「~~~!!!~!!!!」
「一刀!どうしたのよ!一刀!」
一刀の様子がおかしい。
声は出せないけど、叫んでいる。
居座ったまま悲鳴をあげているわ。
誰かと呼んでくるとしてもここだと遠すぎる……!
どうすれば……
「!!~~!!」
「一刀……っ!!」
一刀に手を伸ばしたら、一刀はその腕を強く引っ張って私は一刀の前に倒れた。
掴んでいる一刀の手の爪が腕に食い込んで痛い……
いったいどれだけ痛がって……!
「っっ!」
これ以上ここに居るわけには行かない。早くなんとかしないと一刀が……!
「予想より早いですね……」
「!誰?!」
「……」
突然現れた人は私を無視して一刀の横に座った。
顔を隠していて、誰なのか分からない。
「………」
「~~!!~~~!!!」
「通らねばならない道ですが…あまりにも酷い道です……少し手を出したところで罰が当たるとしたら……それもまた仕方のないことでしょう」
そんな理解できない事を言った彼は、手を伸ばして一刀の額に手を付けた。
「我が身よ。大切なものを守る盾となれ。その魂よ、悲しみ受けし器となれ」
カリ、カリッ…カガガガーっ!
音がする。枯れてゆく音。
額に付けた彼の腕が枯れて行く。
「!あなた、何を…!」
「……!……………」
「一刀?」
「………すーっ」
「これが限界ですね…」
スッ
彼が手を話した時、一刀は寝息を立てながら眠っていて、さっきよりずっと楽になっている表情だった。
「……まったく、僕も忙しいというのに…身体が二つは欲しいところです…」
「あなた……まさか」
「やっとお気づきになられたのですか?」
顔を隠していたマントを頭巾を外したら、そこには紗江、いや、紗江の姿をしているもう一人の紗江がいた。
「あなた……今までどこで何を……!」
「……あぁぁくぅっ!」
突然、紗江は齒を食いしばった。
「こんの……ぉ!」
紗江が身体にかぶっていたマントまで外したら、一刀に付けていた腕のところがどんどん枯れていく。
「どこまで蝕むつもりですか……」
「何よ、これ……一体あなた何をしたのよ」
「見たではありませんか。一刀の痛みを吸い取ったのですよ。<<ガガガがっ>>ああ、ダメダメ、心臓は、心臓は駄目です!洒落になりませんから。そこまではだめーー!」
どんどん枯れて行く紗江之身体は、肩を越えて、胸部の一部まで蝕んでから、やっと進行を止めた。
「……はぁ…ここで死んだら本当に元も子もありませんわ……」
ため息をつきながら紗江は立ち上がった。
「あなた、それ大丈夫なの?というはどうして……
「大丈夫…ではないようです。……動きませんね。これ」
「なんてことを……!」
「仕方ありません…外史の終わりの前に一刀が痛みで死んでしまったら本当にお終いですから……」
外史の、終わり……?
「どういうこと…終わりって、まさかそれが一刀が今痛がっていたのと何か関係が……」
「華琳さま、あなたは今なにをしようとしていますか?」
私の質問に答えず、紗江は逆に私に聞いた。
やはり、この紗江は少し気に入らないわ。
「あなたは、一刀ちゃんの幸せを守ってくださると、一刀ちゃんのために覇道を捨てると僕の前で仰っていました。あなたは…その約束を守ってもらわなければなりません」
「それがこの状況と何の関係があるのよ」
「……役割分けです」
「…?」
「……では、僕はまだ片付けなければならないことが残っています。後は、任せました」
そこまで言った紗江は、私の腕の中で眠っている一刀を見下ろしながら呟いた。
「ごめんなさい、一刀ちゃん。あともうちょっとだけですから……」
「………すぅー……」
安らかに眠っている一刀の顔を見てから、紗江は身を起こした。
「もう、痛がることはないでしょう。だけどだからと言って身体の異変が消えるわけではありません。僕にできるのはただ痛みを鎮めることだけですから」
「どういうこと…あなたは一刀が痛がっていた原因がわかるの?」
「…あなたが覇道を捨てたからです」
!!
