No.204095

真・恋姫†無双 ー紅白の天ー 第12話

黒山羊さん

「前回のあらすじ」
ジェネシスの存在を朱里は国益ために、愛紗は感情で非難します。
しかし、雛里はジェネシスを庇う。

第1話

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2011-02-27 19:44:19 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3922   閲覧ユーザー数:3516

この物語は真・恋姫†無双という外史に、

CRISIS CORE FINAL FANTASYⅦのジェネシス・ラプソードスが来たいう設定です。

作者である私、黒山羊が原作を何度もやりなおし、(CCFF7:現在4周目のジュノン)

登場人物を原作通りにしたつもりです。

ですが、解釈が幾らでも可能であるように、登場人物が皆様のご期待にそえるかどうかはわかりません。

また、作者は関西人なので、気をつけているつもりですが、

セリフが関西弁臭くなってしまうかもしれません。

あらかじめご了承ください。

読者の皆様が楽しめたら幸いです

 

 

視点:愛紗

 

私は許せなかった。この大陸の安寧を望んだのに…。妖が私の目の前に居たのだ。

この妖と私達は桃園で平和を誓った仲だったのだ。妖が平和を願うなどあり得ない。この妖は私や桃香様や民達を騙し、あの桃園の誓いを汚したのだ。

それが私がこの妖を許せなかった理由。

だから、私はこの妖によって桃香様の治める平原の平和を守ろうと妖に斬りかかったのだが…、思いもよならないことが起こり、立ち止まる。

 

愛紗

「貴様!雛里を盾にするとはやまり心も腐った妖だな!」

 

雛里

「愛紗さん!私は自分の意思でジェネシスさんの前に立ってます。」

 

雛里は妖と私の間に立ち、私の方を向いて両腕を横に広げ、その小さな体で妖を庇おうとしている。私が怖いのか下を向きながら目を瞑り、そう叫んだ。

なぜ?コイツは妖なのだぞ?なぜ庇う?私は理解できなかった。

 

愛紗

「コイツは妖なのだぞ!なぜ庇う!」

 

雛里

「愛紗さんはこの人の何を知っているんですか?ジェネシスさんが何故このことを隠していたのか知っているのですか?」

 

知らない。でも、そんなことは些細なことだ。我々を騙してきたことは事実だ。

この妖を早く、なんとかしないと…。

 

パチン!

 

え?

私は頬を叩かれた。誰に?叩いたのは桃香様だった。

 

桃香

「愛紗ちゃん!何も聞かずに人を殺そうとしないで、私達は皆で仲良く、平和にしようって誓ったよね?だったら、ジェネシスさんの話を聞こうよ。」

 

愛紗

「…しかし、コイツは妖です。」

 

桃香

「そうだとしても、ジェネシスさんは言葉を持っている。話せる。なぜ隠し事をしていたのか、何をしたいのか聞こうよ。」

 

愛紗

「分かりました。そのかわり、この妖が我らに害なすものだと分かれば、よろしいですね。」

 

私はそう言い、この妖の話を聞きながら、殺すための算段を考えることにした。

 

桃香

「ジェネシスさん話してくれますか?」

 

妖は話し始めた。

 

ジェネシス

「俺は以前ソルジャークラス・1stだと言ったな。」

 

桃香

「うん。」

 

この単語は私も聞いたことがある。確か、『そるじゃーくらす・はーすと?』とか言っていた。

 

ジェネシス

「ソルジャーはジェノバという謎の高等生命体の一部を移植し、ライフストリームを浴びた人間のこと言う。

そして、ソルジャーを強さでクラス分けつまり、組分けされ、最も強い組から「1st」、「2nd」、「3rd」という。そして、俺はソルジャークラス・1stだ。」

 

桃香

「『いしょく』って何ですか?」

 

ジェネシス

「例えば、甲という男は不治の病で死にかけ、乙という男は腕が無いとする。そこで、甲の男の腕を切り取り、乙に移し替える医療行為、これを移植と言う。」

 

桃香

「へぇーーー。天の世界のお医者さんってすごいね。ご主人様の世界にはあったの?いしょく?」

 

一刀

「あぁ、在ったぞ。」

 

「『らいふすとりーむ?』とは何ですか?」

 

