真恋姫無双魏ルートアフター
4話
戦場
三国側
華琳「もうすぐ始まるのね。」
雪蓮「ええ、そうね。我らに戦いを仕掛けたこと後悔させてやる。」
桃香「平和を守るために。」
桂花「華琳様、もうすぐ、斥候が帰ってくるころでしょう。」
冥林「ふむ、それを元に作戦を決めましょうか。」
朱里「いくら、相手が蛮族だからと言って。」
雛里「策もなしに戦うのは危険です。」
風 「グウ――。」
稟 「寝るな――。」
風 「おお。失礼しました。風は、何か嫌な予感がするのです。」
華琳「嫌な予感?」
そこに
斥候「失礼します。」
雛里「どうしたんですか?」
斥候「敵の旗がわかりました。」
朱里「どんな旗がありました?」
斥候「三つの劉旗に、阿、於、そして、・・・」
風 「そして?」
斥候「十文字の旗です。」
全員「「「「「「「!!!!!!!!!!!」」」」」」」
斥候からその話を聞いた時、全員は驚愕した。
五胡側
一刀「さて、まずは、舌戦かな。」
奏 「ずいぶんと楽しそうだな。」
桜 「その舌戦大丈夫なの?」
一刀「無論だ。」
沙希「そろそろだな。」
美咲「こっちはいつでもいけるよ。」
燈 「こっちもね。」
一刀「では、行ってくる。」
仮面をつけて戦場に行った。
戦場
今いるのは、三国の王と五胡の王だけであった。
仮面の王「さて、我らの提案を受け入れなかったことを後悔しなよ。」
華琳「あら、後悔するのはそっちかしらね。」
雪蓮「二度とさかられないようにしてあげるわ。」
桃香「何たってこっちには天の加護があるからね。」
仮面の王「天の加護ね。」
少しの沈黙
仮面の王「フフフ、ハハハハハハ。」
桃香「何が、おかしいですか。」
仮面の王「いや、おかしいも何も天の加護は、五胡にあるのだよ。」
華琳「なんですって。」
仮面の王「その証拠見せてあげるよ。」
雪蓮「証拠?」
そういって仮面をとった。
桃華雪「「「!!!」」」
一刀「さて、新たに自己紹介をしよう。俺は、北郷一刀。五胡束ねる王なり。そして、かつて魏で天のみ遣いと呼ばれたものだ。」
華琳「一刀、なの」
雪蓮「う、そ。」
桃香「嘘でしょう。」
一刀「嘘じゃないよ。」
華琳「どうして、」
一刀「さて、この戦は、勝たせてもらうよ。」
そういって話し始めた。
一刀「我が強き兵たちよ、これ以上野蛮な三国を見逃すわけにはいかない。我らは、長い年月をかけ漢との争いを続けてきた。しかし、我らはその戦いに終止符を打とうと思い三国に不可侵条約を持ちかけたが、三国はこれを拒否した。それどころか、我らを滅ぼそうとしている。これを許していいのか、強き兵よ、我らには譲れぬものがある。それらを守るために戦うのだ。天の加護は、我らにあり。全軍攻撃を開始せよ。」
五胡の兵「ワ――――。」
そう言って五胡の侵攻が始まった。
華琳「はっ、何をしているこちらも戦闘開始よ。」
急いで言ったが士気は圧倒的に低い。
そして、三国と五胡の戦いが始まった。
あとがき
次回予告
二人の王と三国の武将の戦いが始まる。
どちらも譲れぬものがある。勝利はどちらの手に?
次回に続く。
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三国と五胡の舌戦