私の名前は『けいふぁにゃん』。
大好きなご主人様のおひざで、今日もごろごろとひなたぼっこ。
ご主人様のおひざはあったかい。
干したてのお布団みたいな、ぽかぽかお日様のにおい。
わたしはとっても幸せにゃん。
でも。
普段からこうじゃないのも私なの。
いつもはツンツン、そっけなく。
自分からご主人様に、擦り寄ったりはしてないの。
名前を呼ばれても振り向かず。
ご主人様の残念そうな顔をちらりと見るの。
落ち込むご主人様が可愛くて♪
でもね?
相手をしてもらえないと寂しいの。だって私は猫だもの♪
そんなときは、そっとご主人様に擦り寄って、
「にゃん♪」
と一言声を出す。
するとご主人様はその手をのばして、私の頭をなでてくれるの。
「とっても可愛いよ、桂花」
って。そう良いながら、優しく抱っこをしてくれる。
お風呂も一緒に入ってくれるの。
ちょっと恥ずかしいけれど、私の体を隅々まで洗ってくれて、
そのお返しに私は、ご主人様にいっぱいご奉仕するの。
そうすればすごく喜んでくれるから。
夜は一緒に、お寝むをするの。
ご主人様の体温で、お布団はいつでも暖かい。
すりすりと、ご主人様の顔にほお擦りをして、
ご主人様のお口をちゅっちゅとするの。
そうしてから眠ると安心するの。
この人は私のご主人様。
私の大、大、大好きな、この世で一番愛しい人。
そしてそのまま、幸せな夢の中に、今日も私は落ちていくの。
大好きなご主人様の腕に、しっかりとしがみついて。
ご主人様、だーい好き♪
「・・・・・・・・・・・・・なんて夢を見たわけよ///」
「・・・なあ、知ってるか、桂花?」
「・・・あにをよ?」
「夢ってさ、その人の願望が具現化するんだってさ」
「・・・・・・(ぼっ!!)///ば、馬鹿な事を言ってんじゃないわよ!わ、私があんたを、そ、そんな・・・なんてこと、あるわけがないでしょうが!!」
「・・・だいじょうぶ。心配しなくて良いよ」
「なにがよ!?」
「おれは、桂花のこと、愛してるからさ♪」
「・・・・・・・・・・・ほん、と?」
「ああ」
「・・・・・・・・わたしも、その、ちょっとだけ、あ、あんたがその、す、す、す、好き・・・・・かも」
「うん♪知ってる♪」
「///・・・・・・・・・・馬鹿」
「・・・・・・・・・そういう夢をみたにゃん♪」
ごろごろごろ。
のどを鳴らして甘える私。
「そっか、そっか。桂花はほんと、可愛いよな♪」
なでなでなで。
「にゃん♪もっとなでて、ご主人様♪」
今日も今日とてご主人様の、北郷一刀のひざで、甘える私。
私の名前はけいふぁにゃん。
北郷一刀が大好きな、甘えたがりの女の子。
時々ツンなときもあるけれど。
それが私の愛情表現。
ご主人様、大好きにゃん♪これからもいっぱい、けいふぁを可愛がってほしいにゃん♪
にゃあ~ん♪
おわり。
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息抜きのネタ。
妄想駄々漏れ。
さあ、萌えるが良い!
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