真 恋姫無双 魏ルートアフター
8話
一刀「さて、多いな。」
そこにいたのは、雪蓮、思春、祭、愛紗、鈴々、焔耶、恋、秋蘭、琉流、季衣、白蓮、華琳であった。
秋蘭「北郷、なぜ私達のところに帰ってこないのだ?」
一刀「・・・・誰?」
全員「!!!!!!!!!!」
一刀「どうも、その反応をみている限り俺のことを知っているみたいだけど、生憎俺は、記憶がないのでね。」
秋蘭「記憶がないだと。」
一刀「そうだよ。」
琉流「うそ、」
一刀「本当だよ。」
華琳「一刀、忘れたの?貴方は、私の物だってことを!」
一刀「知らんな。それに、人を物扱いしている人が一番大嫌いだ。」
ヒュ
ギ――ン
恋「クッ」
ズザー
雪蓮「なら、貴方を倒したらいいのね。」
恋「おまえ、・・・・倒す。」
思春「・・・・ふん」
祭 「子供をいたぶるのは趣味ではないんだがなあ。」
愛紗「我らの正義のために。」
鈴々「そうなのだ。」
琉流「兄様を取り戻します。」
華琳「本当に、誰のものかってことをわからしてあげる。」
焔耶「こんな奴、私一人でも十分だ。」
白連「おーい、私を忘れるな。」
一刀「まとめて、おいでよ。五胡の王の力見せてあげるよ。」
そう言って武器を構えた。
雪蓮「あなた、正気なの?」
一刀「ん、何が?」
祭 「これだけの武将を相手に勝つことが出来るのか、少なくとも、お主の実力は一般兵と同じではないのか?」
一刀「そう、思っているのなら君たちは現実が見えていないなあ。」
秋蘭「どうゆうことだ?」
一刀「そのままの意味さ。強さの違い見せてあげるよ。」
そう言って戦闘を開始した。
三国の武将たちが攻撃しても、一刀は攻撃せずただかわしているだけであった。
愛紗「貴様、我らを侮辱しているのか?」
一刀「侮辱?してないけど。」
雪蓮「だったら、どうして攻めてこないのよ。」
思春「馬鹿にしているのか。」
一刀「理由は簡単。君たちの実力をあらためて見ていたのだよ。もう、その必要はない。君たちが俺よりも弱いということが分かった。」
全員「!!!!」
愛紗「きさまー。」
一刀「遅いよ。」
ヒュ
ザク
鈴々「愛紗――。」
そう、倒れたのは愛紗の方だった。
雪蓮「ねえ、祭、今の見えた?」
祭 「いや、全く見えなかった。」
秋蘭「どうやら、口だけのやつではないな。」
鈴々「愛紗の敵なのだー」
恋 「・・・殺す。」
琉流「とにかく、兄様をとらえましょう。」
焔耶「いや、そんなことよりも、一層殺した方がいいのでは?」
思春「その方がいいな。しかし、奴は強い。」
華琳「それでも、まだ、こちらは、数は多い。勝てる可能性はある。」
一刀「さて、遊びは終わりだ。」
ヒュ、キ―ン
バキ―ン
ガキ―ン
一刻後
雪蓮「はあ、はあ、はあ、」
恋 「ふ―、ふー、ふー」
華琳「ぜえぃ、ぜえぃ、ぜえぃ。」
一刀「ふう、なかなかしぶといな。」
立っているのは、一刀と雪蓮、恋、華琳の三人だけであった。
雪蓮「本当に化け物なの?」
恋 「・・・・・・・強い」
華琳(おかしい。)
華琳だけは、違うことを考えていた。
華琳(おかし過ぎる。以前の一刀は一般兵よりも少し上の強さだったはず、なのにわずか、3年でここまで強くなれるの?)
一刀「そろそろ、終わりにしよう。俺たち、五胡の勝ちでね。」
そう言って気をため始めた。
ヒュー ド――ン
全員「??!!」
一刀「これは、煙幕?」
雪蓮「今のうちに退却しましょう。」
華琳「そうね。」
恋 「・・・・うん。」
3人は、その場から退却していった。
煙がはれて、
一刀「逃げたか。」
一刀(さて、一度こちらも撤退とするか。)
一刀「伝令、我らも一度、撤退すると皆に伝えてきてくれ。」
伝令「了解」
一刀「さて、この後は話し合いか、それとも戦争か。まあ、考えてもしょうがない。まず、この戦は俺たち五胡の勝利だ。」
そう言って、戻って行った。
あとがき
次回予告
三国は、今後のことを話し合っていた。
五胡は、一刀の話を聞いていた。
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