注意!
これは真・恋姫†無双を基にした2次創作です。
一刀はか・な・りのチート性能です。主人公は頼れる存在が良いと思いましたので。
<追加情報>
これは以前の真・恋姫†無双~治癒の力を持つ者~が個人的にあまりにも文法的に最低だと思ったので、少し書き直したものです。もし、前回の作品を読んだ方は、このリメイクの作品の感想、読み易かった、読み辛かった等、コメントなどいただければ助かります!
Alright, hope you enjoy this story!
隊長格の兵は最後まで足掻いたが、疲労の末、剣を弾かれる
「くたばりな」
敵の一人が剣を振りかざす。男は死を受け入れ、目を閉じて最後の一撃を待った
ザシュ―――――――
生々しい音が聴こえた。男は待つが一向に痛みを感じない。何が起きたのか解らず、男はそっと目を開け、驚愕する――――
そこには胸から剣が突き出ている相手と・・・
その剣を背後から突き刺し、涙を流している天の御遣いがいた――――
――――少し前――――
VIEW: 一刀
「な、なんだよ、これ・・・」
見渡す限り血、血、血――――――
ひ、酷い有様だ・・・確か冥琳は呉の中でもトップの兵士達を本陣で待機させたはずだ。それは俺自身も保証できた。将達には及ばないけど、充分強い『氣』を感じた。それなのに今目の前に見えるのは傷ついた兵達、すでに絶命した兵達・・・呻き声と叫び声が本陣を埋め尽くす・・・
「う、うぷ・・・っ、ぐっ」
吐きたい・・・でも必死にその吐き気をなんとか気力で抑える。そんな暇は無いんだ・・・今は治せる人は治さないと!
・・・・・・・・・・・・・・・・キン
っ!?なんだ今の音は?・・・・あっ!あそこに兵の一人が3人と戦ってる!・・・強い。黄巾党でここまで強い人がいるなんて・・・このままじゃ殺される!助けないと!
でもどうやって助ける?その場を凌いだだけで、敵は普通に追ってくるだろう。どうやったらこれ以上の殺し合いを防げる?
殺す・・・・・
っ・・・・やっぱりそれしかないのか?しかし、俺に人を殺せるのか?爺ちゃんが言ってた・・・常に冷静でいろって。でも殺しで冷静にいられるかよ!でもだからって俺の仲間達を見殺しにするのか!?
殺せ・・・・・
しっかりしろ北郷一刀!この時代、人を殺めるのが普通なぐらいに争いがある!覚悟を決めるんだ!!
これから自分の仲間達が戦争で死んでいくだろう!
その為に俺も人を殺すことになるだろう!
悲しめ!
泣け!
悔やめ!
でもそれをバネにして、自分の手の届く限り仲間を・・・
守れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
VIEW END
「み、御遣い様!」
その声に刺された敵も苦しみながら後ろへ振り向く。そして彼は見た・・・泣き顔の男の顔を・・・それが彼が生涯で最後に見た光景だった・・・(オツ
一刀が敵から剣を引き抜くと、心臓を貫かれた敵はすぐに屍と化した。そして一刀はすぐに兵に近づき離れるようにと伝える
「大丈夫か?走れる?」
「御遣い様・・・は、はい、斬り口はありますが、致命傷は受けておりません」
「そうか・・・良かった・・・それじゃここは俺に任せて、すぐにここから離れてくれ」
「え!?ま、まだ私も戦えます!」
「駄目だ、もう君は充分に戦った。だからここは俺に任せてくれ、頼む」
「御遣い様・・・・はっ!後はお願い致します!」
一刀の真剣な頼みに負け、兵はすぐその場を立ち去る。一刀は他の2人の敵の方へ向かう。一方、敵の2人は突然あらわれた一刀に驚きを隠せず、その上いきなり仲間の一人が殺され、ショックで動けなかった。その二人に一刀は近づき、涙を流しながら言った―――
「君達は俺の大切な仲間たちを傷つけた。それは俺自身が汚されようとも、傷つけられようとも、どんなに苦しめられようとも、どんな苦痛よりもその辛さは重い。そんな事をする君たちは、俺が許さない!」
一刀のその言葉にやっと我に返った大柄の男はすぐに武器を構える
「後ろから俺の仲間を刺すとは、卑怯なやつだ・・・お前は俺が殺す!」
「・・・何人だ?」
「何?」
「君は、何人その剣で人を殺した?」
「は!そんなの数えてはいない」
「そんなに殺して、楽しいか?」
以外な言葉だったのか少し目を開く大柄な男・・・だが次第に狂った笑みを浮かべ、一刀に語る
「あぁ、自分の好き勝手に行動でき、人を殺せば好きなものが手に入る。人の不幸は蜜の味と言うだろう?この剣で人を斬る度に見たさ・・・絶望に染まる表情・・・死の恐怖を抱く表情・・・全て癖になってしまったな」
大声で笑い始める大柄な男・・・一刀は――――
「そうか・・・じゃあもう何も聞かない」
