反董卓連合から幾ばくかの月日が流れた。最近では袁紹が河北一帯の支配に乗り出していた。その魔の手は一刀達の領地にも伸ばされようとしている。
一刀達はこれを黙って見過ごす筈がなく、今軍議で話し合いが行われている。
「現状は数日前に劉備が曹操様の領地に逃走を計ったことにより袁紹は既に河北のほぼ全てを懐に収めました。私達の領地を除いて」
稟は冷静に現状の説明をする。表情はつまらないものを見ているかのようであるが。
「そうか、劉備は逃げたか。……まあせいぜい華琳に絞られてくることだな。そのほうが彼女の為になるしね」
一刀は乾いた笑みを浮かべる。
「お兄さん、人のことを言ってる場合ではないのですよー。遠からず袁紹さんは私達の所にも攻めて来ますでしょうし。私達の兵力が三万に対し袁紹さんと袁術さんのところは六万。まともにぶつかっては勝ち目がありませんー」
とは言いつつも風も一刀に負けず劣らず呑気な表情である。
「恋殿がいれば一人で二万は削ってくれますぞ!」
音々音は快活にそう言い放った。その言葉に稟が一つ溜息をつく。
「……仮にそれが本当の話だとしてそれでもまだ一万の差があります。それにそんな数の兵を一人で請け負って将が疲弊すれば全体の士気の低下に繋がります」
「いっそのこと劉備さんみたく逃げますかー?」
話は勝利の方向へは進まない。その光景を見て一刀は一つ溜息をついた。
「はぁ、お前ら。北郷爺さんが一つ人生のアドバイスをしてやる。よく聞け」
「「あどばいす?」」
「助言のこと。まあ年の功だと思って聞いてくれ」
すると一刀は軍議の席から立ち上がる。
「風、稟、音々音。今ここにいる全員はとても頭がいい。だがな、頭が良すぎるのもたまに傷となるものだ。膨大な知能は時に単純で、しかしとても大切なことを曇らせてしまう時がある。まあ俺が言いたいのはたまにはバカの気持ちになって考えるのも必要ってこと」
そう言うと一刀はニヤリと獰猛な笑みを浮かべた。
「兵力差は確かに苦しい。だがな、賢い人間が猪と戦って負けるわけがないだろう?どうだ、バカでもわかる単純なことだろう?」
その言葉に全員が一瞬呆気に取られる。だが次には楽しそうな表情へと変わる。
「それもそうですねー。確かに私達には力が無くとも罠を張る知恵がある。陥れる謀略があります」
「一刀殿の言葉、しかと受け取りました」
「フン、恋殿もこれくらいの逆境があってこそ真価が発揮されるというものです!!」
「よし、調子が戻ったな。じゃあ軍議を改めて始めようか」
一刀がそう言ったのも束の間、軍議は兵のけたたましい音によって遮られてしまう。
「ほ、報告します!! 袁紹の勢力がこちらの国境に向かっているとのこと!!」
一刀はそれを聞くと眉間に指をあてる。
「作戦会議くらいさせろっての。で、どれくらいの規模が来てる?指揮をしている者は?」
「間諜の情報では規模はおよそ二万、たいして国境を守る砦にいる兵力はわずか五百です。指揮を執ってるのは文醜、顔良の二人です」
「ふむ、じゃあおそらくは様子見ってところか。稟、風、この状況をどう打破する?さすがに策もないままでは人は猪に潰されるだけだぞ」
一刀は楽しげに二人に質問する。勿論前の外史で似た出来事があったので答えを知ってての質問ではあるが。
二人はしばらく考えた後に自信に満ちた顔で一刀を真っ直ぐ見る。
「お任せを。何があっても策が出来上がるまでに袁紹達に国境を超えさせはしません」