ジェネシス

「分かりやすく言えば、古代から知恵の詰まった大地の血だと思えばいい。」

 

「ほう、我らの世界と少し理が異なっているようですな。」

 

ジェネシス

「ここまでいいか?」

 

鈴々以外の皆はうなずく。鈴々は首を傾げたまま固まっていた。

 

ジェネシス

「そして、俺は胎児の時に『神羅』という商人が雇った技術者ホランダーにそれと似たような行為をされた。

ジリアンという女の体に移植されたジェノバの体の一部を胎児だった俺に移植するという実験だ。」

 

桃香

「ひどい…。」

 

私も驚いた。人が愛し合うことで人は誕生するはずなのに、人の知識欲で彼は誕生したというのだ。

私の想像をはるかに超えた技術と倫理のなさに驚く。

驚いたのは私や桃香様だけでなかった。ご主人様、朱里、雛里、星も驚いている。鈴々は理解できていないようだ。

 

「しかし、何故『そるじゃー』を誕生させたのですか?」

 

ジェネシス

「ジェノバという高等生命体は2つの能力を持っていた。1つは双方向複製、ジェノバは自分の持つ身体能力や思考等の情報を分け与え、さらに、他者の情報を取り込むことができた。そして、その能力で世界の全てを知っていたと言われている。」

 

「なるほど、その能力があれば、他の生き物を取り込むことによって、自身の身体能力等が向上して行く訳ですな。して、もう1つは?」

 

ジェネシス

「もう1つはリユニオンつまり、再結合能力だ。例えジェノバの体がバラバラになっても、そのバラバラになった体を取り込んだ生命体は集まり、1つの生命体になろうとする能力。これが再結合能力だ。」

 

「なるほど。双方向複製に再結合能力があれば、その『じぇのば』は体の全てが死なない限り、常に存在でき最強であった。とすると、人為的にその最強の能力や知識を人間で再現しようとした。それが『そるじゃー』ですな。」

 

 

 

 

ジェネシス

「そうだ。だが、俺は失敗作だ。

双方向複製は俺に正しく継承されなかった。俺の体は体内の魔力…気のようなものだと思ってくれてよい。体内の魔力の均衡が崩れたことによって自身や他者の情報を処理しきれず、その情報が拡散し始めた。結果、俺の体は急激な老化や翼が生える、体に亀裂が入るという『劣化』を引き起こした。」

 

もう言っていることが分からなくなってきた。

私は『じぇのば?』の力を人間で再現しようとして、彼では成功しなかったということだけは解った。

だが、違和感を感じた。それは彼の姿はどう見ても30前後、老化したとは思えなかった。

 

愛紗

「本当に老化して、その体なのですか?どう見ても年寄りには見えません。」

 

私以外のものもそう思ったのか、頷く。

その後、説明してくれたが、半分も理解できなかったが、要するに、劣化は止まり、翼以外は劣化前の姿に戻ったという。そして、翼は背中の中に折りたたむことができ、折りたたんで居る時は普通の人にしか見えないという。私にはそれ以上に理解することはできなかったが、軍師である朱里と雛里が反論しないということは論理的に成立しているのだろう。

 

ジェネシス

「だから、俺は自分を作った神羅を憎み、神羅を滅ぼそうとした。例え、神羅が世界中の権力を掌握し軍隊を有する商人であろうとも、神羅を滅ぼすことで事態は好転し、俺の劣化は止まるのではないかと信じて、例え好転しなかったとしても世界を道ずれにするために、

だから、俺はモンスターだ。」

 

「………」

 

何も言えなかった。

私自身をジェネシス殿の境遇に重ねて考えようとしたが、無理だった。そのような境遇を想像することができなかったのだ。そして、分からなかった。彼の苦悩が、自分は人間ではないという事実を押しつけられた苦悩が。

だが、今思い出したことがある。以前賊に襲われた村で勝負を申し込んだ時、彼は自身の剣に誓った誇りが在ると言った。平和の為にしか剣を振るわないという誇りが彼にはあるはずだ。

 

愛紗

「だが、貴方はその剣を平和の為にしか振るわないという誇りを持っている。その誇りは誠か?」

 

ジェネシス

「俺には夢が在った。それは世界を癒す英雄になること。俺はかつての世界でその夢は叶えられなかったが、俺はこの世界でこの夢を叶えたい。この剣と共に、

 

