No.194312

妹と共に 50 呉

護衛さん

大戦後の呉の状況です

2011-01-06 11:08:04 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:5275   閲覧ユーザー数:4191

孫策「冥琳!」

周喩「こちらは大丈夫だ・・・それより雪蓮こそどうした」

孫策「関羽と趙雲にやられたわ・・・蓮華は?」

周喩「蓮華様は蜀・・・劉備のところにいかれましたが・・・」

孫策「無事?」

周喩「命に別状はないが・・・すこし落ち込んでいるな」

孫策「何があったのかしら」

孫権「あ、姉様おかえりなさい」

孫策「ただいま・・・蓮華、どうしたの!?」

孫権「呉蜀同盟の瓦解の引き金は我ら呉が発端だと・・・」

孫策「それは違うわ!私たちは被害者よ」

孫権「で・・ですが!蜀も同じように・・・」

孫策「蓮華」

周喩「蓮華様・・・このたびは蜀も我らも被害者です」

孫権「めい・・・りん?」

孫策「どういうこと?」

周喩「雪蓮お前ならわかるはずだろ・・・・我らを仲たがいさせて誰が喜ぶと」

孫策「曹操ね」

周喩「うむ」

孫権「では、蜀を襲撃したのもわらを襲ったのも魏だと?」

周喩「そう考えるのが妥当でしょう・・・しかし」

孫権「関の旗と趙の旗のこと?」

周喩「二人とも蜀の将だと思っていたが・・・いや、戦が始まる前までは確かに将だったはずだ・・・一体何があったというのだ」

黄蓋「簡単なことじゃ」

孫策「祭!」

黄蓋「申し訳ござらん、この老いぼれまた生き残ってしまいもうした」

孫策「そんなことないわ、祭よく生き残ってくれたわ」

黄蓋「策殿・・・ありがとうございますじゃ」

周喩「それで祭殿・・・何が簡単なのですか?」

黄蓋「関羽も趙雲も曹操には下っておらぬ・・・」

周喩「でっでは誰に下った「天の御使いじゃ」なんだと」

孫策「確か北郷って名だったわよね」

黄蓋「いかにも・・・北郷とやらは天から来たといわれておるが・・・・反董卓のときにすこし話を耳にしたのじゃ」

孫権「話?」

黄蓋「そうですじゃ・・・北郷いわく自分は天・・・未来から来たと、そして我らのしている戦は大昔に実際にあったと・・・」

周喩「では・・・我らは北郷の手の上で踊っていたということなのか」

黄蓋「そうなるな・・・実際はどうかはしらぬが・・・わしの偽降も見破られておったし・・・」

周喩「ふふふ・・・・あははははははは」

孫権「めっめいりん!?」

周喩「何が呉の大都督だ・・・うぬぼれるのも対外にしろ!周公謹!」

孫策「冥琳・・・」

周喩「すまない・・・では今後の予定だが・・・」

陸遜「雪蓮様!冥琳様!」

孫策「穏、どうしたのそんなにあわてて」

陸遜「たいへんですぅ~、魏との国境の村や街が・・・」

周喩「何があったというのだ」

陸遜「武装蜂起しました」

『なんだと!?』

陸遜「現在、思春様、亜莎ちゃんが対応していますが・・・」

周喩「まずいな・・・時間をかけては他の場所に影響しかねんぞ」

陸遜「どうしましょう?」

孫策「ほっといていいわ・・・それより魏を何とかしないと」

周喩「そうだな・・・どうするか」

孫権「穏、案内してくれ私がいく」

陸遜「わかりました~」

黄蓋「策殿」

孫策「何?祭」

黄蓋「魏にいってきますじゃ」

孫策「何いってるの?」

黄蓋「わしが北郷の首を仕留めて「だめよ!」策殿」

孫策「祭!アナタ自分で何を言ってるのか判ってるの!?」

黄蓋「わかってるつもりじゃ」

孫策「明命ですらできなかったことをアナタができるの?」

黄蓋「やってみないとわからん」

孫策「あなた、死ぬつもりね」

黄蓋「・・・」

周喩「・・・・雪蓮もうそれくらいに」

孫策「そうね・・・でも祭わかって」

孫策「私たちはアナタを失いたくないの」

黄蓋「わかりもうした・・・」

孫策「・・・城に戻るわよ」

『御意』

おまけ

「ここに天の御使いがいるのね、今に見てなさい・・・私の魅力で篭絡してあげるんだから」

 


 
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