ここは、蜀にあるとある書庫
そこには、違和感のない少女が立っていた
・・・身長以外は
「なにか嫌味なことを言われた気がしますが!?」
雛里ちゃんの、とある書庫での猛勉強
「タイトルに、ものすごくパクリ感があるのですが・・・」
そんな違和感を感じつつも、雛里はある本を探していた
「星さんの話ではこの辺りにあるって・・・あ」
目的の本を手にとってみる。題名は・・・
「赤ん坊でも噛まない!早口言葉集。これを読めば、噛んで噛んで噛みまくりの貴方にも、噛まずに他人と会話が出来る!」
「・・・・・・」
雛里は何も言わずに、その本を元の場所に戻した
「星さんには、そんな本見つからなかったと言えb「どうして戻すのだ?」ひゃい!?」
急に聞こえた声に驚く雛里。見回すと、星が疑問そうに立っていた
「せっかく雛里のために書いt・・・見つけてやったものを」
「今書いたって言いかけましたよね!?言いかけましたよね!?」
「いやいや、なんのことやら」
とぼけながらもその本を手に取り、渡そうとする星
「どんなものとは言え、読んでみて損は無い気がするのだが?」
「損とかそれ以前に、怪しい気がしてならないです・・・それは、普段から噛むのがちょっと多いのは気になっていますが・・・
」
「・・・ちょっと?」
そんな星のツッコミをスルーして
「でも・・・とりあえずは見てみようかな・・・。これで噛むのが少なくなれるのなら、やってみようかな」
「その意気だぞ雛里。どれ、私が手伝ってやろう」
「えっ?いや、一人で大丈b「どれ、最初は・・・」
話を聞かずに始めてしまった星
「やはり、この人には勝てませんね・・・はぁ」
そんなことを思いながら、雛里の猛勉強(?)が始まった
「では最初だ。生麦生米生卵」
「な、生麦・・・生米・・・生卵」
「かなり遅い気がするが・・・良いだろう」
よかった。星さんのことだから変なことを言わせるんじゃないかと思ったので安心した
「そういう変なことを言いたいのか?ならかなり進めばあるが・・・」
「遠慮しておきましゅ!あと!人の心を勝手に読まないでくだしゃい!」
「早くも二回噛んだぞ」
「あわわ!」
こんなツッコミで噛んでしまうとは・・・不覚でしゅ
「・・・三回目」
「あわわ!だから心を読まないでください!」
「ばしゅがしゅばくはちゅう」
「となりのかきはよくきゃくきゅうきゃきゅだ」
「みじゃじょぶぉびぇっちぇ」
「くえんひんひゃりんぴぃ」
・・・・・・・・・・
「・・・酷いな」
「なんですかこれ!?最初はまだ聞いたことあるのだから仕方ないと思えますが!後半のはなんですか!?聞いたことも無い言葉がありましたよね!?」
「後半のは、友人から聞いた言葉でな。おもしろそうだから入れてみたんだ」
「まったく関係ないじゃないですか!?しかもそんな理由で書いたんですか!?」
「ふむ、細かいことは良いではないか雛里」
「細かくないですよ!?」
「さぁ、授業はまだあるぞ。次は・・・」
「お願いですから話を聞いてくださーい!」
その後、雛里の姿を見た者は、誰も居なかった・・・
「またパクリ感のあるナレーションを・・・」
あとがき
どうも!御読みいただいた皆様!蒼華です
はい、雛里とか見たことなかったんで友人のを参考に書かせていただきました
ここまで噛むのかは疑問ですが・・・
あと、星は出したかっただけです
ではではー
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今回は恋姫で書いてみました
内容はタイトルにもあるようにあわわ軍師の登場です
それでは、どうぞ!