 

 

                   俺も英雄になるんだ。」

 

 

剣を高く掲げて言った。ジェネシス殿の言葉に偽りはないように感じられた。

 

愛紗

「ジェネシス殿の素性は分かりました。ですが、貴方を完全に信用したわけではありません。」

 

ジェネシス

「それでいい。お前の感情論は至極一般的なのモノだ。そして、さきほど俺を出て行かせようとした諸葛亮の国政の考え方もおかしくはない。」

 

朱里

「はわわ!」

 

朱里はいきなり名指しされたようで、驚いている。その驚きようから、私と同じようにジェネシス殿に酷いことを言ったらしい。

だが、そんな酷いことを言った私達に対して、ジェネシス殿はその反応が普通だと言って許してくれる。

彼の元居た世界での仕打ちがどれだけ過酷なものだったのか私は想像できない。

 

桃香

「で、ジェネシスさんはこれからも私達と居てくれるの?」

 

ジェネシス

「お前達が望むのなら、ここに居ても良い。」

 

桃香

「私はここに居てほしい。」

 

一刀

「俺も賛成。」

 

朱里

「私も賛成です。私も本音を言えば、ジェネシスさんにはここに居てほしかった。助けてもらった恩をまだ返していないので、」

 

雛里

「私もです。」

 

鈴々

「おじちゃんみたいに強い人が居てくれた方が心強いのだ。」

 

「私は異論を言うようなことはしませんぞ。」

 

愛紗

「うぐっ、私も皆が賛成であれば…」

 

桃香

「じゃ、ジェネシスさんの秘密も知れたし、私の真名受け取ってくれるね♪私の真名は桃香、桃の香りで桃香だよ。ジェネシスさん♪」

 

桃香様はジェネシス殿の秘密を聞けて嬉しかったのか、声を弾ませながら、そう言う。

ジェネシス殿が拒んでいた真名を桃香様はジェネシス殿に預けた。

 

ジェネシス

「いいぞ。」

 

「我が真名は星。星だ。これからも、その剣、共に平和の為に振るいましょうぞ。」

 

ジェネシス

「あぁ。」

 

鈴々

「鈴々は鈴々なのだ。」

 

ジェネシス

「あぁ。」

 

朱里

「私の真名は朱里です。さっきは本当にごめんなさい。」

 

ジェネシス

「何度も言わせるな。気にしてないと」

 

愛紗

「………」

 

桃香

「あれ?愛紗ちゃんは真名預けないの?」

 

愛紗

「はい。先ほども言った通り、完全に信用したわけではないので……」

 

桃香

「えぇー。私は信用できると思うんだけどな。」

 

ジェネシス

「人の考え方など様々だ。」

 

そして、その後星は真名を預けた記念だと言って酒宴を開こうと言った。私は単に酒を飲みたいだけだろうと反論するが、星は開き直ってそれの何が悪いと言い返してきた。

桃香様もご主人様も星の意見に賛成し酒宴となったのだが、桃香様は今日の政務をいつするのだろうと一物の不安を私は抱えたまま、酒宴に参加した。

 

 

 

 

視点:一刀

 

結論を言おう。これは酒宴ではなく、第2回メンマ祭であった…。

星が買い込んだメンマをジェネシスさんと朱里と雛里がひたすら料理して行く。ジェネシスさんはそれなりに料理ができるらしい。なんでも、昔自分の作ったリンゴジュースが賞を取ったとか。

あ、また出てきたメンマ料理、今度はメンマと豚の角煮だった。

星はテンションが高い。メンマの神様がどうとか言ってる。傍から見れば、頭のおかしい人にしか見えないが、俺にはここまで楽しんでいる星の姿を見て、嬉しくなった。

桃香は酒に弱いのか。メンマの壺を抱いて、

 

桃香

「ご主人様―――。だ――――いすき♪」

 

と寝言を仰っている。俺としてはかなり嬉しい。だが、そこに愛紗がやってきて事態は急変した。

愛紗は桃香の抱いているメンマの壺を取り上げて、

 

愛紗

「桃香様!ご主人様は私のものです!幾ら桃香様でも譲れません!」

 