「ようは超えようと思わせなければいいのですからねー」
「任せたぞ二人とも。じゃあ俺もすぐに工作兵を結集させて動きますか。じゃあ音々音は将へ現状の通達、それと常に新しい情報を聞く体勢をとってくれ。全てが終わった後に陣の配置、工作兵が仕掛ける罠の詳しい情報を伝えて策を練り合おう。まあ河北全土とは言わずとも二州くらいは削りとってやろうかね」
伝えることを言い終えると一刀は颯爽と外に出て行った。
案の定文醜、顔良の二人は国境を攻め入ってこなかった。風、稟は何もしていない。ただ勝手に敵が撤退しただけの話だ。あまりの兵力差で文醜が気まぐれを起こし袁紹のいる本陣に手ぶらで戻っていったのだ。
「まったくお二人とも、手ぶらで帰ってくるとはどういうことですの?」
城を離れ劉備の居た場所近くに拠点を構えていた袁紹が文醜、顔良の二人をつまらなさそうに叱責する。
「だってつまんないじゃないですか。あんな数を多数で攻めたって」
文醜は特に気にした様子もなくそう言う。
「まあいいですわ。気を取り直してすぐに北郷さんの所に攻めこみますわよ」
「麗羽様、相手はあの北郷さんですよ?もう少し考えて攻め込んだほうが……どんなしっぺ返しをくらうか分かりませんし……」
顔良が恐る恐る袁紹にそう言う。
「フン、そんなものこのワタクシが率いればチッチキチーですわ!!」
「そうだぞ斗詩ー。斗詩は考えすぎだって」
顔良の提案はすぐに却下されてしまった。
「うう……本当に大丈夫かなぁ?」
顔良の気苦労は今日も絶えない。
場所は少し変わり、袁紹と共闘している袁術の陣営の離れで呉の孫策達は密かに話し合いを行っていた。
「冥琳、今回の戦どうなると思う?」
孫策が周瑜に質問をする。
「正直なところ分からないな。北郷一刀の実力はまだまだ未知数だ。反董卓連合で見た際もいつも何か含んだような感じであったし……悪く言えば不気味な奴だな」
「そお?私は誠実そうで良い子に見えたけど」
「性格の話をしているんじゃない。確かに劉備に救いの手を差し伸ばしたり、董卓軍の将を抱え込む器の大きさは認めるが私が言いたいのは――」
「曹操と同じ匂いがする。でしょう?」
「ああ。だが今回はそれが幸いしそうだ。あくまで希望的観測だが」
「どういうこと?」
その質問に周瑜は腕を組みなおして答える。
「奴が曹操のように打算的であるならば私達と無駄な戦は極力避けようとするだろう。それは私達も同じだ。袁術を打倒する為の戦力は温存しておきたい。だから今回の戦は私達は戦に参加せず睨み合いだけで済ませることが出来る可能性がある。勿論相手にそれだけの機転が利かなければそれまでだが」
「ふーん、そういうことね」
孫策は話を聞き終えると猛虎のように笑う。
「大丈夫。勘だけど……その作戦、成功するわ」
「そうか、雪蓮の勘はよく当たるからな。正直な話、私はまだ北郷の相手をしたくない。奴の相手をするのは霧の中を突き進むようなものだからな。どんな毒蛇が潜んでいるか分かったものではない」
袁紹と袁術の進軍が始まって数日後、北郷の国境付近にある荒地にはところ狭しと袁紹の軍勢が押し寄せていた。
それに対して北郷の軍は絶望的に数が少ない。本陣を守る兵力すらスズメの涙ほどだ。
「いやー、多いなー。さすが袁紹、袁術。力だけは無駄にあるなぁ」
一刀は敵軍を見ながら呑気に言う。だが次の瞬間、一息吸うと人を恐れおののく気配を纏う。
