砂ぼこりが舞い上がるメインストリート。ここはかつて大都市だったのだ・・・。
この場所は曹操軍の御膝元、『洛陽』である・・・いや、であった。
???「何で・・・こんな事に。」
深くフードを被っているため、人物は特定は出来ないが、頭には『妙な人形』が乗っていた。
???「おぃ、にいちゃん。妙な、とはなんでぇ。」
サーセン・・・。By三国
所変わって此処は『成都』。劉備軍の本拠地の都市だ。
諸葛亮「洛陽が『謎の軍団』によって壊滅したそうです・・・。」
ザワッ・・・!
劉備「壊滅って・・・、魏の武官文官も?」
諸葛亮「はわっ!え~っと、間諜からの報告でしゅと『依然として不明・・・。』と有りますね・・・。」
趙雲「(突然現れたあの白い軍団とは・・・まさかな・・・。)」
黄忠「どうかしたの?星ちゃん。」
趙雲「・・・いや。何でも無い・・・。」
しかし、あの曹魏が負けたというのか。信じがたいな・・・。
黄忠「でも変よねぇ、『魏の人達が消える』というのは・・・。(たしかに髪留め撃ち抜いた気がしたのだけれど・・・。)」
厳顔「確かにな。」
鳳統「あわわ。現在ちょうしゃ中でしゅ・・・。」
ちょっとした間が空く。すると、綺麗な黒髪が映える少女が発言した。
???「私が思った事が一つ有ります。『撃破』された訳ではなく、『消えた』のでは無いでしょうか・・・。」
張飛「はにゃ?どーいう事なのだ?」
馬超「あたしも思った、どういう事?」
さっき沈黙を破ったのは誰だと思う?・・・あの愛紗だぞ?あの料理とは思えない料理をする、あの愛紗だ。思わず二回言ってしまった・・・。
関羽「間諜からの報告ですと、報告する前の日まで町には活気が有ったそうです。」
軍師の愛紗というのもなかなか良いものでな、飽きはせん。
劉備「一日で撃破はされないよね?」
諸葛亮「はわっ!え~っと、最低・・・半年は掛かりますね。あの曹操さんですから・・・。」
趙雲「そうだな、たとえ『謎の軍団』であっても、一日では何も出来ますまい。」
張飛「あの金髪クルクルが負けるはず無いのだ!」
趙雲「それはどうか分からんが、何処に消えたというんだ?」
呂布「・・・別のとこ。」
全員「別の・・・所?」
呂布「(コクッ)」
まさか恋のやつ・・・まさかな・・・。
愛紗「くしゅん!」
一刀「愛紗、どうしたの?風邪?・・・今日、止めとく?」
愛紗「折角、私の番なので・・・します///(しかし、誰だ?殺意を感じたのだが・・・。しかも懐かしい感じだったな・・・。)」
華琳「へくち!」
秋蘭「華琳様。御風邪ですか?」
華琳「いえ。何か悪口を言われた気がしてね。ちょっと不愉快だわ・・・。」
そしてまた場所が変わって、ここは『建業』。孫策率いる孫呉の首都だ。
孫策「洛陽が?なんで?」
周瑜「何で?って・・・それが『謎の軍団』に襲撃されたそうよ?」
孫策「よ?って何、疑問符ついてんのよ冥琳。」
周瑜「どちらもその後の消息が途絶えて居るんだもの、疑問に思って当然だ・・・。」
黄蓋「どちらも、というのが分からんのぉ・・・。」
孫権「(あいつらの所為か、あ奴らの所為で私と思春、穏にシャオと・・・冥琳だったわねこっちの世界へ来たんだもの・・・。亞莎や明命、祭などにはビックリしたんだけどね・・・。だって、前の世界で出て無かったんだもの、ズルイわよね。)・・・。」
甘寧「蓮華様・・・。如何なさいましたか?」
孫権「何でも無いわ、ありがとう思春。」
甘寧「はっ!」
