

 

その後も何度か打ち合ったがなかなか決着がつかない。

 

打ち合ってからだいたい二刻ぐらいたった。

 

「はぁ、はぁ………黄蓋さんそろそろやめませんか?」

 

「はぁ、はぁ………そうじゃの。

 それに、策殿も来たようじゃしな」

 

「策殿って「刃~」なんで雪蓮が此処に!?」

 

「私もいるぞ」

 

「冥林まで!?どうして!?」

 

「刃の方こそなんで呉の屋敷にいるのよ」

 

「此処って、屋敷だったの!?」

 

もしかして、黄蓋さん。

俺の足止めをしていたの。

と、辺りを見たが黄蓋さんがいない。

 

「あれ?黄蓋さんは?」

 

「祭殿は、先ほど酒を買いに行くと出かけていったぞ」

 

あの人、逃げたな。

 

 

「で、どうなの?」

 

「ん、何が?」

 

「呉に来るかどうかだ」

 

あぁ~そういえば前にも言っていたな。

 

「すみませんがその話は、ちょっと……」

 

「あら、そうなの?残念だわ」

 

「まぁ、気が向いたら来てくれ」

 

「あぁ、うん。

 覚えておくよ」

 

「すぐに旅に出るの?」

 

「一刻したら出るよ」

 

一刻もこの場から離れないと危険だと勘がいっている。

 

「そうか、次に行く宛てはあるのか?」

 

「んん~此処から陳留に向かおうと思っています」

 

「それは、確かめるためか?」

 

「まぁ、そうですね」

 

「??二人して何を理解したの?」

 

雪蓮だけ話についていけなかった。

 

「では、また」

 

「ああ、またな」

 

「バイバイ」

 

俺は呉の街を出た。

 

 

あとがき

 

どうも、お久しぶりです。

 

最近忙しくて投稿が遅れてすみません。

 

次回からまた新しい話ですので

 

それでは、また次回

 

 


 
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