一刀「兵糧が減ってる?」
希「はい、毎日すこしずつですが、確実に減っております」
一刀「兵糧っても種類あるけど・・・・主にどれがってある?」
雪「う~ん・・・特にってかお米とか塩とかかな」
一刀「ある種重要なものだけが狙われてるな・・・・誰かしらないか?」
兵「いえ・・我々は見ておりませんが」
一刀「見てない『が』?」
兵「はっ!我が軍の兵糧子の近くに待機している劉の旗を掲げた一団がなにやら不振な動きをしてまして」
一刀「不振か・・・桜、選別して警護に当たってくれないか?」
桜「はい、お任せください」
一刀「(冥琳から聞いたが劉の旗・・・最近活躍してる義勇軍ってやつなのか?)」
劉側
??「はぁ・・・朱里ちゃん、兵糧いつまでもつ?」
朱里「はい、この分だと後三日しか・・・路銀もありませんし・・・どうすれば」
??「やはりまた呉から取ってくるのか?」
??「そうだよねぇ・・・いくらなんでもそろそろ気がつくと思うけど・・・愛紗ちゃん」
愛紗「はい、何でしょうか?桃香様」
桃香「呉以外でその分けてくれる人たちっていないのかなぁ?」
愛紗「さぁどうでしょうか・・・ただでさえ黄巾党に襲われて兵糧が少ないときですからね」
朱里「で・・・では、隙を見ていつもより多くもらってきましょう」
桃香「え?」
朱里「大丈夫です、私にまかせてください」
愛紗「だっだが、どうやるつもりだ?」
朱里「そこは愛紗さんと星さんに手伝っていただきます」
星「よくわからんが・・・・まぁいいだろう」
朱里「では、明日決行しますね」
桜「・・・・異常無いですね」
兵「はっ!異常ありません・・・兵糧も減っておりません」
桜「では、一刀様には私から報告しておきます・・・・皆さんは休んでいてください」
兵『はっ!』
桜「(今日『は』仕掛けて着ませんでしたが・・・おそらく明日何かしてきますね・・・)」
桜「一刀様」
一刀「あ、桜、お帰り」
桜「ただいまです・・・一刀様」
一刀「ん?」
桜「あの・・・久しぶりに愛をほしいのですが・・・」
一刀「わかったよ・・・おいで」
桜「はい!」
桜「一刀様」
一刀「桜」
桜「「一刀様・・・・今日は異常ありませんでしたがおそらく明日・・・・何かあるかと」」
一刀「「そうか・・・なら、希の隠密隊を忍ばせておく・・・いいかい?」」
桜「ああん・・・一刀様~もっと感じさせてください~」
祭「なんじゃ・・毎日盛んじゃのう、一刀は」
雪蓮「そうよねぇ・・・今日は誰かしら?」
冥琳「おそらく桜だろう・・・先ほどすこし見えたからな」
祭「ほぉ・・・にしても気持ちよさそうな声じゃな」
雪蓮「そうね・・・・よし!この戦が終わったら一刀に」
『ダメだ!』
雪蓮「なんでよ~ブーブー」
冥琳「雪蓮、一刀。袁紹から通達だ・・・明日黄巾党を殲滅するそうだ」
雪蓮「やっと?相変わらず無能なのね」
冥琳「確かにな・・・一刀も思春や明命に伝えておいてくれないか?」
一刀「わかった「あの・・・」誰?」
??「はっはい!私は諸葛孔明と申します・・・義勇軍の軍師をやってるものでして」
冥琳「義勇軍?あの劉の旗を掲げてるところか?」
孔明「はい・・・それでですね・・折り入って相談が・・・」
冥琳「ふむ・・・・聞かせてもらおうか」
孔明「はい、私たちは黄巾党を倒すために此処まで来たのですがいつまでたっても攻撃が行われず持ってきた兵糧もソコをつきかけてます・・・そこで諸侯の中でも『一番』力のある孫策さんに少しでも兵糧を分けていただきたく・・・」
冥琳「ふむ・・・兵糧は明日まで持たないのか?」
孔明「・・・はい」
冥琳「はぁ・・・どうする?雪蓮」
雪蓮「別にいいんじゃなぁ~い?すこし分けたってこっちは持つでしょ?」
冥琳「確かに持たせることはできるが・・・「待って」一刀」