何よ………それ……
冗談じゃないわよ。
誰のためにそんなことをしたのだと…!
「あなたが覇道を捨てたのは一刀ちゃんのためではないはずです」
「何ですって…!」
「全ての状況、戦況、国内不安さと疲弊、敵国との不安の外交状態、そんな状況らの中で一刀ちゃんのお願いなど、理由一つになるにも足りない部分です」
「勝手にほざいてるんじゃないわよ!」
私は『絶』を握った。これ以上の暴言は私へのでなく一刀へのモノ…
「あなたが…あなたがどっちかを選べと言ったんじゃないの!覇道か一刀か!だから私は選んだわ。どんな状況でも、どれほど危険でも大変でも一度たりとも震えたこともなかった私の覇王の道を揺らしたのは、あなたとあの子よ!なのに、今更私が覇道を選んだせいで一刀が苦しんでいるというの?!」
「……あなたは一刀ちゃんを選んだ…一刀ちゃんを守るために覇道を捨てた。……故に、一刀ちゃんは亡くなります。あなたが元歩むべき道を、一刀ちゃんのせいで変えてしまったのですから」
「何を……私が覇道を選ぶのが正解だったというの?」
「そうは言っていません。これは……天の御使い運命ともの…華琳さまが何を選ぼうと、その運命を変えることはできないのです」
「そんな…………」
全てこの子のためだった…
一刀が幸せに居られるのなら、私の覇道を、夢を捨てたって良いと思った。
いや、そうじゃない。もはや一刀の夢が私の夢だった。
あの子が幸せになるだけで、私も幸せになれる。
なのに、その夢が叶ったら………
「一刀が……死ぬ?」
「はい。あなたが覇道を選ぼうと、大陸の平和を選ぼうと、一刀ちゃんは死にます。それが天の定めです」
「………<<パクパク>>」
驚いて言葉も出なかった。
そんなの……そんなの酷いでしょう?ひどすぎる……
「………不幸な子よ」
「はい」
「…親と一緒に幸せに生きる年の子供だったわ」
「分かっています」
「やっと幸せを覚えてきていたわ」
「はい」
「もう少し……もう少し幸せになってもいいはすよ」
「その通りです」
「じゃあ…!」
「僕がなんとかできることではありません」
「……!」
「僕には……彼の側で出来ることが何もありません」
紗江は、……泣いていた。
悔しさに、悲しさに涙を流していた。
本当に……何も方法が……
「だから、一刀ちゃんを華琳さまに託します」
「私に……私が何をすればいいの?」
「あの子の最後を見守ってあげてください」
「……!」
「それが、僕があなたへの最後のお願いです」
………ふざけ……ないでよ………
自分は逃げて、私だけ一人で受け止めなさいというの?
一刀の悲しみを、苦しみを…私一人で慰めてあげなさいと……?
「あなたは一刀ちゃんを選びました。それができないとは仰らないでしょう」
「っ!!」
「…………『最後の時』にまた会いましょう」
シューーーーー
「!」
砂風が起きて目を閉じた。
目を開けた時は、紗江はもうそこには居なかった。
眠った一刀を馬に乗せて城に戻って直ぐに、医者を呼んだ。
城に残っていた春蘭、霞、風と稟、街で会った真桜と沙和がどうしたことかと私に問ったけど、私はそんな言葉に返事が出来るほどの力が残ってなかった。
一刀が死ぬ……
私がどんな道を選ぼうと……覇道でも仁の道でも…結局一刀は死ぬ。
何それ。おかしいでしょ?
何故……
いい人なら報われるとかそういう綺麗なことを言うつもりはない。
そんな話は私が一番嫌いな話だった。
だけど…!!
