No.206312

真・恋姫無双 ~降りし御遣い伝~ 第4話

rin1031さん

第4話投稿しました。

日本刀の名前を変えました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

2011-03-14 07:44:22 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:11568   閲覧ユーザー数:8585

 

第4話 旅立ち

 

 

一刀「・・・ん~、あれ?」

 

娘「目が覚めましたか?」

 

一刀が目を覚ますと、そこにはさっき助けた娘さんと、この娘さんの親なのだろうか、2人の男女が立っていた。

 

一刀「ここは・・・?」

 

娘「ここは私の家です」

 

一刀「俺はなぜここに?」

 

娘「あなたは黄巾党から私たち村の人たちを助けてくださいました。しかし、その後、倒れられたのでここまで運んできました」

 

娘の父「今回はありがとうございました」

 

娘の母「あなたがいなければ、私たちはここにはいませんでした。それに娘も・・・」

 

一刀「いえ、目の前で困っていたら見過ごせませんから(ニコッ)」

 

娘「ぽ~~~~/////」

 

娘の母「ぽ~~~~/////」

 

娘の父「ぽ~~~~/////」

 

一刀「あ、あの~・・・?」

 

娘(父・母)「はっ!!!」

 

一刀「?・・・先ほど、黄巾党とおっしゃいました?」

 

娘の父「はい。先ほどの奴らは黄巾党の賊です。この村以外にも多くの場所で被害が出ています」

 

一刀「そうだったんですか・・・(なんで黄巾党?ここは日本だろ?)」

 

娘の母「ところであなたはどこから来たのかしら?」

 

一刀「日本の浅草というところから来ました。」

 

娘の母「ニホンノアサクサ?」

 

娘の父「聞いたことがないな・・・」

 

えっ?浅草を知らない?

 

浅草は外国人観光客も来るから結構有名なところのはずなんだけど・・・。

 

一刀「それじゃあ、ここはどこですか?」

 

娘の父「ここは幽州啄郡です」

 

一刀「幽州?啄郡?」

 

娘「はい」

 

一刀「まさかとは思うけど今の王朝って漢ですか?」

 

娘の父「そうですが・・・何か?」

 

ズーーーーーーーーーーーーーン

 

娘「あっ、あの、どうしましたか?」

 

なんということだ。

 

ここは日本じゃない。

 

漢ってことはここは中国か。

 

それにしても、おれはなんでここにいるんだ?

 

一刀「大丈夫です。少し考え事をしていただけですから」

 

だんだん分かってきたかな。

 

一刀「つまりは、今は漢王朝の時代でその漢王朝に対して不満をもった民衆が黄巾党と名乗って各地で略奪だとかをしていて、幽州の啄郡のこの村に来た黄巾党をおれが追い払ったということ?」

 

一刀(三国志読んでて良かった~。それにしても、黄巾党ってことは・・・タイムスリップしたのか?もしそうなら、曹操とか劉備とか孫策に会えるのかもしれないなぁ。)

 

娘「はい」

 

一刀「ところで・・・」

 

娘「はい?」

 

一刀「俺の着ていた服は?」

 

娘の父「それなら血がついていたので私が着替えさせていただきました」

 

娘の母「そして私が洗っておきましたが、まだ乾いておりませんしまだ休んでいた方がいいかと思いますので今日はここでお休みになっていってください」

 

一刀「ありがとうございます。それではお言葉に甘えさせていただきます」

 

娘「遅くなりましたが、助けていただきありがとうございました。お礼といってはなんですが、私は授受(じゅじゅ)真名は優(ゆう)と申します」

 

娘の父「私は玄陽(げんよう)真名は紳(しん)と申します」

 

娘の母「私は壽碓(じゅたい)真名は琴(きん)と申します」

 

真名?