呂蒙「洛陽は陥落、とありますが『たった一日』で陥落っていうのは・・・。」
黄蓋「はっ!粗方、気が抜けてたんじゃろ?」
周瑜「いいえ、黄蓋殿。曹魏はあの赤壁で100万の兵で挑んでくる輩です。まぁ、結果的には我々の『策』は失敗に終わりましたけどね。」
陸遜「あれは穏もビックリしましたぁ~。」
孫策「で?結局的にはまだ分かんないって訳?」
周瑜「そういう事になるな・・・。って雪蓮!それは何!?」
孫策「この前、怪しい商人から買った『男のねo○』よ?」
周瑜「それは、駄目だろ!!ってか、何売ってんだその商人!「興味ないの?」な?!///無い訳では・・・ブツブツ・・・//////」
黄蓋と周瑜以外は顔を背けたり、顔を赤くしながらガン見していた。
孫権「(な、なんか・・・。『一刀の』に似てるわね///)」
一刀「ゾゾゾ・・・。(寒気)」
愛紗「如何なさいましたか?」
一刀「誰か噂してんのかな?」
愛紗「羨ましいのですよ。私が一刀様を独占して居るのが・・・。」
貂蝉「何でかしらん。」
卑弥呼「どうしたのだ、貂蝉。」
貂蝉「えぇ、卑弥呼。前回の外史の記憶が在るみたいなのよ。気付いてない人もいるみたいだけどね・・・。」
卑弥呼「あの外史か・・・、あの二人が壊したあの外史の記憶が全員在るとは・・・奇跡と言えよう。」
???「おやおや、こんな所に居ましたか。管理人が直々赴いて管理とは・・・。」
卑弥呼「ふんっ!そういう御主こそどうなのだ?」
???「ふふふっ、私はただの見物ですよ。」
そういうと『赤○の白い彗○』・・・じゃなかった、聞き覚えのある『ザ○ード』・・・でも無い。とにかくその声は消えた。
卑弥呼「・・・ばれたかの?」
貂蝉「正直分からないわ。まだ表沙汰になって無いだけかもね。」
三国:次回、イ○○oル「言わせないわよ!!」ぐはぁ!!
孫策:はぁ~い。皆の姉、雪蓮よ。
華琳:相変わらずフリーダムね。ねぇ、三国・・・作者知らない?
孫策:そこに居るわよ?(華琳の下を指さす)
華琳:!!!?///////////何してんのよっ!この、バカ!
三国:げふぅ!!!(淡いあ・・・お、ガクッ)
華琳:はぁはぁ・・・、はっ!聞きたい事在ったのに!!
孫策:(ふぅ~ん・・・淡い青、っとヵキヵキ・・・。)何してるのよ、早くこっち来なさい劉備。
華琳:孫策・・・、その紙に『誰』の『何』が書いてあるのかしら?
劉備:まぁまぁ、落ち着いてください。そうそう?・・・さん。
華琳:なんで語尾上がってんのよ?!そんなに影薄かったかしら、あたし・・・。
劉備:そ、そそ、そんな事ないですよ。ね?孫さ・・・く・・・さん?
周瑜:これは・・・動くのか?!なんとも生々しい//////
孫策:これを○○○のなかに「そこまでだ!!」そ、その声は・・・!
三国:死の淵から還ってきたぜ!!好き勝手に暴れる妖魔共よ、喰らえ!!召喚『種馬』!!
一刀:って俺か?!!
孫策:きゃ~食べられるぅ~!!
愛紗:・・・『混沌』だな。次回は宣言した通り、遅くなるそうだ。
趙雲:おっ・・・愛紗!久しいな。
愛紗:星・・・なのか??
趙雲:そうだ。
愛紗:あぁ、良かった・・・。(思い切り抱きしめた)
周瑜:こ、これ・・・こんな仕掛けが?!
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まさかのUPです。
ここでは、華琳達が飛ばされたあとの話をしてみましょう・・・。
それでは、始まります・・・。