公孫賛「あー、皆おはよう」
『おはようございます』
公孫賛「うん、早速だが朝廷より今暴れてる賊を討てとの命令だ・・・桃香、これは好機じゃないのか?」
桃香「好機?」
公孫賛「ああ、ここで名を上げていれば朝廷からなにか褒美があるかもしれないし、そしたらお前の作りたい世界の足がかりになるんじゃないかと思ってな」
桃香「そっか・・・うん、私がんばってみるよ」
公孫賛「うん、がんばれ」
趙雲「では出発までに徴兵を行ってもよいということですな、伯珪殿」
公孫賛「え!?そ・・・そりゃ・・・」
趙雲「おや?友の門出を喜ばないのですか?それとも心が狭いと?」
公孫賛「ええい、好きなだけもって行けばいいさ!」
桃香「ありがとう・・・白蓮ちゃん」
一刀「おめでとう、桃香」
桃香「ありがとうございます、あの・・・一刀さんも私たちと一緒に「ごめん」そうですか」
一刀「俺たちもそろそろ旅を再会しようと思うんだ・・・白蓮いいかな?」
公孫賛「え?ああ・・・そうかお前たちも行くのか」
趙雲「伯桂殿、私が残りますゆえそう落ち込まず」
公孫賛「ああ、ありがとう・・・それで一刀たちはいつ出立するつもりだ?」
一刀「そうだな・・・・桃香たちが出た2日後くらいには行こうと思う」
公孫賛「そうか・・・今までありがとう」
一刀「いやいや・・・こちらこそありがとう」
それから数日
桃香「兵隊さんたちも結構来てくれたし・・・白蓮ちゃん、色々ありがとう」
白蓮「ああ、元気でな」
桃香「うん、白蓮ちゃんも・・・愛紗ちゃん、鈴々ちゃん行こうか」
愛紗「はい、全軍進め」
桃香「それじゃぁ・・・バイバイ」
白蓮「ああ、またな」
白蓮「・・・5千か・・・」
一刀「白蓮」
白蓮「ん?」
一刀「さびしいか?」
白蓮「すこしな・・・でも、笑顔で見送らないとダメな気もするんだ」
一刀「強いな」
白蓮「強くなんかないさ・・・なぁ、一刀」
一刀「ん?」
白蓮「残ることはできないのか?」
一刀「ごめん」
白蓮「そうか・・・」
一刀「それじゃぁ行こうか」
『は~い』
一刀「白蓮、色々ありがとうな」
白蓮「うぅ~一刀~行かないでくれよ~」
一刀「残ることはできないけど・・・また会えるよ」
白蓮「そうか・・・でも、敵として会わないことを願うよ」
一刀「ああ、俺もそう思うよ」
一刃「兄ぃ~そろそろ行こうよ~」
一刀「ああ、わかった・・・それじゃぁ達者で」
白蓮「ああ、お前たちもな」
一刀「それじゃぁどこいこうか」
一刃「えっとねぇ~」
一姫「う~ん」
姫雫「あ~」
??「あ・・・あの」
一刀「ん?」
一刃「兄ぃ?」
一姫「お兄ちゃん?」
姫雫「兄様?」
??「あの・・・」
一刀「始めまして・・・俺たちに何か用かな?」
??「は・・・はじめまして、天の御使い様でよろしいでしょうか?」
一刀「一応そういわれてるけど・・・えっと君は?」
??「私は名を徐庶 字を元直といいます・・・不躾なお願いですがどうか戦列の末端にでも入れてください」
一刀「徐庶ちゃんか「かわいい~」こらこら一刃いきなり抱きつかないの」
一刃「だって~こんなにかわいいんだよ~抱きつくなってのは無理だよ、兄ぃ~」
徐庶「あ・・あの・・・」
一刃「私はね、北郷一刃だよ。徐庶ちゃん」
徐庶「北郷一刃様ですか?」
一刃「様はいらないよ~、一刃って呼んで」
徐庶「はい、一刃さん」
一刃「くぁわいい~兄ぃ、一緒に連れて行ってもいいよね?」
一刀「はぁ・・・いいから、今は離れなさい」
一刃「は~い」
一刀「とりあえず・・・近くの町まで行こうか」
『は~い』
一刀「改めて、俺は北郷一刀、一応天の御使いって呼ばれてるよ」
一刃「私はさっき言ったけど、北郷一刃、妹だよ」
一姫「私も同じ妹です、北郷一姫です・・・よろしく」
姫雫「姫雫です・・・一応妹です」(チラッ)
徐庶「一応?」
一刀「まぁ色々あるんだよ・・・それで徐庶ちゃんは何で戦列に入りたいんだ?」
徐庶「はい、それはですね・・・『キャー』「何事だ!?」」
男「おらぁ、さっさと酒ださねぇか!」
店主「お客さん、やめてくだせぇ」
男「うるせぇ!さっさと酒を出さないとこの女がどうなってもしらねぇぜ」
女「あんた~」
店主「くっ」
男「そうだ・・・最初から素直に言うことを聞いてればよかったんだよ!」
店主「グフッ」
一刀「おい」
男「なんだてめぇは?」
一刀「その人を放さないか」
男「はっ・・・俺はなぁてめぇみたいな正義感で向かってくるやつが大ッ嫌いなんだよ!」