「聞けぇ!! 今、袁紹達は俺らが愛する地、家族達を侵そうとしている!! これを黙って見過ごすことは許されざること!! だがお前達、勘違いするな。決して命を惜しまない真似はするな。お前達を待ってる家族、友、隣人は常にいる。 ……行けぇ!!そして必ず帰ってこい!!」
「「応!!」」
一刀の号令に兵たちは武器を掲げてその身に一刀の言葉を刻む。そして北郷軍の進軍が始まった。
「さぁ来い。俺達の国を通るなら相応の覚悟がいるぞ」
一刀は独り言とともに笑う。
「北郷様、袁紹の軍が国境に入りました」
伝令が一刀に伝える。
「よし、前線の兵には予定通り待機を指示。それと同時に工作兵にも煙幕の用意を。俺もすぐに前線付近に向かい指示をする」
「御意」
伝令はすぐさま行動に移る。
「うわ!? 何だこりゃ!?」
袁紹、袁術軍に混乱が起こる。
戦線には前方がまったく見えない程の煙が立ち込め袁紹、袁術軍の進軍を遮る。
「関係ねぇ、進むぞ……ぎゃあ!?」
煙幕の中を進もうとした一人の兵士が突然転倒する。
「気を付けろ!! 足場がめちゃくちゃ悪いぞ!!」
煙幕で視認することは困難であるが、袁紹軍が進んでる場所にはぬかるんだ地面、突き出した大きな石が存在しており進軍を大きく妨害している。
「おい、さっさと進め!! つかえてるだろ!!」
「んなこと言ったって足場が……うわっ!?押すな!!」
煙幕内部のあちらこちらで言い合いが起こる。
「おい、お前ら落ち着けって!!」
「一回体勢を立て直してください!!」
兵を率いる文醜と顔良が体勢を立て直すべく叫ぶが動揺が全体に伝播しており上手くいかない。
前線付近に来た一刀は遠目に煙幕を見つめる。
「煙で見えないけど、声で察するに相当進軍に支障が出ているな。戦でもっとも厄介なのは足を引っ張る味方ってね。 よし、第一陣の弓兵、弓を構えー……放て!!」
一刀の指示で弓兵が一斉に弓を煙幕の中に向かって放つ。煙幕の中に沢山の断末魔が響く。
「この時代は二酸化炭素なんて気にする必要ないから容赦しないぜ、袁紹軍。第二陣の弓兵、弓を構えー、放て!!」
しばらくの間、北郷軍の一方的な戦況が続く。混乱する兵を弓でじわりじわりと真綿で首を絞めるように削っていく。しばらくした後、一刀は弓兵の攻撃命令を停止させる。
「よし、そろそろぶつかろうか。全員、ゴーグルを用意。これより煙幕の中に突入する。いいか、深追いはするな。俺達の目的は殲滅じゃない。勝つことだ。後は作戦通り動いてくれ」
一刀が指示を出すと全員が額にあるゴーグルを目に装着する。これがあれば見にくい煙幕の中で視認が困難でも煙で目がやられることは免れる。
「さて、稟。タイミングは任せたぜ」
一刀はそう言うと兵と共に煙幕の中に突撃する。
北郷軍後方の拠点。そこで稟は戦線の確認を行っていた。
「……どうやら一刀殿は動いたみたいですね。……まったく、大将自ら囮になるとは本当に困ったものです」
稟はそうぼやくと眼鏡をクイっと上げる。
「今です、銅鑼を鳴らしてください。左翼、右翼の伏兵達を動かしますよ」
稟の指示で銅鑼が二回打ち鳴らされる。そしてそれと共に戦場に二陣の突風が吹いた。
煙幕の中では混戦状態になっていた。数の暴力などもはや関係ない。誰が敵で、誰が味方か理解しようとしていれば真っ先に殺される。だから味方同士の食い合いも始まってしまう。少なくとも袁紹軍にとってはそんな状況である。
一刀は多数から来る攻撃を器用に避けながら煙の中を突き進んでいく。
