No.198537

茜ちゃん 第八話【そんな装備で大丈夫か?】

月千一夜さん

サラダさんからのまさかのキラーパス
普通に気づかなかった・・・というわけで、急いで書きましたw
うん、なんていうか・・・すんませんっしたあぁっぁああああ!!!!!

あ、牙狼sayさん・・・アトヨロシクネ♪

2011-01-29 19:13:17 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:7818   閲覧ユーザー数:6429

『どぅふふ♪

見てちょうだい、私のここ

これを、どう思うかしらん?』

 

 

すごく・・・大きいです(ゴクリ・・・

 

 

 

 

 

・・・いやいやいや、ていうか何この状況!!?

なんで私、こんな変態さんと二人きりなの!!?

 

 

『それは、望んだからよん』

 

 

望んだって、まさか・・・私がこんな状況を!!?

 

 

『どぅふふ、私がよん』

 

 

言って、ウィンクする筋肉達磨さん

先生・・・ぶち殺したいです

 

 

 

 

『まぁ、それはさておき・・・そろそろ、お目覚めの時間ね』

 

『お目覚めの時間・・・?』

 

 

“そうよん”と言って、目の前の筋肉達磨はゆっくりとパンツを・・・って、ちょっと待ったあぁぁぁぁあああ!!!

何故、脱ごうとするんですか!!?

 

 

 

 

 

『さぁ、お目覚めの時間よん・・・ぶるあぁぁぁああああああああああああああああああ!!!!!』

 

 

いやあああぁぁああああああああああ、すごく大きいいいいぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいい!!!!!???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・

 

 

 

≪茜ちゃん♪≫

第八話 そんな装備で大丈夫か?

 

 

 

「ど、ドリーム?」

 

 

起きた瞬間、なぜか英語だった

いや、深い意味はないと思う

ていうか、私・・・いつの間に、眠っていたんだろう

 

 

「よいしょ、っと」

 

 

そんなことを考えながら、体をゆっくりと起こす

白龍は・・・あれ?

いない?

 

いったい、どこに・・・

 

 

 

 

「目が、覚めたみたいだね」

 

「っ!?」

 

 

ふと、すぐ傍から誰かの声が聞こえてきた

私は慌てて身構える・・・が、そんな私の様子に苦笑が漏れだす

 

 

「ごめん、驚かせちゃったみたいだね」

 

 

そう言って、私の前・・・一人の少年が笑う

彼はそれから、私のことを見た後に“うん”と頷いた

 

 

「体の方は、大丈夫みたいだね」

 

「えっと・・・」

 

「はは、状況がわかってないって顔だよ?」

 

 

その言葉に、私は頷く

すると彼は私の隣に腰をおろした

 

 

「まぁ、仕方ないさ

ここは、“そういう場所”だから

慣れないうちには、結構苦労すると思うよ

僕も、そうだったから」

 

「は、はぁ・・・」

 

 

まったくわからない

彼が何を言っているのか、私にはこれっぽっちも理解できない

そもそも、私はなんでここに・・・?

だって私は確かこっちに助けてくれる人がいるってサラダさんから聞いて、それから・・・

 

 

 

 

≪グゥ~~♪≫

 

 

 

 

「ぁ・・・」

 

「あはは、お腹が空いたんだね♪」

 

「は、はい・・・」

 

 

恥ずかしい

なんてタイミングで鳴るのだろう、私のお腹は

 

 

「まぁ、そうだろうと思って軽く食べられるものを持ってきたんだ」

 

 

そう言って、ゴソゴソといつの間にか置いてあった鞄をあさりだす彼

やがてお目当てのものを見つけたのか、彼はニッコリと笑いそれを差し出してきた

 

 

 

 

 

 

 

 

青いツナギを・・・

 

 

「あ、間違えた」

 

「間違えた!!?」

 

 

軽く食べれるものと青いツナギって、どこに間違える要素があるの!!?

なんなの!?

本当は何を出そうと思ってたの!?

ていうか、なんでそんなの持ってるの!?

