No.203027

魏の三剣人

カイさん

簡単に言えば、もしもシリーズです。
他のゲームのイベントやムービーの内容を恋姫の世界でやってみようと思って、書きました。(ネタバレになったらすいません)

2011-02-22 00:08:39 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:11605   閲覧ユーザー数:8341

 

この作品は、比較的簡単なものだと思います。

 

ゲーム好きの人ならすぐわかると思います何のゲームで組み合わせたか、考えながら

 

お楽しみください。

ドドドドドドドドド!!!!!

 

今先頭を走っているのは、魏の王である、曹操孟徳真名を華琳である。

 

三国同盟がなってもまだ争いを起こす物がいる、それは五胡である今曹操は、5万の兵を率いて

 

進軍している。

 

春蘭「よし!!今日こそ五胡のやつらに、引導を渡してやる!!」

今大声で叫んで勢い良く馬を走らせているのは、魏武の大剣こと夏候惇元譲真名を春蘭である

 

秋蘭「姉者待て、そう急ぐな。」

今春蘭に注意したのは、彼女の妹である夏候淵 真名を秋蘭 魏の神弓である。

 

春蘭「秋蘭なにをしている、早く来い五胡の奴等が逃げてしまうぞ。」

そう言って春蘭が後ろを向いていると。

秋蘭「!!姉者」

春蘭の前方から切り株が転がってくる。

秋蘭(くそ間に合わない)

秋蘭が目を閉じようとしたその時

スパーン!!

    

春蘭「うわっ!あ、危なかった。」

一刀「前見てろバカ」

今切り株を真っ二つに切り裂いたのは、天の使いであり三年前に帰ってきた。

北郷一刀である

秋蘭「フッ」

春蘭「ん?何がおかしいんだ秋蘭」

秋蘭「別に、ただ姉者も北郷に守られるようになったんだなと、思っただけさ。」

春蘭「なっ!!しゅ、秋蘭おまえ何を言って

顔が赤くなった春蘭が秋蘭に話しかけていると

 

一刀「前」

道の真ん中に落ちている切り株を飛び越える

 

秋蘭「北郷、ありがとう姉者を助けてくれて。」

そう言って秋蘭は、一刀の隣に馬を並べる

一刀「なあ、秋蘭」

秋蘭「何だ?」

一刀「さっきの春蘭の言葉は、まるで目先の獲物だけに剣を振るうように聞こえたんだけど

春蘭の剣は、そんな物になっちまったのか?

秋蘭「いや、姉者の剣は、今も昔も華琳様の道を切り開くものだ。」

一刀「フッそうか」

秋蘭「ああ、そうだ」

二人が会話をしていると

 

春蘭「なぜ私ではなく秋蘭に聞くのだ!!」

一刀と秋蘭の間に、春蘭が割ってはいる

 

一刀「秋蘭の方が、説得力がある」

一刀は、顔色一つ変えないで答えた。

春蘭「なんだとー!!人が黙って聞いていれば、だいたい貴様はなあ

一刀・秋蘭「「前」」

春蘭「へっ?」

二人にいわれたとおり前を向くとまた切り株がガタンッガタンッと転がってきた。

 

春蘭「なっ!!」

いきなりの事で反応が遅れた春蘭は、あわてて剣を握ろうとしたが

一刀「ふん!」

秋蘭「は!」

一刀が再び切り株を刀で切り裂き秋蘭が、切った切り株の片方を、弓で弾く

 

弾かれた切り株の片方(かたほう)は、道の外れに転がっていった。

一刀「はぁーバカ」

春蘭「くぅーー」

一刀にバカと言われて言い返せない春蘭

秋蘭「まあ、そう言うなそれとも一刀は、姉者を守るのが嫌になったか?」

春蘭「なっ!?」

秋蘭の言葉に驚いて春蘭が、一刀のほうを見ると

 

一刀「そんな事一度も考えたことはないよ」

そう言って春蘭と秋蘭の顔を見て

一刀「始めて会ったあの日から、ずっと二人とも俺の守りたい

大切な人だ。」

三年前と変わらない笑顔でそう一刀は、当たり前のように言った。

秋蘭「ふふっうれしい事を言ってくれるなお前は、なあ?姉者」

春蘭「うっうう」

春蘭は、顔を赤くしてうつむいていた。

秋蘭(ああー照れてる姉者も可愛いな)

と、秋蘭が、春蘭を見ていると

 

一刀「春蘭、秋蘭」

春蘭・秋蘭「「な、何だ?」」

突然声をかけられ一刀の方を見ると

一刀「らしく行こうぜ!!大丈夫俺達なら絶対勝てる」

秋蘭「ああ!」

春蘭「ふん!当然だ!!」

そう言うと秋蘭が馬の速度を上げ、前に出るの同時に一度だけ後ろを向いてこう言った。

 

秋蘭「我ら三人は、華琳様の剣(つるぎ)だからな」

春蘭「はっ!」

秋蘭が言い終わるのと同時に春蘭も速度を上げ先頭の華琳を追い抜く、そして一刀も二人に続いて

速度を上げる 魏の三剣者の目に再び強い光が戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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