No.206674

真 恋姫無双魏ルートアフター

地龍さん

一刀の決意

2011-03-17 00:00:31 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:6201   閲覧ユーザー数:5188

1話

 

成都

 

華琳「それは一体どういうことなの?」

 

于吉「彼は、すでにこの世界に帰ってきています。」

 

春蘭「なら、なんでここにこないのだ?」

 

于吉「帰ってきたのがつい先ほどのですよ。」

 

凛 「ならば、こちらから迎えに行けば。」

 

于吉「貴方達のこれからのやり方によって運命は変わります。そのことだけ覚えといてください。」

 

卑弥呼「于吉よ、そろそろ帰るぞ。」

 

于吉「では、私達はこれにて。」

 

㹦蝉「むん」

 

五胡

 

一刀「う、うーん?ここは、」

 

??「気がついた?」

 

一刀「貴方は?」

 

王莽「私は王莽。匈奴の王よ」

 

一刀「俺は、」

 

王莽「知っている。北郷一刀でしょ。」

 

一刀「?!!!」

 

王莽「だってあなた有名やから。魏に降りた天のみ遣いとしてね。」

 

一刀「天の御遣い?魏に降りた?」

 

王莽「ええ、そうよ。」

 

一刀「???」

 

王莽「もしかして記憶ないの?」

 

一刀「うん。」

 

王莽「あっ、ちょっと皆と話してくるね。貴方のこれからのことについて。」

場所は王座

於仇賁「さて、奴が目を覚ましたみたいだな。」

阿貴「彼をどうするか。」

 

劉淵「見せしめのために殺すか?」

 

劉裕「いや、ここは、利用したほうがいいな。」

 

於仇賁「まあ、桜が戻ってきてからだな。」

 

バアーン

桜 「遅くなったわね。」

 

阿貴「別にかまわない。」

 

劉淵「で、彼の容体は?」

 

桜 「至って健康だけど、記憶がないみたい。」

 

桜以外の王「「「「・・・・・何――。」

 

劉淵「よし、殺すか。」

 

劉裕「どうしてそうなる?」

 

桜 「殺すのは不可能だよ。」

 

於仇賁「それは、どういう意味だい。」

 

桜 「だって彼、隙がないのよ。下手すればこっちが殺されるよ。」

 

阿貴「そんなに強いのか?」

 

桜 「本当の強さはわからないけど、少なくともここにいる私達よりかは上だと思うの。」

 

その頃

劉雷「ここが、彼のいる部屋なのね。」

 

一刀(うん?部屋の前に誰かいるな。)

 

劉雷「よし、」

扉に手をかけようとした時

 

一刀「どうぞ。」

 

劉雷「!」

 

劉雷(何でわかったの)

 

そう考えながら劉雷なかに入っていた。

 

劉雷「・・・・」

 

一刀「えっとあなたは?」

 

劉雷「あっ、私は劉雷、真名は楓。」

 

一刀「えっと真名って?」

 

楓 「えっ。」

真名の意味説明中

 

一刀「そう、とても重いものだな。」

 

楓 「うん。」

少し頬が赤くなり始めた。

 

一刀「えっとどうしたの?顔赤いけど?」

 

楓 「えっ、な、なんでもないよ。」

 

一刀「そう、なんか可愛いね。」

 

ボン

楓 「か、可愛い?」

 

一刀「うん、可愛い。」

 

楓(か、可愛いか。)

 

楓は顔を真っ赤にしていた。一刀は、そんな楓を見て

 

一刀(何だろう。この気持ちは?)

 

と、思っていた。

 

 

しばらくそんな時が続くかと思われたが、

一刀「そういや、俺の処遇は、どうなるのかな。」

 

楓 「えっ。」

 

一刀「いや、王莽さんが・・・・」

 

一刀は先ほどの出来事を話していた。

 

楓 「そう、そんなことがあったの。今のままやと明らかに殺されるわね。私達は、漢王朝に虐げられてきたからね。そして今は、三国によってね。」

 

一刀「そうか。」

 

楓 「あっ、ご、ごめんなさい。」

 

一刀「気にすることはない。三国がそうしてきたのも。とはいっても、両方が新たなる道を示す必要があるな。」

 

楓 「新たなる道?」

 

一刀「一つ聞いていいか。五胡の王って何で決めているの?」

 

楓 「何って、実力よ。」

 

一刀「よし、楓ちゃん、俺をその王たちの元に連れて行ってくれぬか。」

 

楓 「何をするの?」

 

一刀「実力で勝ち、五胡を束ねる王となる。そして、新たなる道を切り開く。そのためには、どうしても三国に勝たなければならない。話し合いで済むなら、それでもいいかもしれない。無駄な戦いはあまりしたくない。でも、このまま続いたら、どちらもおびえて暮らさなければならない。それだけは避けたいからね。このような時代は、俺達の代で終わらさなければならない。」

一刀の決意に楓は

 

楓 (この人は、何でこんなことがいえるのだろう。ああ、そうか優しいんだね。一緒にいたい。一緒にいてこの人を支えたい。)

 

楓 「わかった。付いてきて。王座に案内するよ。」

 

あとがき

次回予告

王座では、まだ話し中やった。楓達の乱入に驚き、さらに一刀の提案に賛成していく。戦いに勝つことが出来るのか?

 

次回を待て。

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
31
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択