愛紗は桃香の寝言に対して怒っていた。寝ている人と酔っ払っている人とで会話が成立していた。この状態を一言で言うなら、カオス・混沌が相応しいと俺は思う。

 

「おやおや、主♪愛されてますな♪」

 

星は妖艶な笑みを浮かべ、上目づかいで俺に迫ってくる。

 

一刀

「星はあれに加わらなくていいの?」

 

「私は本物の主を取ろうと思うので」

 

星は俺の腕に自分の腕をからめ、胸を押しつけてくる。なんだこれ!やわらけえーーー。

 

「おや、主どうかされましたか?顔が赤いですよ。」

 

一刀

「星!分かっててしてるでしょう!」

 

「はてさて、なんのことやら?」

 

 

パリーーン  ビッチャーーーン

 

「………主、少し行ってまいります。」

 

一刀

「お、おう。」

 

星はメンマの壺を割った桃香と愛紗の方に行く。2人は死亡確定だな。

あ、また来たメンマ料理。これは、メンマシチューだった。こんな時代にシチューなんて在るはずもない。たぶん、ジェネシスさんが作ったのだろう。ってか、メンマをシチューにって組み合わせ大丈夫ですか?でも、これだったら、普通のシチューの方が良い。ジェネシスさん何でメンマ入れようとしたの?

朱里、雛里が現れる。

 

一刀

「お疲れ様。朱里、雛里。ところで、ジェネシスさんは?」

 

朱里

「ちょっと厠と言って、半々刻前に出て行かれました。」

 

一刀

「ふうーーーーーん。俺ジェネシスさん探しに行ってくる。」

 

雛里

「そうですね。ジェネシスさんの為にやっている宴会なのに主役が居なかったら、これじゃただの酒宴です。」

 

俺は立つとジェネシスさんを探しに行った。雛里もついてくる。朱里は食べ終わった皿の処理と毀れたメンマの掃除をすると言っていた。

今俺達は2人で廊下を歩きながら、ジェエシスさんを探している。当然夜なので、明かりはない。しかし、雪が月光を反射していて幾分か明るかった。

しかし、それでも雛里は暗いのが怖いのか俺の服の裾を掴んでいる。

 

一刀

「ジェンシスさ――――――ん! どこですか?」

 

ギーン、ガキン。

 

音が聞こえた。その音は連続的に聞こえる。音からして金属がぶつかり合う音、剣がぶつかり合う音だということは容易に想像できた。

 

 

 

 

一刀

「雛里は愛紗を……無理だから、星を呼んできて。」

 

雛里

「分かりました。ご主人様」

 

俺はその足音の方へと走る。音の出所は中庭のようだ。音は絶え間なく聞こえていた。中庭の木に隠れて様子を窺う。ジェネシスさんは男と戦っていた。男は全身黒い服だった。男はジェネシスさんの攻撃を何度も防いでいたが、

 

ジェネシス

「いい運動になった。礼をいう。だが、死ね。」

 

スッ ズシャ

 

??

「――――――――!」

 

ジェネシスさんの赤い剣は男の胸に刺さる。そして、刺さった剣をジェネシスさんは振り上げる。血が舞い上がった。

男は声にならない断末魔を上げて絶命する。

 

ジェネシス

「出てきて大丈夫だ。北郷」

 

一刀

「気づいていたんですか。ところで、今のは?」

 

ジェネシス

「わからん。だが、俺を殺すための暗殺者ということだけは分かっている。21番目の男は『ちょうじょう』という名前を言った。」

 

一刀

「張譲!?ですか?  それより、暗殺者は何度も来ているのですか?」

 

ジェネシス

「今のが38番目だ。」

 

一刀

「38?そんなにも来ていたのですか?もしかして、軍議に参加していない理由や出てきた食事をひっくり返していた理由ってこれだったのですか。」

 

ジェネシス

「半分はそうだ。」

 

一刀

「半分?」

 

ジェネシス

「あぁ、残り半分は以前言っただろう。考えることは苦手だと。」

 

一刀

「つまり、サボりですね。」

 

ジェネシス

「そうだ。」

 

はあ…。一瞬この人の事見直したのに…

それより、何故、張譲はジェネシスさんを殺そうとした?そもそも、目的はジェネシスさんだけだったのか?俺や桃香も含まれているんじゃないだろうかという推測をする。

張譲の目的は何だ?先日洛陽に放った間諜は洛陽の民は洛陽を捨て他の土地を目指そうする者が増えたと言っていた。

とすると、洛陽の税収が落ちてきて裕福な生活を守るために、裕福な土地の領主を殺し、自分の息のかかった者を送るつもりだったのだろうか。あくまで、これは推測だ。実際はどうなのだろう?