「さぁ!お前も俺に絶望の顔を見せてくれ!うおおおおおおおお!」
大男は一刀へ突進する。一方一刀は持っていた剣を捨て、少し前かがみになり、両腕を左右に広く伸ばし、構えを取る
男が剣を一刀に振りかざす瞬間、一刀は構えが更に前屈みになり――――
「虎竜(フーロン)乱舞、虎の型 - “瞬き”」
その瞬間一刀の姿は消え、もう一人の敵の男も含め、他に人がその場ににいたなら誰もが信じられない光景を見ただろう――――
一刀へ目掛けて振りかざした男の剣が、一刀が消えた瞬間に腕が曲がり・・・
己の胸を貫いた同時に、一刀は男の背後に現れたのだから――――
次第に痛みを感じ始めた男は自身を刺したことに気づく。そして何が起きたのか判らず、不可解のまま倒れだす
「お、俺・・・じぶ・・ん、をさ・・・し・・・・?どぅ、し・・・・て」
「君が何人も殺したその自慢の剣の切れ味、自分で確かめな・・・」
男は絶命し、一刀はもう一人がいた方向へ振り向く。さっきまでその場にいた敵の姿はなかった――――
――――本陣から少し離れた場所――――
残り最後の一人は、一刀が姿を消し、男が自分を刺した瞬間に逃げ出していた。顔は恐怖に怯え、冷や汗を流し、ただひたすら逃げていた
「あ、あんな人は私には到底、か、適わない。こ、こここ、こっ、ここはさっさと離れるのが一b『死ね、下衆が』―――がっ!?」
突然その男の腹から剣が突き出ていた・・・
南海覇王――――雪蓮の剣だった。雪蓮は殺気を込め男を睨む
「急所はとりあえず外してあげたわ。正直に答えなさい・・・さもないと、今すぐこの南海覇王をこのまま脳天まで動かす」
少しだけ剣先をずらし、本気だと示す。男は叫び苦しみながらも、首を縦に振る。すると冥琳が問いだす
「首を縦を横だけで返事しろ。わかったな?」
「(コク)」
「よし、お前は黄巾党の生き残りだな?」
「(コク)」
「さっき、我ら呉の本陣から走ってきたな?」
「(コク)」
「そこには虎と呉の兵士達がいたな?」
「・・・(コク)」
「お前は、そいつらを、どうした?」
「・・・・・・・・」
「殺したのか?」
「・・・・・・(コク)」
みるみる呉の将達の顔が怒りに染まっていく。だが、少しここより離れた場所で、雪蓮達が追いついた小蓮だけは、まだ心配の表情をしていた。それを見た冥琳は、更に問いだす―――
「そこに、虎もいたな?」
「(コク)」
「そいつは、殺したのか?」
「・・・(フルフル)」
「生きているのか!?」
「・・・・・・・(フルフル)」
「殺してないが生きていない・・・判らないのか?」
「(コク)」
「蓮華様、思春・・・小蓮様をお連れし、周々を探す手伝いを」
「わかったわ」「御意」「周々!!!!」
3人はすぐに本陣へ駆け出した。そして雪蓮は剣を男から抜き出し、剣を一振りして血を飛ばす。男は苦しみ、悶えながら何とか生にしがみつく
「しょ、しょうじ・・ごほっ、きに、はなし・・・たんだ。み、見逃して、くれ」
「黙れ。お前は命乞いをした者達を殺し、己の欲望を満たしていた賊だ」
「・・・・・・・・・」
「そんな獣じみたお前にそんな権利があるとでも言うのか?」
「ヒッ!?」
「せめて正直に答えた情けとして、楽に死なせてあげる」
男の言葉を待つこともなく、雪蓮は一瞬で彼の首を斬った
「皆!本陣へ早く戻るわよ!」
「「「御意っ」」」
雪蓮達が本陣へ駆け付き、最初に見かけたのは兵達の屍、もしくは痛みで苦しんでいる呉の兵達だった。その隅で、先程蓮華と思春をつれていた小蓮を目撃する
「シャオ!」
すぐ妹の下へ駆けつけた雪蓮は、妹が大切にしていた周々が血だらけで横たわっていることに気づく。血まみれになることなんて気にせず、周々を抱き続け、顔をぐしゃぐしゃにして泣き叫んでいる小蓮がいた。かろうじて息はまだあるらしい。だがもう白目を剥いていてシャオの言葉にも反応できない。
「嫌だよ周々!こっち見てよ!死なないで!嫌だよ!嫌だよぉ!!!」
「シャオ・・・」
「我々が見つけたとき、既にこの状態でした・・・」
「蓮華」
「周々はもう・・・」
「俺が着いたその時も既にやられていたよ」
「一刀!!」
そんな時一刀が現れた。彼の天の御遣いを示す制服と顔は所々血が付着してるのが見える。一刀の姿に雪蓮は驚く
「ど、どうしたのその格好!?」
「うん?あぁ、問題ないよ、黄巾党の生き残りを退治しただけ。今し方終わったんだ。これは返り血だけで、俺に傷は無いよ」
「・・・殺ったの?」
「ああ、でも大丈夫。それよりも―――」
一刀は周々へ歩み寄り、小蓮の隣に跪き、彼女の頭に手を置き、笑顔を向ける
「ぐすっ...かず、と?一刀!」
一刀と気づいた途端、シャオは強く抱きつき泣きじゃくる