「やあ、反董卓連合以来だね。文醜、顔良」
一刀は煙幕の中で文醜、顔良の二人と対面する。
「よく分からないが大将がお出ましか」
文醜は楽しそうに大剣を構える。
「血気盛んなことで」
一刀は楽しそうに二人を見る。
「大将さんよ、アタシの相手をしてもらうぜ!!」
「ぶ、文ちゃん。おかしいよ、こんな所で北郷さんと会うなんて。何かの罠じゃ……」
「だーかーらー、斗詩は考えすぎだって。大将がいるなんて絶好の機会じゃん」
一刀は二人のやり取りを見て獰猛に笑う。
「顔良将軍、いい判断だ。だがもう遅い。お前らは既にもう俺の腹の中だ」
煙の追加を止めたのか次第に煙で覆われた視界が明瞭になっていく。
「な、何だこれ……!?」
文醜が思わずそう呟く。無理もない、前線の袁紹、袁術軍は文醜達の周りに一人も居なかった。
視界が晴れやかになった途端に文醜達の目に入ったのは囲まれた状況。盾を持った兵士達によって一刀、文醜、顔良の三人が囲まれた状態になっていた。
「さぁ、望みどおり相手をしてやる。二人まとめてかかって来い。俺を早く討ち取らないと手遅れになるぜ?」
一刀は覇気を混ぜ合わせるように獰猛に笑う。兵による囲いの外の状況を予想しながら。
稟が銅鑼を鳴らした直後の時、二つの隊が動いていた。
「フフ、主殿も人の悪いお方だ。だが、それでこそ我が主だ!! 全員、突撃ぃ!!」
左翼側に潜んでいた星の隊が煙幕の中に突撃を掛ける。
「ようやく私の出番か。行くぞ、我らが武の誇りを見せようぞ!!」
右翼側の華雄の隊もまた突撃する。大将がいる、袁紹の本陣に向かって。
そして戦線の遥か後方にいる風もまた活動を開始しようとしていた。
「上手くいってるようですねー。お兄さんが囮となり将の二人の行動を拘束。そしてその間に星ちゃん達が本陣に攻めこむ。統率者のいない戦場で敵軍は将のもとか、大将のもとかどちらに行けばいいか分からず混乱状態。お兄さんの奇策、私達軍師の的確な兵の配置と布陣、そして将達の統率力。私達の会心の策ですー。 じゃあそろそろ恋ちゃんを動かしますかー」
風の指示を受けた後、恋は戦場に立った。だがその三國無双の武力は行使していない。ただ、敵軍と睨み合っていた。
「……これだけでいいの?」
恋は首を傾げる。
「へぇ、飛将軍呂布を私達にあてがうとは。やはり北郷一刀はこちらの意図に気付いてたみたいね」
恋の隊と睨み合いをする孫策は楽しそうに笑う。
天下の飛将軍、呂布が相手となれば迂闊な攻めなど出来ない。だからこうやってただ孫策は睨み合いだけをすることが出来るのだ。
「でも、呂布と戦いたかったかなー。ちょっと残念」
孫策は少し残念そうに笑った。
場所は戻り一刀のいる戦場。そこで一刀は文醜、顔良と戦闘している。
「クソー!! ちっとも当たんねぇー!!」
文醜が大剣を振りかざすが一刀にはカスリもしない。
「俺に攻撃を当てたきゃ漢女でも用意しな。……さて、そろそろ戦いもクライマックスだな」
一刀はひとしきり攻撃を避けると二人から距離を置いた。そして大きく息を吸う。
「歌え!! 北郷軍よ!!」
一刀は高らかと叫んだ。すると一刀達を囲む兵たちが盾同士を打ち鳴らし始めた。
『北郷軍、それはすなわち鉄の絆!!』
息を合わせ兵士達は歌い始めた。
『その絆は難攻不落の鉄壁となり!!』
兵たちは盾をガンガンと地面で二回打ち鳴らす。
すると一刀はようやく剣を抜き兵達の歌に続く。