徐庶「あぶない!」
一刀「お前に好かれるつもりはないから安心しろ」
男「な・・・に・・・・」
一刀「大丈夫ですか?」
女「は・・・はい!」
一刀「よかった・・・さぁ立って」
店主「ありがてぇ・・・おまえ」
女「あんた」
一刀「よかったよかった」
一刃「兄ぃ!怪我ない!?」
一姫「お兄ちゃん、無茶しちゃだめだよ」
姫雫「兄様!ほっ・・・ドコも怪我してませんね」
徐庶「あ・・・あの・・・」
一刀「ごめんごめん、いきなりでびっくりしたかな?」
徐庶「いえ・・・ですがあの噂は事実ではなかったのですね」
一刀「噂?」
徐庶「はい、天の御使いに関してなのですが・・・」
一刃「へぇ~どんなの?」
徐庶「天の御使いといわれる人物に寄り添う三人の女たち
一人は武に長け、一人は知に長け、一人は徳に長け
天の御使いは無力だが太陽のように明るく暖かいと」
一刃「そんな噂があるの?」
一姫「お兄ちゃんが無力って信じられないなぁ」
姫雫「そうだね・・・兄様、その噂ご存知でしたか?」
一刀「(ギクッ)え?は・・・はじめてきいたなぁ~へぇ~そんな風に思われてるのか~」
一刃「兄ぃ~?」
一姫「お兄ちゃん?」
姫雫「お兄様?」
一刀「えっと・・・・(逃げ)」
「「「まてぇ~!」」」
一刀「ごめんよ~」
一刃「信じられない!自分であんな噂を作っちゃうなんて」
一姫「お兄ちゃん、自分がどれだけ凄いかわかってないの?」
姫雫「兄様・・・」
一刀「わるかったって・・・」
徐庶「えっと・・・」
一刃「徐庶ちゃん、一つ言うね」
徐庶「はい」
一刃「私は知に長けてるとか言われるけど、兄ぃほどじゃないの」
徐庶「え?」
一姫「私も武っていうか力はあるほうだけどお兄ちゃんには負けるかな」
徐庶「それって」
姫雫「私より兄様のほうがずっと徳があると思うんだ」
徐庶「で・・・では・・・」
三人「噂よりその目で見て」
徐庶「はい」
一刀「はぁ・・・隠居したい」
『ダメ!』
兵「おい、お前たちか?騒動を鎮圧したのは」
一刀「イエチガイマスヨ」
兵「そうか・・・「兄ぃ!?」何か知ってるのか?」
一刀「イエ、ナニモ」
兵「・・・まぁいい、邪魔したな」
一刀「オツトメゴクロウサマデス」
・・・
一刀「ふぅ・・・行ったか」
徐庶「あの・・・北郷様、なぜあのような嘘を?」
一刀「面倒ごとに巻き込まれたくなかっただけ・・・にしても金色の鎧か・・・」
一刃「悪趣味」
一姫「重そう」
姫雫「売ったら高いかな」
一刀「だろうな~・・・徐庶ちゃんどうした?」
徐庶「あの・・・私の真名を受け取ってくれますでしょうか?」
一刀「え?いいの?」
徐庶「はい!私の真名は「あーー!」え?」
??「あんたら天の御使いだろ?いやぁ~こんなところで合えるなんて」
一刃「えっと・・・どこかであったこと会ったっけ?」
??「ああ、ないない、初対面だぜ、あたいは文醜ってんだよろしくな」
一刃「はぁ・・・」
文醜「なぁなぁ、ここにいるってことは袁紹さまを導いてくれるってことだよなぁ」
『え?』
文醜「だよな。そうだよな・・・うんうん、じゃぁ早速いこうぜ」
一刃「ちょっと!?」
文醜「ほらほら、おつきの人も行こうぜ」
一刃「はなせ~」
一刀「面倒ごと嫌い」
一刃「私も嫌い」
一姫「私も」
姫雫「右に同じく」
徐庶「で・・・でも、袁本初といえば名門ですから・・・その暗くならないで・・・」
一刀「・・・・一刃」
一刃「ナニ?兄ぃ」
一刀「徐庶ちゃん抱っこしていいぞ」
一刃「やったぁ~」
徐庶「あっあの・・・ちょっと・・・きゃぁ」
一姫「お兄ちゃん、私も抱っこして」
姫雫「あ、いいなぁ」
一刀「二人ともおいで」
『わ~い』
・・・・
一刀「遅いな」
一刃「そうだね」
一姫「かえっていいかな?」
姫雫「退屈だよ~」
徐庶「はうあう」
文醜につれてこられて待ってるように言われ
俺の体内時計ではすでに3時間は経過していると言っている
文醜「おっまたせ~」
??「オーホッホッホ、私に会いたいという人はどなたですの?」
『ゴンッ』
??「きゃぁぁぁぁ」
文醜「袁紹様~!?」
何か無性に腹が立ったので後先考えずに殴ってしまった
しかたないよね!
あとがき
えー、外伝の本拠地は袁紹陣営になります
徐庶の真名どうしようかな
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