今回ばかりは、天を憎悪する。
「………っ」
無意識に両腕を組もうとしたら一刀の爪が食い込んで出来た傷に触ってしまった。
一刀のことで頭いっぱいで傷ができていることさえ忘れていた。
痛い。
一刀の痛みは……こんなものではなかった。
「!!!」
苛立ちに傷に更に自分の爪を食い込ませる。
「っっ!!!」
なんのために!!
一体何のためにここまで……!
「ぁあああああああ!!!!」
がシャーッ
ガシャーッ!
「!この音は‥!」
「何や?!」
華琳が部屋で暴れる音は、一刀の部屋で集まっている皆の耳にも入ってきた。
「華琳さま……」
「華琳さまも辛いんだろうな。最近なって一刀ちゃんずっと調子悪かったし。ウチらのところにもあまり来へんし、大体部屋に居るようやったし」
「そうなのですか?良く街をふらふら歩いていたように覚えていますが…」
「普段なら警邏しとるウチらの倍は回っとるんや。あっちこっち行って挨拶したり問題あったらウチらに教えてくれたり……でも最近はそういうのもあんまあらへんかったわ」
「街歩いててもただ歩いてるだけで心ここにあらずって感じだったの」
「確かに最近の一刀君はちょっとおかしかったですね……もう少し早く気が付いていたなら……」
「かずっち……」
「……すぅー…すぅー」
医者曰く、もう大分前から身体に異常があったはずだと言っていた。
疲れも溜まっていて、普段の人なら当然休むべきだし、休まなければ身体をこれ以上壊すことになると言った。
なのに一刀はずっと大丈夫なフリをしていた。
街を出歩いたり、霞と春蘭の鍛錬を見ていたりしていた。
それでも一刀がおかしいことに気づいたものが居なかった。
一刀が倒れてからやっとその異常さに気がつく。
気づいた時にはもう遅かった。最も、先に気づいたところで彼女らに出来ることなんてなかった。
彼女がやっていること一つ一つが、一刀の身体を蝕んでいるのだったから。
「春蘭ちゃん、華琳さまのところに行かなくても宜しいのですか?」
「うん?あ、あぁ…そうだな……行く」
「私が行きましょう。春蘭はここで一刀殿を見ていてください」
「良いのか?」
「どうせ、私はここで見ていても気が重くなるだけです」
そう言って、稟は一刀の部屋を出て華琳さまのところへ向かった。
「一刀ちゃん…」
沙和が眠っている一刀の頭に手を乗せたら、少し熱っぽい。
「‥沙和、ちょっと冷たい水汲んでくるの」
「ああ、ウチも行く」
そうやって沙和も真桜も出て行った。
「おやおや、皆大忙しだな。こりゃ俺たちもこうしちゃいられないんじゃねーのか?」
「むむ…そうは言いますけどね…こんな時風は何をすれば良いのでしょうか……水は沙和ちゃんたちが行きましたし。一刀君の寝心地がいいように、添い寝でもしてあげましょうか」
「って、おい!何自然に北郷の布団に潜り込もうとしてるんだお前は!」
「ぐぅー」
「起きんかい!」
「おおっ!」
春蘭と霞のWツッコミを食らっては、風もそれ以上ふざけては(割と本気)いられなかった。
…何ですか。二人ともそんなんだったら一緒に一刀君と添い寝しちゃったらどうですか?」
「なっ、何故私がそんなことを…!」
「あのな…風ちゃんや。一刀は患者なんやからな。もう少し安らげることを……」
「だから添い寝……」
「そうだ!肉だ!」
春蘭が突然そう叫んだ。
「へ?」
「病気の時は栄養の良いものを食べさせるべきだ!今から狩りに出る!霞、行くぞ!」
「え、ちょっと、惇ちゃん!患者に肉は…ってひっぱんといてやー!!」
また中途半端な知識を持って春蘭さんは霞さんが訂正させる暇も与えずその服を引っ張って一刀の部屋を出た。
「おやおや、皆出ていっちゃいましたね………それじゃあ、風は今度こそ添い寝を…」
まだ諦めていなかった。
「はぁ……はぁ……」
がらっ
「!華琳さま!」