「そして熱い意思は己が身を溶かし時に剣となり!!」
一刀の歌に続き兵が武器をリズム良く鳴らす。そしてそれは遠方にいる星に伝わり、星は槍を振りかざしながら歌の続きを高らかと歌う。
「敵を貫く槍となり!!」
歌を歌えばまた兵が武器を打ち鳴らして遠方に伝えて華雄が武勇を見せながら続きを引き継ぐ。
「全てを薙ぐ斧となる!!」
そして兵が武器を鳴らし、一刀はそれを聞くと息を吸う。
「我らが戦場の歌、天まで届かせろ~!!」
【おおおおおぉぉぉぉ!!!】
歌が終わり、兵たちは叫ぶ。歌による一体感、戦場での高揚感により北郷軍の士気は最高潮に達する。そして敵を一気に飲み込み始める。もはや数の差などは小さいものになっており、敵軍はこれを防ぐのは不可能だ。
「お、おい斗詩……これ、ヤバいんじゃないか?」
「う、うん。文ちゃん」
二人は戦場に満ちる北郷軍の士気を高ぶりを感じて自軍の士気の低下を危惧する。実際にもともと一刀達の策により士気をガタガタに乱された状態でさらに相手の士気の高ぶり。袁紹軍の士気はもはや地に落ちている。
「と、とりあえず兵に指示を出そう!! 姫を守れって」
「う、うん。文ちゃん」
「おい、お前ら……【ほあああああぁぁぁぁっ!!!】
文醜が囲いの外にいる軍に指示を出そうとしたが北郷軍の叫び声で遮られてしまった。
「っく、おい、おま……【ほああぁぁっ、ほあっ、ほあっ!!!】だー、うるせぇぇぇ!!」
完全に指示は囲いを作る兵士が遮る。
「無駄無駄、ウチの軍の叫び声の凄さは筋金入りだよ? さて……」
一刀は懐からマイクを取り出す。
『さぁ星、華雄!! 決着をつけろ!!』
「……!? 文ちゃん、一旦退くよ!!」
「ちくしょー、大将が目の前に居るのに……」
一刀の言葉に本当に危機を感じて二人は盾を食い破って本陣に戻って行く。
星、華雄の隊は合流して既に本陣近くまで攻めこんでいた。
「フハハ!! 我が進軍を止められる奴はいないのか!?」
「今日の我らは誰にも止められん!! 死にたくなくば退けぇ!!」
星、華雄の二人は風どころかもはや嵐になって本陣を攻めこむ。士気が崩れた敵兵にこの二人を止めることは不可能。本陣に進行するのも時間の問題だ。
「な、七乃。何とかならんのか!?孫策達は何をやっておるのじゃ!?」
袁術は涙目で震えている。
「孫策さん達、どうやら呂布さんに足止め食らっちゃってるのでー……」
張勲もお手上げといった感じだ。何故か恍惚とした表情を浮かべているが。
「な、ならどうすれば!?」
「んー、逃げちゃいましょう♪」
「そ、そうじゃな。そうしよう!!」
「ではみなさん、撤退しちゃってくださーい♪」
こうして袁術軍は戦線から離脱を開始する。
「な!?袁術さん、袁家とあろうものが撤退など……!!」
「姫!! アタイ達も退きますよ!! このままじゃやられちまう!!」
急ぎ足で戻って来た文醜が袁紹に撤退を促す。
「なりませんわ!! 私は袁本初ですのよ!?」
「いいから行きますよ、麗羽様!!」
「ちょ、お待ちなさーい!!」
袁紹は二人に引きづられる形で撤退を開始する。それに続いて次々と袁紹軍が撤退を始める。
撤退の様子を見た一刀は剣を天に突き上げる。
「俺達の……勝ちだァァァ!!」
【おおおおおおぉぉぉ!!】
北郷軍の勝利の叫びと共に戦いは終幕を迎えた。
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