真・恋姫†無双~赤龍伝~第46話「初めての……」
赤斗たちが呉に帰還してから十日後………。
赤斗は熱も下がって、すっかり元気になっていた。
今は蓮華たちと一緒に、豪族たちの反乱を無事に収めた雪蓮たちが、建業に帰還するのを待っていた。
赤斗「雪蓮たちは、まだ帰ってこないのかな~~」
藍里「豪族の反乱を収めて、建業に帰還するとの報告がありましたから、今日明日中にも帰って来られますよ」
小蓮「赤斗ー! 私が近くにいるのに、さっきから雪蓮お姉ちゃんの事ばっかり!」
赤斗「だって、みんなに会うのはひさしぶりだから仕方ないよ♪ でも、雪蓮の事ばかりじゃないよ。祭さんや冥琳、穏、明命、亞莎の事だって」
小蓮「ぶーー。そーおー」
赤斗「そうだって、シャオも機嫌なおしてよ」
小蓮「赤斗がそこまで言うなら分かったわ♪ シャオと一緒に遊びに行ってくれるなら許してあげる♪」
兵士「失礼しますっ! 孫策様の率いる部隊を城壁より確認致しました。間もなくお戻りになると思われます!!」
藍里「分かりました。ご苦労さまです」
兵士「はっ」
藍里「どうやらお戻りになったみたいですね。皆さまを出迎えに行きましょうか?」
赤斗「そうだね。早く行こう♪ シャオ遊びに行くのは、また今度ね」
小蓮「ちぇ~、雪蓮お姉ちゃんが帰ってきたなら仕方ないか。でも、約束忘れないでよね」
赤斗「ああ、分かったよ」
雪蓮たちを出迎える為、赤斗、小蓮、藍里は城門へと向かった。
兵士「孫策様のお戻りです!」
赤斗「間に合ったようだね」
赤斗たちが外に出ると、ちょうど雪蓮たちが戻ってきたところだった。
藍里「まずいですね……」
赤斗「何が?」
藍里「えっと、それは……。 あっ、冥琳さまっ!!」
藍里が冥琳を見つけて叫んだ。
冥琳「藍里か、出迎え済まないな。……っ!! 風見っ!!」
藍里のもとにやってきた冥琳は、赤斗の姿を見て驚いた。
赤斗「ただいま冥琳。ひさしぶり♪」
冥琳「そうか。戻ってきたのだな」
赤斗「うん。心配かけたね♪」
冥琳「うむ」
藍里「冥琳様。雪蓮様はもしかして……」
冥琳「ああ、帰ってくる途中で山賊に出くわした。その山賊を殲滅して、今は興奮が最高潮に達している」
赤斗「興奮?」
小蓮「何のこと?」
藍里「小蓮様! 雪蓮様はお疲れのようです。お会いになるのは、もう少しあとにしましょう!」
小蓮「えっ? ちょっと藍里!?」
藍里はそう言って、小蓮を半ば無理やりに城の中に連れて行ってしまった。
赤斗「どうしたんだ、藍里?」
冥琳「まだ小蓮様には早いからな」
赤斗「うん。何か言った?」
冥琳「いや、何でもない」
赤斗「それよりも雪蓮は、怪我でもしたのか?」
冥琳「違う。怪我など一切していない。もっと厄介なものだ。……あの子は興奮状態に陥ると、文台様と一緒で手が付けられなくなるんだ。まあ、文台様は自分の意思で抑えこめるのだがな」
赤斗「それって、やばいの?」
冥琳「……一旦ああなってしまうと、しばらくはあの状態が続くのだ」
赤斗「……続くとどうなる?」
冥琳「それは……実際に見た方が早いかもしれん」
赤斗「…………」
その時、赤斗と冥琳のもとに、馬を下りた雪蓮が無言のままやってきた。
雪蓮「……………………」
赤斗「雪蓮…………」
雪蓮が身に纏った空気に、赤斗はそれ以上の言葉が出なかった。
まるで、メラメラと身体から燃え上がる炎が見えるかのようだった。ピリピリと痺れるような熱さを、雪蓮から感じる。
しかし、赤斗を鋭く射るような瞳はとても静かで……とても冷たかった。
ひさしぶりに出会った雪蓮からは、いつもの人懐っこい笑顔がなかった。
赤斗「………雪蓮」
雪蓮「来ないで! 私に近づかないで……お願い」
それだけ言うと、雪蓮は足音を立てずに、私室へと消えていった。
赤斗「雪蓮」
冥琳「風見、雪蓮を追ってはならん。生半可な覚悟では身を滅ぼすぞ」
赤斗「…………そんなの関係ないよ。ひさしぶりに会った雪蓮が苦しんでいるんだ。放っておけないよ!」
冥琳「おい、風見! 待て、最後まで人の話を聞かんか!」
赤斗は冥琳の言葉を無視して、雪蓮のあとを追っていった。
雪蓮の私室から禍々しい感覚が発せられ、その周辺の空気だけが緊張している事に赤斗は気がつく。、
赤斗はノックもしないで、雪蓮の私室に入った。
雪蓮「誰?」
背を向けたまま雪蓮は尋ねる。
赤斗「僕だよ」
雪蓮「……さっき言ったでしょ。近づかないでって」
赤斗「嫌だね。苦しんでいる雪蓮を見て、放っておけない」