 

俺の知ってる三国志に真名なんて無かったよな・・・。

 

一刀「真名ってなんですか?」

 

優「真名を知らないんですか?」

 

一刀「おれのいたところに真名なんて風習はありませんでしたから」

 

優「アサクサ?でしたっけ?」

 

紳「真名とはその人の持つ本当の名のことです。家族や本人が許した親しき人しか口にしてはいけない神聖なる名。本人の許可なく真名を呼んで斬られても文句は言えませんので、気をつけてください。私たちはもう教えましたので真名で呼んでいただいて構いません」

 

一刀「わ、分かりました(聞いといて良かった~)。それでは俺は北郷一刀、真名はありませんので、一刀と呼んでください」

 

優「それでは一刀様、「一刀様!?」あら、おかしかったですか?」

 

一刀「普通に一刀でいいですから」

 

優「なりません!私は一刀様に助けていただいたんです!」

 

一刀「はぁ~、分かりました。好きなように呼んでいただいて結構です」

 

優「一刀様、今日はもうお休みください」

 

一刀「分かりました。ありがとうございます」

 

 

???「・・・ご・・・い・・」

 

一刀「んん~・・・」

 

???「おはよ・ご・・・います」

 

一刀「ん?」

 

優「おはようございます」

 

一刀「ふぁ~あ・・・おはようございます(ニコッ)」

 

優「/////////」

 

一刀「どうしました?」

 

優「い、いえ・・・///」

 

一刀「?」

 

琴「あら?一刀様、おはようございます」

 

一刀「琴さん、紳さん、おはようございます」

 

紳「おはようございます。服はもう乾いております。荷物も全部まとめて置いてありますので」

 

一刀「分かりました。ありがとうございます(ニコッ)」

 

琴・紳「//////////」

 

荷物が置いてある部屋にいき、元の制服に着替えて黒刀【白王虎】を腰に差して荷物を持ち、出発の支度をした。

 

一刀「お世話になりました」

 

琴「もう行かれるんですか?」

 

一刀「はい。少し見て回りたいので」

 

紳「それでしたら、このお金をお持ちください」

 

一刀「え?いやいや、そんな、貰えないよ!」

 

紳「これは私たち村人全員の意思です。どうかお持ちください」

 

一刀「分かりました。いただきます」

 

紳「ありがとうございます。それと・・・」

 

一刀「まだ何か!?」

 

紳「はい。こちらの馬も持っていってくださいませ」

 

一刀「いぃぃ!?本当によろしいのでしょうか?」

 

紳「こちらはこの村で一番の馬にございます。これでもまだ一刀様にはまだまだ恩は返しきれませんが・・・」

 

一刀「これでもう十分です。俺は大したことはしておりませんから。ちなみに、この馬の名前は?」

 

紳「この馬は牝馬で名前はまだございません。なので、一刀様が名前をお決めください」

 

一刀「分かりました。そうですねぇ、ディープインパクト・・・いやいや、真面目に考えよう。う~ん、お前黒いんだなぁ。真っ黒だ。まっくろくろすけ・・・真面目に考えろよ、俺!黒燕(こくえん)なんてどうだ?」

 

黒燕「ぶるん♪」

 

一刀「そうか、喜んでくれるか!よし、それじゃ、行こうか」

 

一刀は黒燕に跨って

 

一刀「それじゃ、またお会いしましょう」

 

優「・・・・・・・・・」

 

優は泣きそうになっていた

 

一刀「優?」

 

優「また来てください!絶対来てください!約束ですよ?」

 

一刀「約束する!また来るよ(ニコッ)」

 

優「はい・・・お待ちしております/////」

 

こうして一刀は村を後にした。

 

 

あとがき

 

今回はかなりごちゃごちゃしていてまとめきれていないと思います。

 

あ~、小説を上手く書く才能が欲しい。

 

他の方々の才能がうらやましいです。

 

でも楽しいんだから仕方が無い!!

 

今のところはだいたい3~4ページぐらいで書いてるけど、もっと書いても大丈夫なのかな?

 

今回はオリキャラがいきなり3人出てきました。

 

真名も名前も適当ですが大丈夫だったのかな?

 

馬は毛並みが黒で、燕のように早く飛ぶように走るという意味でつけてみました。

 

はぁ~、徹夜で書いていたからさすがに疲れたな・・・。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

また次回でお会いしましょう。

 


 
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