No.195310

恋姫無双~奇人商人一刀~9話

武中さん

前回は予想もしていなかったのですが、
最後に持っていかれてしまいましたwww

三国志系を書くと漢字がUnicodeが必須ですね。
出てこない漢字ばかりになってしまいます。

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2011-01-11 00:18:59 投稿 / 全14ページ    総閲覧数:7926   閲覧ユーザー数:5884

武中の作品ですので

 

「読みにくい!」や「誤字脱字ばっかじゃねぇか!」や「なんか文法ちげぇよ!」が

 

大量にあるはずです。

 

ご指摘いただければありがたいです。

 

あと「こんなん一刀ちゃう!」とか「恋姫の原型とどめろや!」とか

 

「キャラ崩壊するな!」があるでしょうが、

 

自分のはこんなもんです。あしからず。

 

ではでは

 

北幻庵の知識は凄まじい。

収穫を増やすために生き物の糞尿を田畑に撒くなど到底思いつかない。

  ~曹孟徳語録より~

 

 

信頼している友人の行動が正しいとは限らない。

しかしそれを指摘するのは難しいものだ。

それが優れた友人であれば尚更である。

 

 

時代は進み・・・

曹操が袁紹を官渡で破り、そのまま冀州の鄴を落した。

その後も順調に勢力を拡大しものの5年で北部最大の勢力となった。

曹操の勢力は圧倒的なものとなり、残るは荊州の劉表、江東の孫策、益州の劉璋、

漢中の五斗米道、関中の馬騰を筆頭とした群小豪族、寄る辺の無い劉備だけとなった。

のちに馬騰は曹操に敗れ、嫡子の馬超が跡を継いだ。

 

 

劉備は長坂での撤退後、諸葛亮が曹操を打ち破る為に呉と同盟を組むことを進言し、

劉備軍は呉に向かった。

そして劉備は孫策の説得に成功して同盟を結び、赤壁の戦いにおいて曹操軍を破った。

その後、劉備軍は入蜀し、残るは劉璋の篭る成都とのみとなっていた。

 

 

成都攻略中の劉備は苦戦していた。追いつめているのだが、どうも決め手に欠ける。

そこで劉備は後方にいる諸葛亮に援軍を求めるとこにした。

「雛里ちゃん、朱里ちゃんに援軍をお願いするのはどうかな?」

「そうですね。苦戦していることですし兵力を増やして一気に攻めるのが最善ですね。」

「じゃ、朱里ちゃんにお手紙書かないと!」

「それでは私が書いておきます。」

 

 

龐統は占星術の知識があった。

この時、龐統は自らの将星の側に死兆星を見ていた。

戦況変化による自身の死の回避に期待をかけてこれに賛同し、劉備は孔明に手紙を出す。

実際、演技でも正史でもここで龐統は流れ矢に当たり戦死している。

「朱里ちゃんも気づいているはず・・・」

そこには親友への信頼があった。しかしそれは脆くも崩れ去れることになる。

 

 

「えぇ!?援軍は出せないの?」

「はい・・・孫策さんとの睨み合いで兵力を割けないそうです・・・」

龐統は報告をしながらも愕然していた。

孫策との睨み合いと言っても、呉とはほぼ停戦状態だ。それ程兵力はいらないはずだ。

援軍が出ないとなると、今の軍勢で成都を落すしかない。

 

 

例え、もう一度援軍を要請するように頼んだとしても、劉備がそれを良しとしないかもしれない。

筆頭軍師は諸葛亮なのだ。諸葛亮が出せないと言っているならと、諦めるだろう。

しかし自分には死兆星が出ている。ここで自分が死によって劉備の道を開くのか。

戦乱の世に生まれた者として覚悟はしていた。

しかし、親友に見捨てられたという気持ちが龐統の中に渦巻いていた。

 

 

結果、龐統は戦死こそしなかったものの、流れ矢に当たり瀕死の重体となり意識不明となった。

再び苦境に陥った劉備は再度孔明に援軍を要請し、

今度は孔明も援軍を派遣して劉備軍は成都攻略を達成して蜀の地を得ることとなり、

ここに魏・呉・蜀の三国が鼎立することとなった。

 

 

「不自然ね・・・」

「一体何が不自然なのでしょうか?華琳様。」

「龐統がここで負傷することよ。」

夏侯淵から報告を受けた曹操は疑問を持った。

ここで龐統が負傷するような状況ではなかった。

一度目に援軍が出ていれば程なく成都を落せただろう。

「孔明・・・一体何を考えているのかしら・・・?」

 

 

一方、赤壁では妖しい雰囲気が漂っていた。

「これは・・・何でしょうか・・・」

「ここは前回の戦いで劉備軍が駐屯していた所ですから、

詳しくは分らないけど祭壇のようですね。」

赤壁には、怪しいものがあるという報告を受けて来た周泰と呂蒙がいた。

「亞莎、私が報告してきます。」

「お願いします。」

そこには、曹操のいる許都に一刀によって建てられた祭壇とまったく同じ祭壇があった。

 

 

 

北幻庵には祖父がいた。だが彼の父や母は一体どこにいるのだろうか?

例えかの祖父の養子だとしても彼の出身がまったく分らない。

この広大な中華で北幻庵と同郷の者がいないなどあり得ないはずなのに。

  ~周公瑾語録より~

 

 

あとがき

今回は色々すっ飛ばしました。

もし、長坂や赤壁なんかのシーンが読みたいという奇特な方がいらっしゃれば

ご一報ください。 

書くか分かりませんがwww


 
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