雪蓮「だめよ。今のわたしは血に飢えた虎狼。それ以上、近づけば食い殺してしまう」
赤斗「…………それでも、放ってはおけない」
雪蓮「………………」
雪蓮がゆっくりと赤斗の方に振り返る。
その雪蓮の瞳はとても力強く鋭いけど、いつもと違ってとても暗い闇を感じさせた。
赤斗「ひさしぶりだね。……雪蓮」
雪蓮「なんで、来たの? 来ちゃダメって…」
雪蓮が言い終えるよりも先に、赤斗は雪蓮の身体を抱きしめる。
雪蓮「赤……斗…っ!」
抱きしめた雪蓮の身体は燃えるように熱かったが、赤斗はそのまま雪蓮の身体を抱きしめた。
雪蓮「……赤斗」
ガブ
赤斗「つっ!?」
赤斗に抱きしめられていた雪蓮が、赤斗の首筋に噛みついていた。
そして、首筋の傷から滲んだ血を、乾き飢えた獣のように舐め始めた。
雪蓮「……れろっ……ん、ちゅっ……ぺろぺろ……」
戦によって滾る血が、更なる血を欲していた。
それが孫家の強さであり、血に拘る理由なのかもしれないと赤斗は思った。
その後、赤斗は雪蓮が落ち着くまで優しく抱きしめ続けた…………。
抱きしめていた雪蓮の身体から、徐々に熱が引いていく事に赤斗は気がつく。
うっとりと目を細めながら、雪蓮の顔に生気が戻ってきた。
赤斗「大丈夫、もう落ち着いた?」
雪蓮「(コクン)」
赤斗「よかった……」
雪蓮「ごめんね。ひさしぶりにあったのに……そんなつもりじゃなかったのに……、近づいてきた赤斗が悪いのよ」
赤斗「……ごめん」
雪蓮「謝るのは私。痛くない……って痛いよね。……だめ……何、言ってるのかしら」
自分がつけてしまった赤斗の傷を雪蓮は気遣っている。
雪蓮「いつもいつも……冥琳に迷惑かけちゃってるのに……赤斗にまで……こんな……。もう、嫌だよ」
赤斗「雪蓮?」
雪蓮「なんで……なんで、こんな体質なのよ……。もう、最悪…………。いいえ、最悪なのは私ね……」
赤斗「雪蓮が自己嫌悪になることないよ。……雪蓮は疲れているんだよ」
優しく赤斗は雪蓮に言う。
雪蓮「嫌いにならない?」
赤斗「ならないよ」
雪蓮「雪蓮のこと見捨てない?」
赤斗「見捨てるわけない」
雪蓮「ずっと抱きしめてくれる?」
赤斗「喜んで♪」
雪蓮「雪蓮のこと愛してる?」
赤斗「うん」
雪蓮「嬉しい……もうちょっと抱っこ抱っこして」
赤斗「はいはい♪」
そう言って赤斗は子供のような雪蓮を再び優しく抱きしめた。
雪蓮「ありがと…………赤斗。もう大丈夫だから」
赤斗「そう……」
雪蓮「本当にありがとうね……せ…きと…」
赤斗「雪蓮?」
雪蓮「………すぅ…すぅ……」
赤斗に抱きしめられたまま、雪蓮は眠ってしまった。
赤斗「おやすみ……雪蓮」
赤斗は眠ってしまった雪蓮を寝台へ寝かすと、雪蓮の頭を優しく撫でるのであった。
夕方、雪蓮が目を覚ますと寝台の横で、椅子に座って眠っている赤斗を見つけた。
雪蓮「……赤斗?」
赤斗「う…んん、雪蓮……起きた?」
赤斗も目を覚ました。
雪蓮「起こしちゃった?」
赤斗「いや、大丈夫。……どうやら僕も眠ってしまったみたいだね」
雪蓮「おはよう赤斗♪」
そう言う雪蓮の瞳には、もう暗い闇を感じさせなかった。
赤斗「おはよう♪ ……良かった」
雪蓮「何が?」
赤斗「いつもの雪蓮に戻っていて……。もし、雪蓮があのままだったら、どうしようって本気で思ったから」
雪蓮「ごめん。本当に心配かけたみたいね。これもきっと母様のせいね」
赤斗「火蓮さんの?」
雪蓮「……私、母様に小さい頃から戦場に連れ出されていた影響で、激しい戦いに遭遇すると、さっきみたいに身体が火照って止まらなくなるの」
赤斗「…………」
雪蓮「内側から熱量が溢れてどうしようも無くなる。とてつもない熱量に、頭が侵され、蕩けていく感じ。その後、猛烈に襲う悪寒。きっと一番近いのが、食欲。……似て非なるもの、だけどね」
赤斗「もしかして、あの時の人質事件の時も……」
赤斗は以前、街で起こった黄巾党による人質事件を思い出す。
雪蓮「うん。あの時もそうだった……」
赤斗「……そうだったんだ」
雪蓮「まったく、困った母様よね。普通、戦場に子供の私や冥琳を連れて行く?」
赤斗「………普通じゃ考えられないね。……けど、火蓮さんならやりそうだ」
赤斗は火蓮が子供の雪蓮や冥琳たちを連れて、戦場を駆けている姿を容易に想像できた。
雪蓮「赤斗」
赤斗「ん?」
雪蓮「……ごめんね。これ……」
そう言って雪蓮は、赤斗に近づいて首筋の傷をなぞる。
赤斗「これぐらい平気だよ。それよりも雪蓮。…………遅くなっちゃったけど、ただいま。……会いたかったよ」
