真恋姫無双学園物語

６話

体育館

？？「・・・・・弱い。」

春蘭「はぁ、はぁ、」

愛紗「ぜぇ、ぜぇ、」

翆　「・・・・・・」

気を失っていた。

部長「うそ？」

？？「・・・・・来た。」

春愛翆「「「！！！」」」

一刀「こんにちわ。」

及川「カズピー、あいつや。」

一刀「ん？！！恋。」

恋　「・・・・一刀。」

ネネ「やっときたですね。」

そこには、床に倒れている武術部の部員と立っている部長と、恋とネネがいた。

一刀「これは、一体？」

及川「わいが、来たときには試合が始まっていた。」

一刀「試合？」

及川「そうや。そこに立っている恋と武術部の部員全員と。」

一刀「！！！！！」

恋　「・・・・一刀と戦いたいから、皆の相手していた。」

ネネ「そうなのです。お前が来るのが遅いから恋殿が皆の相手をしなくてはならなかったのです。弱いくせに。」

一刀「！！！！」

ネネ「さあ、恋殿と戦うのです。」

一刀「・・・・・」

及川「おい、カズピー？どない、し・・・・」

途中から話さなくなった。

及川（まずい、完全にきれとる。しかも、あの時とは、違う。本気ギレや。）

及川はそう思いながら急いで、武術部の部員を安全な場所に避難させようとした。

及川「おい、動ける人は、すぐに非難するで。動けない人は、動ける人に担いでいってや。」

部長「どうしたの？」

及川「カズピーが本気ギレした。」

部長「？」

及川「カズピーの本気ギレは周りをも巻き込む。巻き込まれないように直ぐに非難するんや。」

部長「わかったわ。皆もそれでいいよね？」

その頃

ネネ「さあ恋殿と戦うのです。」

一刀「恋、一つ聞く、俺と戦うためにだけ、こういうことをしたのか？」

恋　「・・・・・・うん。」

一刀「そうか、なら、もう話すことはない。」

体育館の外

及川「これで、全員か。」

部長「ええ、そうよ。所で及川君、北郷君の本気ギレって？」

及川「カズピーが、怒ることは、まずない。だけど、もし、本気で怒ったら、周りの人まで巻き込んでしまうのや。その結果、殺してしまうくらいに。」

部長「なっ・・・」

体育館の中

ネネ「恋殿、そいつも、所詮弱いですぞ。」

恋　「・・・・・・」

一刀「行くよ。」

ヒュ

恋　「！！」

ドコッ

恋　「カハッ。」

ヒュ　ザクッ

恋　「ガハッ。」

ネネ「な、何が起きているのですか。」

体育館の外

部長「それじゃ、北郷君を止めに行かないと。」

及川「無理だよ。あれでも、北郷流の師範代。止められる人はいない。」

部長「じゃ、どうするの。」

及川「それは、」

祭　「なんじゃ、このありさまは、」

顧問の祭先生が来ていた。

部長「あっ、先生実は、・・・・・・」

祭　「なるほど、で、その北郷は、どうした。」

及川「中で、恋と交戦中のはずや、」

祭　「よし、なら・・・・」

ド――――ン

祭及部長「「「！！！！！！」」」

及川「なんか、不味いことになってきたで。」

祭　「部長は、皆の介護を、及川は、わしとともに来い。」

部長「はい。」

及川「了解や。」

そう言って体育館の中に入っていた。

ネネ（こ、これは、何かの間違いです。恋殿が、恋殿が、）

祭　「ん？！」

及川「これは、」

そこには血を流しながら倒れている恋と、返り血を浴びて、なおかつ平然と恋を見下している北郷の姿があった。

あとがき

次回予告

次の日、昨日のことがあって、誰も彼には、近づかなかった。しかし、わずかに近づいてきた女の子がいた。そして、校長に呼び出される一刀の運命は？

次回を・・待て。

追伸　

凪は、真桜と、沙和に無理やり街に連れ出されていた。