稟が華琳さまの部屋に入った時に、部屋の中は何もかもが元の場所にあるものがなかった。
机は真っ二つになって、寝台も壊され、部屋のあっちこっちバラバラになった竹簡の破片が撒き散らがっていた。
「稟……」
「大丈夫……なのですか?」
「大丈夫…?……ええ、私は大丈夫よ。寧ろ気力が溢れでて困るぐらいよ!」
「っ!!」
華琳はまだ興奮が収まっていないのか、覇気が篭った言葉を稟にぶつけていた。
その凄まじい覇気に、稟は以前になく萎縮される。
「どうしてなのよ……結局、私はあの子を幸せにすることなんて、出来なかったんじゃないの…ならどうして、最初から天はあの子を私の前に顕させたのよ……」
「華琳さま」
「無力よ…無力すぎる自分が憎らしいわ。こんな私にあの子を託した天が憎らしいわ」
「華琳さま!」
稟はありったけの力を入れて華琳さまを呼んだ。
「華琳さま、私は、今あなた様が言っていることの半分も分かりません。私は、まだあなた様の考えが分からない……ですが、今華琳さまが悩んで居られる原因ぐらいは分かります。そしてそれは、華琳さまのせいではありません。ならば、華琳さまはここで自分を責めている場合ではありません。そんなことをしている暇などありません」
「……」
「華琳さま、私が知っているあなた様は、出来ないことを出来ないと絶望しているような方ではありません。できないことなら出来る方法を探し出し、幾ら不可能なことだとしても諦めるという言葉を知らないお方です。今回のことだって、誰もが、私だって出来ないと思っていたのに、華琳さまが蜀と呉との和平を進行なさっているではありませんか。ですから…きっと何か方法があるはずです」
「方法……ないわ……そんなものは…」
「華琳さま…!」
「ないのよ!何も持っているものがないわ!どうすればいいのか!そもそもどうしてこうなってしまったのかも分からない!一体私がどうやっていれば良かったのかも分からないのに、これからどうすればいいのかも頭に浮かばない……」
華琳の脳裏をかすめる一刀の絶叫、そして、
『一刀ちゃんは死にます。それが天の定めです』
「天の…定め……」
人知を越える状況だった。
私に出来ることがない。
華琳は初めてこの世で自分の無力さを覚えていた。
パーーーーン!
「!!!」
「しっかりしてください!」
稟が思いっきり振ったピンタを食らって、華琳は我に戻った。
「私が仕えたかった華琳さまは、覇王曹孟徳はこのような軟弱な方ではありませんでした!」
「稟……」
「こんなあなたを見たくて…私は覇道まで捨てたあなたに付いて来ると言ったわけではないのです!覇道を捨てた分、それ以上の姿を見せなければ困るのです!こんなところで絶望なさっているぐらいなら、あの時私はこの命賭けてでもあのあなた様の道を変えようとするあの天の御使いを仕留めていました!」
「!!」
「今の華琳さまを見てください!これは…覇王ではない。ただ自分の無力さを悔しがるだけで何もその足りなさを補おうともしない、あなたが一番嫌がる人類です!今のあなたの姿はまさに、そんな者たちの一人じゃありませんか!」
「!私が……」
「あなた様は…私の夢でした。そんなあなたを支えることだけを見て生きてきました。なのに、あなた様はこんなところでくじけるようなお方だったというのですか!」
それは稟がここ最近ずっと心に溜めていた言葉。
突然変えてしまった自分の華琳さま。
それに対して嫌がることもなく他の二人の仲間に比べ、どうもついていけない自分。
その差があの小さな子、天の御使いから出るということを知っていつつも、何も出来なかった。
そう、稟はまさに今の華琳みたいな絶望の味を、もっと前から味わっていた。
だからこそ、華琳がこんな姿になることが、誰よりも嫌だった。
華琳さまは、覇道曹孟徳こんな方ではなかった。
