初めに
これは完全に妄想です……ひどいですよ?
漢字表記がカタカナになる場合があります
初めて小説を書いたので言ってることの矛盾、文脈、誤字脱字等々いろいろめちゃくちゃな部分があると思います
それでも大丈夫なら見ていただきたいです
それでは、始まります
志麻左月は思った……
(文明の利器……車って素晴らしい……)
彼らは今、街へ『移動』している
ふつう、街は歩いて行くもので移動するものではない
二時間(一刻って言うらしい)くらいかけて広野を歩き、ようやく見えてきた街の入り口の門
「疲れたぁー」
「ああ、久し振りにこんなに歩いたよ」
「二人だらしないなぁ~」
奈流はともかく美和はこの距離を来るときは走ってたらしい
それでも値をあげないってどうなってんだよ……
男の俺でも流石に疲れたぞ……
片道八里、往復十六里、奈流なんて、もう燃え尽きそう……
一方、美和はスキップしている
何が彼女を突き動かしてるんだ?
なんて考えてたら、目の前に大きな門が
「やっと着いたー」
「疲れたよ~」
「早く早く!」
美和だけ、先に行ってしまう
「何が、彼女を動かしてるの?」
「うーん、お昼時ですから」
なるほど、食い気か……
どうりでテンションが高くなってた訳だ
街に入った所で、一人でうんうんと納得している志麻の目の前に広がっているのは日本の建物ではない物が軒を連ねていた
「ほぇー、やっぱり日本じゃないか……」
「だから、何度も言ったじゃないですか」
「疑ってた訳じゃ無いけど、やっぱり、ね?」
「はい、とりあえず城に行きましょう。早くしないと美和に置いていかれちゃいますし」
「ん、分かった」
美和はもう大分先に居た
「早く早く!」何て身体中使って呼んでいる。元気だなぁ、と思いつつ小走りで近寄って行く
「そういえば、市場は賑わってるんだね?」
「はい、ここまでの賑わいは数えるほどでしょうね」
「それだけ董卓は善政してるって事か……」
黄巾の乱が起こったのは庶人に重税を課して役人は私利私欲を肥やしている
漢王朝はは完全に腐っていた
そう言う背景があって乱が起こったんだ
そんな世の中で、市場が賑わっているとは思えない
逆にそんな世の中で、市場が賑わっていると言うことは董卓が善政しいてる証拠だ
顎に手を当てて考え事をしていたら、至るところから視線を感じて居た
中央の通りを歩いてるときはもっと視線を感じた
「なんか、みんな俺見てない?」
「それは、志麻さんの格好が珍しいからじゃないですか?」
「キラキラして綺麗だもんな」
「やっぱり、珍しいのかな?」
「それはもう」
「盗賊とかには気を付けろよ」
「盗賊なんて出んの!?」
「まぁ、流石に街中では出ないでしょうけど……」
そんな話をしていたらいつの間にか城の城門前
奈流達に「ここで待ってて」と言われたので大人しく待っている事にする
多分、俺が城の中に入れる様に門番に話を通しに行ったんだと思う
「やっぱり、認めるしか無いのかなぁ……」
この世界の事とか……
そんな事を考えていたとき視界の箸に人が写った
それを眼で追う
城壁の上に人が
それは、薄紫色の髪をした女の子だった
(なにしてんだろう……?)
しばらく、見とれていたが
奈流が戻って来て「案内するのでついて来てください」と言うので言う通りにする
「誰だったんだろう……」
ここは、涼州の城の城壁
そこに、一人の少女が居た
少女の名前は、董卓。字を仲穎と言う
少女は悩んでいた。
何故、今までどうり州牧で居られないのか
周りには親友が居て、両親が居て、民が居る。少女は幸せだった。
皆が笑いあって暮らして居た。
そんな毎日を一変させる出来事が起こった。
霊帝の崩御。
その後、何進と十常侍による跡目争いが始まった。
そんな中、十常侍の筆頭、張譲から都に上洛せよと通達が来たのだ。
政治的に利用されるのは眼に見えていた。
しかし断れば、州牧でしかない彼女は簡単に消されてしまう。
そうなれば、民は殺され、仲間も傷ついてしまう。
先日の会議で洛陽行きは決定した。
しかし、彼女は悩んでいた。政治的に利用されれば仲間が傷付く
何が最善だったのか今も悩み続ける心優しい女の子
それが、董卓と言う女の子なのだ
そんな少女に声を掛けようするもう一人の少女が居た
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史実と原作に照らし合わせるのが疲れる