一刀「公明さんでしたよね?」
孔明「はい」
一刀「義勇軍の旗は劉のはずですが・・・そして貴方は自分のことを『軍師』だと言った・・・ではなぜ主が直接来ないのですか?それとソコの二人・・・相当の武をお持ちのようだが・・・名は?」
??「我が名は関羽、字は雲長です」
??「我は趙雲、字は子龍ですな」
一刀「先ほどの話、聞かせていただきましたが・・・・兵糧がつきかけているのになぜ貴方たちはそんなにも元気なのですか?」
孔明「先ほどの問の答えですが・・・牙門旗が劉なのは主が劉備様ですから・・・それと愛紗さんと星さんが元気に見えるのは私の分の食料を二人に与えてるためです」
一刀「つまり、知よりも武を優先したと」
孔明「はい」
一刀「・・・誰か握り飯を持ってきてくれ」
兵「はっ!」
冥琳「一刀!一体何を(いいから)(しかしだな)」
兵「お持ちしました」
一刀「さぁ・・・どうぞ」
孔明「え?」
一刀「貴方の仲間思いの心に感銘しまして・・・少しばかりですがお食べください」
孔明「あ・・・ありがとうございます(あぐあぐ)」
関羽(くっ・・・ただの握り飯なのに旨そうに見える)
趙雲(こんなことなら朱里ではなく私の分を上げてるといえばよかった)
孔明(見た目はただの握り飯なのに・・・はわわ、すっごく美味しいです・・・)
雪蓮「あー!ちょっと一刀!それって一刀が作ったすっごく美味しいオニギリじゃない!」
一刀「そうだよ?昨日食べたろ?」
雪蓮「食べたけどさ!残ってたのならもっとくれたっていいじゃない!」
一刀「元々間謀や斥候のために作ったんだし・・・食い意地はらないの!」
雪蓮「ずるい~ぶ~ぶ~」
孔明「あ・・・あの、よかったのでしょうか?」
一刀「いいのいいの・・・冥琳、兵糧の話なら俺は何も言わないよ」
冥琳「そうか・・・ならば後で少しばかりだが持って行こう・・・兵数を教えてくれないか?」
孔明「はい、兵数は約5千くらいです」
冥琳「うむ・・・了解した」
孔明「では・・・失礼します」
孔明「はわわ~」
愛紗「こら!朱里、しっかりしないか!」
朱里「はわっ!あ・・・すみません」
星「まぁまて、愛紗よ・・・朱里どうだったのだ?あの握り飯は」
朱里「はい!とっても美味しかったです・・・・中にメンマ入れるなんて発想私たちには無いですがピリッと辛くて・・」
星「何!?メンマだと!朱里よ、私にも作ってくれないか!?」
愛紗「星!?」
朱里「えっと・・・きっと私が作ってもアソコまで美味しくは無いと・・・」
星「なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
冥琳「はぁ・・・いい加減機嫌直してくれ、雪蓮」
雪蓮「一刀の特性オニギリ・・・・あんな部外者に3つも上げて・・・」
冥琳「一刀、お前からも何とか言ってくれないか?雪蓮がこれでは・・・」
一刀「雪蓮、帰ったら作ろうか?」
雪蓮「ほんと!?やったぁぁぁ!」
明命「あの・・・私も」
思春「私の分も頼んでいいか?」
アーシェ「わっわたしも」
穏「皆さん虜ですねぇ~」
アーシェ「穏様はいらないのですか?」
穏「もっもちろんいりますよ~」
一刀「はいはい、みんなの分つくるよ・・・蓮華、明命手伝ってくれよ」
『わかったわ(はい)』
袁紹「おーほっほっほ、さぁやっつけますわよ!」
『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』
あとがき
ゴメンナサイ。殲滅戦は次に持ち越します・・・
孫呉の皆が大好きな一刀印のオニギリ
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今回で黄色は全滅します