雪蓮「うん。……おかえりなさい♪ 私も会いたかったわ」
再び、赤斗は雪蓮を優しく抱きしめた。
雪蓮「……ところで、赤斗。曹操たちのところでは、大丈夫だったんでしょうね?」
赤斗「大丈夫って? 何が?」
雪蓮「決まってるでしょ! あっちの娘たちに、手を出していないでしょうね!」
赤斗「そ、そんな事はしてないよ!」
雪蓮「本当でしょうね? 随分と曹操に気に入られていたみたいだったけど」
赤斗「何で曹操が、僕を気に入っているなんて分かるのさ?」
雪蓮「曹操からの手紙を見て、ピーンと来たんだから」
赤斗「ようするに、雪蓮の勘か」
雪蓮「そう勘♪ 私の勘が当たるのは、赤斗も知ってるでしょ♪」
赤斗「ははは……、安心してよ。本当にそんな事はなかったから」
雪蓮「ふふ……なら、信じてあげましょう♪ そんな事より、赤斗が無事に帰ってきてくれた方が嬉しいしね♪ ……ちゅっ」
そう言って雪蓮は、自然に唇を重ねた。
赤斗「ななななにを!?」
赤斗は激しく動揺する。
雪蓮「もしかして、私とじゃ嫌だった?」
赤斗「そんな事ないよ。……ただ突然だったから、びっくりしただけ」
雪蓮「本当?」
赤斗「本当だよ。その……嬉しかったし……」
雪蓮「ふふっ……ありがとう。……ちゅっ」
そう言って二人は、再び唇を重ねるのであった。
赤斗「……そうだ!」
雪蓮「なあに? どうしたの?」
赤斗「火蓮さんが雪蓮たちが帰ってきたら、宴会を開くって言ってたんだ。忘れてた!」
雪蓮「もしかして、もう始まってる?」
赤斗「まさか。雪蓮がいないのに始めるとは……」
雪蓮「……母様なら、自分一人でも宴会を始めるわよ」
赤斗「確かに……そうかもしれない……」
雪蓮「早く行きましょう。このままじゃ母様や祭に、私のお酒まで飲まれちゃうわ♪」
赤斗「応っ!」
二人は一緒に雪蓮の私室を出て、宴会が開かれている玉座の間へと向かっていった。
つづく
~あとがき~
呂です。読んでくださって、ありがとうございます。
真・恋姫†無双~赤龍伝~に出てくるオリジナルキャラクターの紹介
オリジナルキャラクター①『風見赤斗』
姓 :風見(かざみ)
名 :赤斗(せきと)
字 :なし
真名:なし
武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。
本編主人公の少年。
身長168㌢。体重58㌔。年齢17歳。黒髪黒眼。
放課後に道場で古武術の達人である先生に稽古をつけてもらうのが日課だったが、ある日道場で黒尽くめの男に襲撃される。
その際、赤い光に包まれて恋姫の世界に飛ばされる。
死にかけていた所を、火蓮によって保護され“江東の赤龍”という異名を付けられる。
古武術 無双無限流を学んでおり、その奥義を使えば恋姫の世界の武将とも闘えることができる。
無双無限流には、『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。
奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがある。
奥義の同時発動は可能だが、奥義単体の発動以上に身体に負担がかかる。
好きなもの:肉まん
能力値:統率3・武力4・知力4・政治2・魅力4
オリジナルキャラクター②『孫堅』
姓 :孫
名 :堅
字 :文台
真名:火蓮(かれん)
武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。
孫策(雪蓮)たちの母親。
身長173㌢。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。
血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう。
孫尚香(小蓮)には非常に甘い。周りの人間が呆れるほどに甘い。
この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。
好きなもの:娘たち(特に小蓮♪)と酒
能力値:統率5・武力5・知力3・政治4・魅力5
オリジナルキャラクター③『諸葛瑾』
姓 :諸葛
名 :瑾
字 :子瑜
真名:藍里(あいり)
武器:風切羽(かざきりばね)……火蓮から受け取った護身用の短刀。諸葛瑾(藍里)の実力が低いので、あまり役に立っていない。
諸葛亮(朱里)の姉。
諸葛亮(朱里)とは違い、長身で胸も大きい女性。髪は金髪でポニーテール。