 

 

「いや、資料にと思って」

 

「そして、そんな自然に心の中を読まないでください」

 

 

そんな普通に会話してるみたいな感じで混ざらないでほしい

一瞬、気付かなかったんだけど

 

 

「えっと・・・あれ?

どこやったかなぁ、“アレ”は」

 

 

言いながら、ゴソゴソとあさり手にとっては外に出すを繰り返す彼

なんか・・・段々と、彼の周りに山が出来てきたんだけど

 

 

「えっと、これかっ・・・って、またツナギか」

 

「また!?」

 

 

なんで、そんなにツナギ入ってるの!?

ていうかよく見たら、周りの山全部ツナギ!?

なんなの!?

コレクターなの!?

ツナギコレクターなの!?

 

 

「着てみるかい?」

 

「遠慮しときます」

 

 

そして、何故そうなった

着たいなんて、一言も言っていないよね?

 

 

 

 

 

「いや、そんな目で見てたよ?」

 

「本当にそう思っているのなら、早急に眼科へと行くことをおススメします」

 

 

 

ーーーー†ーーーー

 

 

「お、あったあった♪」

 

 

あれから数十分後

ようやくお目当てのものを見つけたのか、彼は嬉しそうに笑っていた

・・・どうでもいいけど、この青いツナギの山はどうするのだろうか?

 

 

「着るかい?」

 

「だから、着ませんって」

 

 

“ですよね~”と、彼はまた笑う

それから、スッと私の前に何かを差し出してきた

 

 

 

 

「はい

脂分タップリの、特製スタミナカツサンドだ♪」

 

 

あ、あれ?

軽いもの?

なんか、見た目がすっごいギトギトしてるんだけど・・・

 

 

「そして、もう一つ・・・ホラ、カツサンドだ」

 

「うっ・・・」

 

 

そして取り出された、もう一つのカツサンド

 

オーケー、落ち着け私

今、私はお腹がペコペコなハズだ

だったら、これくらい軽くいける・・・はず

 

 

「あと、ちょっと控えめに・・・ほら、カツサンド♪」

 

 

 

お、オーケー、もちつけ私

カツサンド三個がなんだ!

今の私なら、こんなもの・・・っ!

 

 

「いただきますっ!」

 

 

ガッと、勢いよく食らいつく

うん、美味しい

お腹が空いてたから、尚更だ

・・・だけどうん、一個で充分かなぁと思ってしまうんだ

うっ、すごい脂っこい

だけど、せっかくのご好意を無駄にはできない

 

 

 

「美味しい?」

 

「ふ、ふぁい」

 

「そっか、それはよかった♪

あ、そうだ・・・最後に、デザートを用意しておいたんだよ」

 

「で、デザート?」

 

 

あ、あれ?

なんだろ、すごく嫌な予感・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホラ・・・なんと、冷やしカツサンドだ♪」

 

「ぶほっ!?」

 

 

うん、無理♪

 

 

 

ーーーー†ーーーー

 

 

「うっぷ・・・」

 

「だ、大丈夫?」

 

「大丈夫

まだ、まだやれるっ・・・」

 

 

嘘です、もう無理です

何がきつかったって、冷やしカツサンドが一番きつかった

脂身が固まって、シャリシャリと・・・うっ、思い出したら吐き気が

 

 

 

「さて、と・・・君が元気になったところで、話をしようか」

 

「どう見たら・・・うぷ」

 

 

“どう見たら、元気に見えるんですか?”というツッコミすら、今の私には出来なかった

ヤバい、本当にヤバい

 

 

「あれは今から三十六万・・・いや、一時間前の出来事だったか

実は君にアドバイスを、と思ってね」

 

 

そんな私の様子など知らず、彼は話を続けていた

 

 

「全部いっぺんに片付けようとしたら、誰だって疲れちゃうよ

それは、君にもわかるでしょ?」

 

「全部、いっぺんに?」

 

 

一体、何を言っているのだろう

何を、片付けるって・・・

 

 

 

「まぁつまり僕が何を言いたいかというとだね・・・結局会わなくちゃいけないのなら、こっちから会いに行けばいいんだよ♪

三人いっぺんに、じゃなくって

一人ずつ、君から会いに行けばいいんだ」

 

「は、はい?」

 

 

会いに行く?

