No.206299

どうせ自己満

護衛さん

ある方のおかげで頭痛が治まりニヤニヤが止まりません

2011-03-14 02:56:55 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4940   閲覧ユーザー数:3977

とある病んでる世界の姫たち

一刀「平和になったな・・・・」

彼が空を見ながら一人つぶやく

愛紗「はい、これもご主人様が居たからですね」

彼の隣に来た少女、後に戦神としてあがめられる関雲長だ

一刀「俺がいたから・・・か。でもさ、愛紗」

愛紗「はい!」

一刀「これはないんじゃないか?」

彼と彼女が後ろを振り向くと平和になったはずの世界で三国がにらみ合っていた

一刀「せっかく平和になったんだし・・・話あいで『してます!』だけど」

華琳「一刀は黙ってて!私は無理なことを言ってるのではないわよ!ただ三ヶ月だけ彼を魏に貸してほしいといってるだけなの!」

蓮華「くどい!一刀は我らが呉の重鎮でもあるのだぞ!それを貸し出すなど!」

桃香「あの~『何!?』なんでもないです~」

朱里「はわわ」

一刀「とりあえず皆冷静になろう・・・ほら、蓮華も」

蓮華「一刀・・・あなたがそういうのだったら・・」

一刀「華琳も桃香も・・・すこし冷静になってくれ」

華琳「あら?私はいつでも冷静よ」

一刀「それで・・・各国の全武将がここにきて何を話しあってるんだ?」

華琳「貴方を魏に招きたいって言ってるだけなのだけれど・・・蓮華が頑として話を聞かないのよ」

蓮華「当然であろう!大都督をそう簡単に他国に行かせられるか!呉としても一刀には居てもらわなくてはならないしな!」

華琳「ダカラ、三ヶ月でいいといってるじゃない!話を聞きなさい!」

一刀「まぁまぁ・・・やっぱりこの話に桃香も?」

桃香「はい・・・できれば華琳さんと同じくらい蜀にも居てほしいのですが・・・」

蓮華「なっ!?桃香、お前まで・・・」

一刀「なるほどね・・・「父様~」うわっ」

一刀「明玲、元気だな」

明玲「はい!私はいつだって元気です!」

明命「明玲~・・・はぅ、一刀様すみません」

一刀「どうして謝るんだ?」

明命「お仕事中邪魔をしてしまい・・・ほら、明玲行きますよ」

明玲「あっ・・・まって母様・・父様またね」

一刀「ああ、明命。頼むな」

明命「はい!」

華琳「・・・子供にはその耳は遺伝しなかったようね」

一刀「みたいだな・・・結局華陀でもわからなかったらしいからな、この耳は」

桃香「子供か・・・いいなぁ」

朱里「桃香様?」

桃香「え?あははは、えっとなんだっけ?」

蓮華「だから一刀は呉に居てもらわなくちゃいけない、同盟国だろうと「蓮華」一刀?」

一刀「一つ聞くけど、俺を迎え入れて何をさせたいんだ?」

華琳「まずは警邏隊の設立と訓練ね、それと水軍の調練もお願いしたいわ」

蓮華「そんなこと、一刀でなくとも部下を連れて行けばいい話だろう!?」

華琳「わが国でも天の御使い、北郷一刀をって声を無視できないわ・・・どうかしら?」

一刀「桃香は?」

桃香「えっと・・・朱里ちゃん」

朱里「はい、ご主人様に来て頂きたいのは、ここに書き記しました。どうぞご覧になってください」

一刀「ん・・・これを全部?」

朱里「可能ならば」

一刀「蓮華」

蓮華「何?一刀」

一刀「現段階で俺が呉を離れた場合どのような影響が出る?」

蓮華「えっと・・・」

一刀「それほど影響は出ないと思うけど・・・子供たちがな」

蓮華「孫燈もさびしがるわ」

一刀「そうなんだよなぁ・・・」

華琳「あら?魏の技術力を舐めないで・・一日もあれば此処から魏国内に入ることは可能よ」

一刀「そうなのか?」

華琳「ええ、どうかしら?」

一刀「蓮華」

蓮華「はぁ・・・いいわ、だけどちゃんと帰ってきて・・・・できれば早く」

一刀「わかったよ・・・出立はいつ?」

華琳「そうね・・・明後日明朝はどうかしら?」

一刀「わかった」

魏王と蜀王が退室してしばらくたったあと

蓮華「本当に行くの?」

一刀「少しの間だよ・・・蓮華」

蓮華「でも・・・きっと子供たちは悲しむわ」

一刀「おいおい、大丈夫だよ・・・ちゃんと帰ってくるよ」

蓮華「一刀」

一刀「蓮華」

『っほん!』

蓮華「しっ思春!?」

一刀「明命も」

思春「一刀、魏に行くというのは本当か?」

一刀「うん、すこし様子をみてくるよ」

思春「自覚はあるのか?述がさびしい思いをするのだぞ!」

一刀「・・・わかってる」

思春「ならばなぜ今いくのだ!?」

蓮華「思春」

思春「答えろ!一刀!」

一刀「・・・」

明命「一刀様・・・・」

一刀「明命・・・そんな顔しないで」

明命「ですが・・・私は・・・・」

一刀「一緒に来る?」

明命「はぅあ?」

一刀「華琳も一人でって言ってないし・・・どうかな?」

蓮華「それは・・・そうだけど・・・」

思春「私はいけないが・・・述を頼むぞ」

一刀「わかったよ」

明命「明玲もお願いします」

一刀「ああ」

一刀「蓮華はどうする?」

蓮華「私は王だ・・・王がいけるわけなかろう・・・だが燈は・・・」

孫燈「父様、燈は待ってます」

一刀「いいのかい?」

孫燈「はい!だから・・・甘述と明玲をお願いします」

甘述「孫燈姉様」

明玲「お姉ちゃん」

孫燈「大丈夫・・・母様も一緒だもん、だけど貴方たちは父様と一緒にいなさい」

『はい』

一刀「孫燈・・・蓮華を皆を頼むぞ」

孫燈「はい!」

一刀「さぁ荷造りしないとな」

『は~い』

思春「一刀」

明命「一刀様」

蓮華「一刀」

一刀「愛してるよ」

『愛してます・・・一刀』

 

孫燈「はぁ・・・」

甘述「孫燈姉様?」

孫燈「・・・・(くちゅくちゅ)父様」

甘述「・・・(一体何を・・・?)」

孫燈「父様・・・燈を抱いてください」

 


 
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