No.193497

彼と私と子

護衛さん

思いつきのため一回限り

2011-01-02 19:19:02 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:5376   閲覧ユーザー数:4279

一刀「ふぁ・・・あ~、さすがに昨日は疲れたな」

「父上」

一刀「述・・・どうしたんだ?」

述「あの・・・父上は今お暇ですか?」

一刀「ああ、何をしようか考えてるところだよ」

述「で・・・では、述とその・・・」

一刀「ん?」

述「街に行ってほしいのです!」

一刀「(珍しいな・・・何かあったのかな?)」

述「父上?」

一刀「ああ、いいよ。ちょっと待ってくれよ、着替えないといけないからな」

述「はい!」

述「(やったです・・・父上と一緒になんて久しぶりなのです)」

一刀「お待たせ」

述「さぁ早く行こ・・・行きましょう」

一刀「待ってくれよ、そんなに急がなくても街は逃げないよ」

述「ですが早くしなければ日が暮れてしまいますよ」

娘に手を引かれ町へとくりだした

述「はわぁ~、前に来たよりもいっぱい店がありますよ!父上」

一刀「うん、そうだね・・・じゃぁどこにいこうか」

述「えっと『ぐぅ~~~』!!・・・ち・・・父上・・・」

一刀「まずはご飯かな」

述「えへへ・・・はい!」

一刀「ここでいい?」

述「はっはい」

一刀「こんにちわ~」

おやじ「おお、御使い様いらっしゃいませ」

一刀「二人だけど席開いてる?」

おやじ「はい・・・ささ、こちらです」

一刀「述、おいで」

述「はい」

おやじ「では・・・注文は以上で?」

一刀「はい」

おやじ「ではお待ちください」

しばらくして料理が運ばれ・・・

一刀「いただきます」

述「いただきます」

すこし遅めの朝飯を食べることにした

一刀「ごちそうさまでした」

述「さまでした」

一刀「勘定ここにおいておくよ~」

おやじ「へい!毎度!またきてくだせぇ!」

一刀「どこいこうか」

述「父上に任せたいのですが・・・・いいでしょうか?」

一刀「ああ、いいよ」

夕方

一刀「楽しめたかな?」

述「はい!」

一刀「それはよかった・・・・ん?」

述「父上?」

一刀「すこし様子がおかしい・・・・何か騒ぎがあるわけじゃないけど・・・なんだこの変な感じは・・・」

述「父上・・・怖いです」

一刀「大丈夫・・・でも離れないで」

述「はい」

ザワ・・・・ザワザワ・・・・

一刀「誰だ!」

??「やぁぁぁぁ!」

一刀「甘い!」

『ガシッ!』

一刀「って明命!?」

明命「あう・・・捕まってしまいました」

一刀「なんで明命がこんなところに・・・・だから甘いといってるだろう!」

『ゴンッ!』

明令「いったぁぁぁぁぁい!母様~」

明命「あうあう・・・大丈夫ですか?明令」

一刀「まったく親子そろってなにやってんだ」

明命「そっそれは・・・」

一刀「確かに・・・いつ襲っても言いとはいったが・・・述が居るときに狙わなくてもいいんじゃないか?」

明命「あ・・・ああああ」

明命・明令「「一刀様(父様)が修羅にみえるです」」

??「それくらいにしておけ」

述「母上~」

思春「述・・・たのしかったか?」

述「はい!ってなぜ母上が知っているのですか!?」

思春「何をいまさら・・・よもや私の職を忘れたわけじゃあるまいな?」

述「そうでした・・・」

述の母こと思春は述の話を聞きながら俺に耳打ちをしてくる

思春「今夜例の場所で待ってる・・・・述に関してだ・・・こいよ」

一刀「(コクン)」

思春「では、述。父と一緒にちゃんとしろにもどるんだぞ」

述「はい!母上」

思春「では私は蓮華様の護衛にもどる・・・頼んだぞ」