「シャオ・・・」
「周々が!ぐすっ・・・周々が死んじゃうよぉ」
「大丈夫・・・もう大丈夫だよ。俺が必ず治してあげる」
「ぐすっ・・・で、でももうこんな風に―――」
「大丈夫、俺を信じて。少し離れてくれるかな?」
「ひっく・・・う、うん。お願い一刀!周々を治して!」
シャオが離れ、一刀が変わりに周々に手を添える。そこに雪蓮が近づき一刀へ話しかける
「一刀、もう無理よ。貴方もバカではない」
「雪蓮・・・」
「こんなに苦しむのなら、むしろこちらで楽にしてあげる方がいいわ」
「・・・俺は皆を守る。その為には、俺はもう覚悟しないといけないんだ」
「覚悟?何の?」
「自分に偽りなく生きていく覚悟だよ・・・」
「???どういうこと―――――っ!」
途端、一刀の体中が蒼色に光り、その光が周々も包む...雪蓮達はその光景に息を呑み、ただその光に見惚れることしか出来なかった
「(綺麗...それに暖かい...これは氣?いや、そんなんじゃないわ。いったい何なの?)」
「あ!姉様!!周々の傷が!」
「えっ!?」
雪蓮は言葉をなくす
周々の体の傷がみるみる塞がっていき、
周々からは安定した呼吸が見え始めてた
「き、傷か塞がった・・・?」
「スーっ、スーッ...」
冥琳の言葉に応えるように、周々から規則正しい寝息が聴こえる
一刀が立ち上がり、小蓮の下へ行き彼女の頭にポンッと手を置いた後、彼はその場を立ち去った。目の前で起きた現象に驚き過ぎて放心状態だった小蓮が我に戻り
「あぁ、あぁぁあぁぁぁああ!!!周々!周々!よかった、よかったよぉ」
その場で地面に崩れ落ち、嬉し涙を流す
一方、他の将達は今起きた事がまだ理解できず、石のように固まっていた―――
暫くすると雪蓮は我に戻り―――
「・・・ハッ!?一刀っ!?一刀はどこ?」
「策殿、あちらじゃ」
祭が手を指した方へ皆目を向ける。一刀はそこから少し離れた場所、本陣に残り負傷した精鋭達の下にいた。そして一刀は一人一人兵達の傍へ行き、
さっきの蒼色の光を纏い、傷を治していく
その光景は誰もが見惚れる、
誰もが待ち望んでいた、
天の御遣いそのものの姿だった
どうも、アメリカ育ちのLynxです。
はじめに:
アメリカのトップニュースで日本の地震災害ばっかです。
本当に関東・東北にいる方々が一人でも災害から逃れ、無事だということを祈ります
僕の町ではすでに日本に食料を送るボランティア活動が始まってます。僕もそれに参加して、いくばかの寄付をしました。少しでも早く行方不明者が発見され、日本の皆が大丈夫であることを祈ります
小説について:
第5章リメイク Part2です
初めて一刀の技が現れましたね。「虎竜」を「フーロン」と読んで、「乱舞」は日本語で「らんぶ」ですね・・・もっとどんどんバリエーションがあるので、今回の呼び方で、色んな型があるとお分かりだと思います^^
戦闘シーンは難しい。描写っていうんですか?もう難しいです。
でも、がんばって書いてみました
この章に関してコメントなど、指摘などしてくれたら大歓迎です。これを読んで思った感想もいただければ更に嬉しいです。
もし判り少しでも興味をお持ちになりましたら、コメント、支援などいただければ幸いです
さて、私が投稿を遅れた理由とは・・・
自分の命より大切なノートパソコンにジュースこぼしちゃった・・・Orz
もう最悪でした。幸いハードは大丈夫でしたが、ジュースが乾いたらその糖分が粘々してキーボードがくっつくはくっつくは・・・
たとえば・・・
『h』のキーを一回だけ押すと、
h がでるんじゃなくて
hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh
という感じに押し続けられるようになるんですよ。
もう修復するのに時間が掛かりました。でももう大丈夫です!
というわけでしたので、楽しみにしていた方がいましたら、遅れてすいませんでした。
今後からこういうハプニングとか報告したいのですが、なんかいい方法は無いでしょうかね?
それでは、これかも楽しみにしていただければ幸いです。
これからオリジナル要素がどんどん入ると思いますので、お許しください(汗
では See you later!
英語と日本語の狭間でポツリ...Janglish Time!
今回は、地震のせいで色んな被害にあった方たちへ
黙祷・・・・・・・・・・・・・・・・
Tweet |
|
|
41
|
5
|
追加するフォルダを選択
第5章パート2です。遅れた理由はあとがきで・・・
気に入って頂けたらコメントなど支援など嬉しいです。では、この時期に少しでも娯楽を得られる為にこれからもがんばります。