いくら私が見てきた華琳さまと今の華琳さまがちがおうと、同じでなければならないことがあった。
それは、決して諦めないこと。
どんな不利な状況だとしても諦めない。妥協しない。
だから、どうかそんな華琳さまに、私が知っていた華琳さまに戻って来ますようにと、稟はそう華琳に自分の思いをぶつけていた。
「そう……そうね……」
そう、華琳は覇王であった。
いや、その道がもはや覇道でないとしても、少なくとも覇道を歩んでいた彼女の精神までなくなったものではないはずだった。
絶望という言葉は、覇王にはふさわしくなかった。
「ありがとう、稟。おかげで目が覚めたわ」
「華琳さま……!」
「……まだ諦めるには早い。紗江あの娘がそう言ったからって諦めるのはまだ早い。きっと何か方法があるはず……!!!」
その時、華琳の頭に一人、浮かぶ人がいた。
あの人なら……
「華佗よ……」
「はい?」
「…稟、今直ぐ華佗の居場所を探し出しなさい。魏の全土を探りだしても華佗を探しだすのよ!」
「はっ!」
「それと、」
もう一人、一刀を治せるかも知れない人が居た。
そう、いつか一刀に声を返してくれた、一刀と一緒に消えて戻って来なかったあの者なら……
「南蛮……蜀に使者を…いいえ、私が行くわ。今直ぐ準備なさい」
「え!?華琳さまが……」
「早く動きなさい、稟。華佗を見つけたら……期待しておいてもいいわ」
え、期待……華琳さま……と………
ぷはっ!」
この人、久しぶりに倒れました。
「待っていなさい、一刀、紗江。私はまだ諦めていないわ」
そう、覇王曹操に、諦めとはふさわしくない。
不可能なことなどないからこそ覇王と言う名に相応しい人。
それが曹孟徳だ。
「華佗、ですか?」
「ええ、彼なら一刀の病勢を好転することができいいぃぃたいいたい!もうちょっと優しくして!」
「しっかりしてください。まったく、突然また帰って来られたと思ったら腕を使えない様にして来て、『これ、治して』って……わたくしは薬師であって、僧侶ではないのですよ。ザオ○ルなんて知りませんわよ」
「いや、良くそんなネタを……というか、そうは言いつつも治してくれてるじゃありませんか。流石、南蛮の賢者さん」
「………<<ポキっ!>>」
「痛い!痛い!いたああああいひぃいい!!」
「まったく………」
「うぅ……」
「こんな風にして帰って来られると、心配するわたくしの立場にもなってみてください」
「………ごめんなさい」
「………」
「でも、後もうすぐです。もう直ぐすると、全て終わる。だから……もうちょっとだけ時間があればいいの」
「………腕、わたくしに出来ることは全部しました。後は管理者の力でなんとかしてください」
「結以?」
「………<<ぷいっ>>」
「……ありがとう、僕行くね」
「華佗のことは、見つけたら都に行かせておきます」
「うん、ありがとう」
…………
「……馬鹿なお方です。そんなことしたって……報われることなんてありませんのに……」
・・・
・・
・
泰山
「はぁ……さて……作業を続けるとしましょうか……途中でやめちゃったからまた最初からやり直しです。早く完成させないと何もかも無駄になりますから。一刀ちゃんの決心も、華琳さまの決心も、この大陸の未来、そして、僕の償いも……」
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虚点が華琳さまのしかありません。
紗江の尺を伸ばそうかと思ったらこれ以上ファンタジーになったらヤバいですのでここで切りました。
まぁ、結局最後には仙術だの妖術だの使わないとこれなんともならないのですけど…‥
華琳さまが諦めない限りは、僕も諦めないつもりです。
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