一刀「わかったよ・・・」

一刀「さぁ、暗くなるから帰ろうか」

述「はい!」

一刀「明命、明令いくよ」

『はい!』

その夜

思春「きたか」

一刀「こんばんわ・・・思春」

思春「ふん・・・それで話なのだが・・・」

一刀「述の真名だろ・・・それと俺たちの職について興味を持ち始めてる」

思春「ああそうだ・・・真名はいくつか候補があるのだが・・・まずは私とお前が同じ職についてることが問題なのだが・・・」

一刀「俺が暗部、思春も武将兼隠密護衛だからな」

思春「お前の能力は呉に無くてはならないものだが・・・その・・・軍師として城に居ることはできないのか?乱世の影よ」

一刀「軍師か・・・思春は暗部に興味をもたれるのはいやなの?」

思春「まぁ・・・そうだな、自分の経験でつらいことなどは知ってるつもりだからな」

一刀「そっか・・・でもそんなことを言ったら明命も武将兼隠密だろ?」

思春「それはそうだが・・・・明令は既に文官としての道を選びつつあるからな・・・」

一刀「正直・・・文官、武官、隠密・・・・呉に存在する役職は何でもいいんだ・・・俺は」

思春「キサマ!それでも親か!」

一刀「そういわれてもしかたがない・・・けど、今はできる限りそばにいたい・・・わがままなのかな」

思春「それは・・・・私とてお前と述のそばにいたいが・・・・そうなれば誰が蓮華様を守るのだ!?」

一刀「思春の言いたいこともわかるよ・・・だから、思春」

思春「なんだ?」

一刀「しばらく述のそばにいてくれないか・・・・・護衛も調練も偵察も・・・思春がしてきたことは俺が変わりにするから」

思春「ばっばかな!?お前は自分で何を言ってるのかわかっているのか!?」

一刀「わかってるよ・・・・思春」

思春「なんだ」

一刀「今日、述と街にいったんだ」

思春「ああ、知っている」

一刀「なら・・・わかるよね?述が親子・・・それも母と子の姿をみて落ち込んでいたことは」

思春「そ・・・それは・・・」

一刀「俺は頑張るよ・・・他の子たちは悲しむかもしれない・・・・ひいきだって言うかもしれない・・・けど述は俺と思春の子なんだよ・・・なら子のためにできることならナンダッテするよ」

思春「一刀・・・・相変わらず馬鹿だなお前は」

一刀「馬鹿でもいいかな・・・・愛する妻と子供たちが笑顔になるなら・・・」

思春「おまえが一人で背負わなくても大丈夫だ・・・・蓮華様が今日言っていたのだよ・・・」

蓮華『思春、あなた最近一刀と一緒に寝てるのかしら?・・・・そりゃ思春と一刀の職はわかるわ・・・だけど・・・あ、そうだ!思春!あなた明日から一ヶ月家族で過ごしなさい「ですが」これは命令よ!それに子供がかわいそうだと思わないの?』

一刀「やっぱり蓮華にもばれていたか」

思春「にも?にもとは一体・・・」

一刀「他の子たちも気づいていたよ・・・ただ顔には出さないだけ・・・」

思春「私一人が気づいてやれてなかったというのか・・・」

一刀「ねぇ思春・・・明日から旅に行かないか?」

思春「旅だと」

一刀「そう・・・・蜀行って西涼行って魏も回ってぐるっとこの大陸を回って」

思春「何を馬鹿なことを!一ヶ月でそれほど回れるはずがなかろう!お前の言うところを見て回るとすれば・・・・最低でも半年はかかるんだぞ!」

一刀「それでも・・・・旅は行きたいよ・・・・時間が掛かるなら皆でいくのもありかな・・・」

思春「お前は一体何を考えているんだ!?」

一刀「そりゃぁもちろん」

一刀「愛する人たちの笑顔!」

あとがきみたいな

ちなみ内を徘徊してるときに目に入ったのは思春物ばかり

ってことで突発で作ってみましたが・・・・

どうでしたか?


 
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