温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。赤斗の世話役として補佐につく。
一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。
政治、軍事、外交と様々な仕事をこなすが、諸葛亮(朱里)には僅かに及ばない。
能力値:統率3・武力1・知力4・政治4・魅力4
オリジナルキャラクター④『太史慈』
姓 :太史
名 :慈
字 :子義
真名:嶺上(りんしゃん)
武器:雷電(らいでん)……二本の小型の戟。
非常に勇猛かつ、約束に律儀な武将。銀髪レゲエの女性。
孫策(雪蓮)と一騎打ちして引き分けたことがある。
それ以来、孫策の喧嘩友達になっており、よく喧嘩をしている。
孫尚香(小蓮)や諸葛瑾(藍里)と仲が良く、孫尚香(小蓮)の護衛役をしている事が多い。
弓の名手でもあり、その腕は百発百中。
能力値:統率4・武力4・知力3・政治2・魅力3
オリジナルキャラクター⑤『司馬懿』
姓 :司馬
名 :懿
字 :仲達
真名:不明
武器:不明
黒尽くめの衣装を身に纏った、曹操軍の軍師。
曹操軍に属しているが、曹操からの信頼はないといっても良い。
色々と裏で暗躍しており、虎牢関では張遼を捕え、術により自分の傀儡にしている。
今は、魏から姿を消している。
能力値:統率5・武力?・知力5・政治5・魅力?
オリジナルキャラクター⑥『玄武(げんぶ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:魏軍正式採用剣……魏軍に配備されている剣。
司馬懿の部下。
普段は何の変哲もない魏軍の鎧を身に纏い、普通の兵士にしか見えない。
しかし、眼の奥からは異質な気を醸し出している。
鎧の下には黒の衣を纏っており、素顔は司馬懿に似ている。
虎牢関では、鴉と一緒に張遼を捕えた。
能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力2
オリジナルキャラクター⑦『鴉(からす)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:爆閃(ばくせん)……司馬懿から受け取った回転式拳銃。
司馬懿の部下。
性格は軽く、いつも人を馬鹿にしているような態度をとる。
司馬懿と同じ黒い衣装だが、こちらの方がもっと動きやすい軽装な格好をしている。
寿春城では、孫堅(火蓮)を暗殺しようとした。
能力値:統率2・武力4・知力2・政治1・魅力3
オリジナルキャラクター⑧『氷雨(ひさめ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:氷影(ひえい)……氷のように透き通った刃を持つ槍。
司馬懿の部下。
青い忍者服を着た長い白髪の女。
背中には“氷影”を携えている。戦闘時には全身からは氷のように冷たい殺気が滲み出す。
洛陽で董卓(月)と賈駆(詠)を暗殺しようとした所を、赤斗と甘寧(思春)に妨害される。
官渡の戦いでは、呂布の部下を連れ去り、それを止めようとした陳宮を殺害する。
能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力3
オリジナルキャラクター⑨『宮本虎徹』
姓 :宮本(みやもと)
名 :虎徹(こてつ)
字 :なし
真名:なし
武器:虎徹……江戸時代の刀工が作った刀。
赤斗の古武術の師匠。
年齢は50歳。実年齢よりも、肉体年齢は若い。
赤斗と一緒に、恋姫の世界に飛ばされたと思われる。
最初は河北に居て、それからは用心棒をしながら、色々と辺りを転々としている。
赤斗曰く、『無双無限流の妙技を見せてやるっ!』が口癖で、その実力は呂布(恋)以上。
能力値:統率?・武力6・知力5・政治?・魅力?
※能力値は「5」が最高だが、呂布の武力と劉備の魅力は「6」で規格外。
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雪蓮(孫家)の血が騒ぎます。
この作品は、基本的に呉√にそっては行きますが、他√に
脱線することもあります。また、主人公も含めてオリジナルキャラクターが出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長い目で見てくださると助かります。