え? 誰に?

 

 

「誰にって、選ばなくちゃいけないんでしょ?

三人のうち、一人を・・・」

 

「あ・・・」

 

 

言われ、思い出す

そうだ・・・そういえば、そんな話だったような

 

 

「っていうか、なんで知って・・・」

 

「さって、そろそろ目覚めの時だよ」

 

 

私の言葉を遮り、彼はバッグからスッと何かを取り出す

それは、すごく大きくて茶色くて・・・

 

 

 

 

「あ、あのそれは?」

 

「貂蝉ハンマー、っていうんだ

でだ、コイツをどう思う?」

 

「すごく・・・貂蝉です」

 

 

その言葉を聞き、ニッコリと笑う彼

彼はそれから、その貂蝉ハンマーを思い切り振りかぶり・・・

 

 

 

 

「って、ちょっとまってえぇぇぇぇっぇえええええ!!!??

それは駄目でしょおおぉぉぉぉおおおおお!!!??」

 

「僕の名前は“月千一夜”

機会があったら、また会おうね♪

それじゃ、いってこいやああぁぁっぁああああああああ!!!!」

 

「いやぁっぁあああああああああ!!!??

なんか“ぶるあぁぁぁぁぁああああああああ!!!!”って聴こえるのおぉぉぉぉおおおおおお!!!!!??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・

 

 

 

 

ーーーー†ーーーーー

 

 

「ゆ・・・夢、か」

 

 

起きた瞬間、私は盛大に溜め息を吐き出した

よ、よかった夢で

 

よりにもよって顔面の部分が迫ってきてたもん

普通に吐きそうだったよ

 

それにしても・・・

 

 

 

「一人ずつ、かぁ」

 

 

確かに、そうかもしれない

現状、私にはこの状況を解決するための術がない

 

だったら、まずは会って確かめてみるのもいいかもしれない

三人の英雄と・・・

 

 

 

「まぁ、ジッとしてても始まらないよね」

 

 

言って、私は立ち上がる

それと同時に聞こえてくる、馬の嘶き

白龍のものだ

私はフッと微笑み、嘶きが聞こえた方に振り向いた

 

 

 

 

「白龍、行こ・・・う・・・か」

 

 

瞬間、絶句

 

そこにいるのは、確かに白龍だ

うん、白龍なんだけど・・・

 

 

 

 

 

「白龍・・・その青いツナギは、いったいどうしたの?」

 

「ブルル」

 

 

白馬が、青いツナギを着ている・・・だと?

あとなんで、そんな誇らしげな顔をしてるの?

 

 

「しかも何これ!?

脱がせれない!!?」

 

 

呪いのアイテムか何かですかコレ!?

段ボールもって、青いツナギを着た馬に跨って・・・私、なんか危ない人みたいじゃんか!?

 

 

「ブルッ(キリ☆」

 

「だから、なんで誇らしげなの!!?

かっこよくないよ!?

全然、かっこよくないからね!?」

 

 

引っ張っても、ビクともしない!?

ていうか、破ける気配すらしないんだけど!?

 

ああ、もう・・・

 

 

 

 

「やっぱり、こんなとこ嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

響く、私の悲鳴

 

私が帰れる日は、いったい何時になるのだろうか・・・

 

 

 

★あとがき★

 

いや、普通に無茶振りでしたw本当にありがとうございますww

急いだせいか、普通に内容が薄い件についてww

どうやら、カオスを使い切ってしまったようです(ぇ

ネタがわかる人がいたら、今すぐ友達になろうか(コラww

 

 

まぁ、なんていうか・・・サーセンwwww

 

 

そういうわけで、牙狼sayさんにバトンタッチ

呪いのアイテムとセットで、バトンタッチです

ガンバッテネ♪

 


 
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