それより、どうすれば良い?張譲の居る洛陽を攻めるか?いや、俺達の勢力じゃ、まず不可能だ。十常侍の張譲は権力が持っている。権力にモノを言わせて他の諸公を使い、自分を守らせることもできる。

しかし、張譲は俺達を攻めることはできないだろう。

なぜなら、俺達は漢王朝に対して害をなすようなことはしていないことと天の御使いがこの国居ると言うことは周知の事実だからだ。

俺も驚いたのだが、天の御使いの話は有名らしく、洛陽にいる皇帝の耳にも天の御使いの話は入っているという。

とりあえず、分かっていることは張譲はジェネシスさんを暗殺しようとしていることだ。

考えている内に星が来た。

 

「主これは?」

 

一刀

「ジェネシスさんを狙った刺客らしい。」

 

「誰が何のために?」

 

一刀

「何度か前の刺客は張譲と言ったらしい。目的は分からない。」

 

「張譲ですか?あの十常侍の?」

 

一刀

「おそらく…。」

 

「何度も刺客は来ているのですか?」

 

一刀

「そこのが38番目の刺客だったらしい。」

 

「38!?」

 

一刀

「明日、この件に関して会議をしよう。今日はもうこれでお開きにする。」

 

「御意。」

 

星はそういうと宴会場に行き片づけを俺とジェネシスさんは死体の後処理をし始めた。死体を大きな空の壺に入れるとジェネシスさんはどこかに持って行った。あれどうするの?

宴会場に戻ると、朱里と雛里は宴会の片づけをしていた。桃香と愛紗、鈴々は寝ている。星はメンマシチューを涙を流しながら、美味いと何度も連呼しながら食べていた…。美味いのかそれ?

朱里と雛里は星から話を聞いたようで、明日会議をすることも聞いたようだ。

そして、時間も過ぎ、明日が今日になる。

 

 

 

 

どうも、黒山羊です。

 

第12話は如何だったでしょうか。

愛紗や朱里を悪く書いてしまい自分の良心が傷ついています。

ですが、異質なモノを排除したがるのは人のサガだと私は思います。故に頭の固い愛紗がこの汚れ役になってしまったというわけです。

また、桃香や一刀が目指すものは何かというモノをハッキリさせるためには朱里と雛里の口論が必要だったと思います。

展開が急だと思いましたが、個々のイベントでジェネシスの正体をばらしていくとなるとネタができるので嬉しいのですが、変にフラグが立ってしまいジェネシスの印象を壊すのではないかという心配と、朱里と雛里と一刀は知っていて他の桃香達が知らないという事態になると蜀陣営の中で問題になるので、このような展開となりました。

 

第2話や第3話で出てきた『マテリア』ですが、ここで説明します。

マテリアはライフストリームが凝縮され生み出された結晶であり古代から知識が蓄積されているとされ、これを介すれば一般の人間でも様々な魔法や戦闘技術を使用する事ができる。

つまり、マテリアがあれば、どんな人でもそのマテリアの能力を使用することができると言うのです。でも、この物語でマテリアは使用させないつもりです。

そこまで、やってしまうとジェネシスがチートすぎると思ったからです。

 

そのかわり、ジェネシスは登場作品であるCCFF7のモデオヘイム戦と最終戦で使用された魔法を使用可能ということにしようと思います。

第10話で出てきた「漆黒の舞」はモデオヘイム戦で使用された技です。漆黒の舞の効果はカーズということでしたので、私は錯乱状態に陥るという解釈して書いています。

 

最後になりますが、次回は拠点にしようと思います。

アンケート方式は前回と同様コメント欄に「男・女」とご記入下さい。

例えば、一刀×愛紗としたい方は「A2」と書き込んで下さい。

希望は3つまで書くことができます。

A:一刀 B:ジェネシス

1:桃香 2:愛紗 3:鈴々 4:朱里&雛里 5:星

 


 
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