No.193115

真・恋姫無双アナザーストーリー 雪蓮√ 今傍に行きます 正月特別ストーリー

葉月さん

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、今回のお話はもしも話になっております。
あのまま。三国の時代に戻らず天の世界に居たらどうなったかの話になっています。

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2011-01-01 12:10:06 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:7146   閲覧ユーザー数:5326

真・恋姫無双アナザーストーリー 雪蓮√ 今傍に行きます 

正月特別ストーリー

 

 

 

 

【雪蓮と優未のお正月】

 

 

 

 

 

 

この話はありえたかも知れない話……

 

それは閉じられた外史の続きの話……

 

誰かが望み、誰かが願ったもう一つの続きの話……

 

さあ、供に読み解きましょう。

 

紡がれ続ける物語を……

 

 

 

 

 

 

『お~いっ!かずピー!』

 

「うぅ……」

 

部屋の外から悪友である及川が大声を上げていた。

 

(うるさい奴だな……昨日遅くまで一緒に起きてたくせになんで元気なんだあいつは……)

 

大晦日の夜、及川と年明けを過ごしていた。なんで家族とではなく及川と年明けを過ごさなければいけないのかというと。簡単に言ってしまえば、『忘れていた。』のだ。

 

『お~いっ!かずピー?いないんか~』

 

「もう少し寝かせてくれよ……」

 

新年早々騒がしい奴だ。こんなに温かくて柔らかいベットから出られるわけが……ん?

 

(むにむに)

 

このベットってこんなに柔らかくて弾力あったか?

 

「やん♪一刀君ったら大胆」

 

「んん?」

 

(むにむにむに)

 

今度は少し固めだけどやっぱり弾力があるな……

 

「んんっ!そんなに優しく揉まれたら感じちゃうわよ一刀♪」

 

それにさっきから話し声が……え?

 

――がばっ!

 

「はぁ~い、一刀。明けましておめでと♪」

 

「一刀く~ん。明けましておめでと!今年もよろしくね♪」

 

「な、なな、な~~~~っ?!?!」

 

な、なんで雪蓮と優未が俺の部屋に?!しかもベットの上で!

 

『お~いっ!開けるでかずピー』

 

「っ?!ま、待て及か「おじゃまさま~。かずピーにお客さ……」……」

 

なんてタイミングだ。この状況を見たら及川の事だ、何を言い出すか分かったものじゃない。とにかく早いとこ誤解を解かないと。

 

「おい、及「お邪魔さん見たいやな。ほな~」待ちやがれ及川っ!」

 

ベットから起き上がり光の速さで、とまでは言わないが及川の腕を取り部屋に引きずり込んだ。

 

「何するんねん。俺はかずピーの邪魔をしないようにと」

 

「何が邪魔をしないようにっだ。お前、絶対誤解してるだろ」

 

「誤解も何もお楽しみやったんやろ?」

 

「違うわっ!朝起きたらいつの間にか雪蓮と優未が居たんだよ!」

 

「それを信じろと?かずピー、それは無理やわ」

 

「なんでだよ」

 

「だってな?さっきから後ろのお二人がごっつ邪魔しくさりよってって目で見てくるんやで?」

 

「なっ!雪蓮、優未?!」

 

後ろに振り返ると雪蓮と優未はそっぽを向いていた。

 

「ねえ、一刀。この本棚の後ろにエッチな本隠してるでしょ?」

 

「なっ!あ、あるわけ無いだろ?!」

 

って、なんで分かったんだ?!絶対に分からないと思って隠したのに!

 

「ほほ~。かずピーは本棚の後ろに隠すんか。メモメモ……」

 

「メモなんてするな!」

 

「ねえ、一刀君。一日何回くらいエッチな本見てるの?」

 

「え?気が向いたらだけど……って優未まで何言わせるんだよ!」

 

「俺は毎日でも見るけどな」

 

「お前には聞いてないぞ」

 

「やっぱり一刀は優未みたいな胸の大きい娘が好きなのかしら?」

 

「えへへ~♪さっき気持ち良さそうに何度もさわってたもんね~♪」

 

「かずピー……なんて羨ましい!」

 

「ちがっ!あれは寝ぼけてて!」

 

「そっか~、一刀君は寝ぼけた中でも私を思ってくれてるんだね。私嬉しいよ!」

 

「あら、そんなこと言ったら私だって揉まれたわよ?なら私の事も思ってくれてるってことよね?」

 

「え~。でも、最初に揉まれたのは私だし。やっぱり私でしょ!」

 

「そんなこと無いわよ。私は優未より多く揉まれていたもの」

 

なんだか雪蓮と優未が揉めているけど取りあえずはまずは及川だ……

 

「そ、それで、及川は何しに来たんだ?俺に用があったんじゃないのか?」

 

「え?ああ、玄関に綺麗な女の子が三人もかずピーに用があるって待って「遅いから来させてもらったわよ一刀」ありゃ?来てもうなた」

 

玄関から顔を出してみるとそこに居たのは着物姿に身を包んだ琳を先頭に桃香と愛紗だった。

 

「まったく、どれだけ待たせれば気が済むのよ。あなたは……とりあえず、挨拶だけはしとかないとね。開けましておめでとう。今年もよろしくしてあげるわよ」

 

「一刀さん!開けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いしますね!」

 

「か、一刀様。ほ、本年もよろしくお願いします」

 

「あ、ああ。今年もよろしく……」

 

「ちょっとそれだけ?もっと気の利いた台詞は無いわけ?」

 

「え?あ、ああ、ごめん。あまりにも三人とも綺麗だったから見惚れちゃってた。うん、三人とも凄く綺麗だよ。見違えるほどにさ」

 

「さ、最初にいいなさいよ。ま、まあいいわ。許してあげる」

 

「えへへ♪一刀さんに褒められちゃったよ愛紗ちゃん。着物に着替えてよかったね!」

 

「は、はい。ご提案していただきありがとうございます桃香様」

 

「それより、なんだか部屋の中が騒がしいけど誰か居るのかしら?」

 

「あっ……」

 

忘れてた!部屋を覗くとまだ雪蓮と優未は揉めてるみたいだった。

 

「私だよ!」

 

「優未もわからない娘ね。私だって言ってるでしょ?」

 

正直、この状況は非常に不味い気がするぞ。こうなってる二人はそう簡単には止められない。いや、逆に俺が止めに入るとこっちにも被害が来るしな……

 

「ちょっと一刀!何とか言いなさいよ!一刀は私の方が好きなのよね!」

 

「違うよ!私だよね一刀君!」

 

「え゛……」

 

いや、俺が止めに入らなくても被害はこっちに来るみたいだ……

 

「あなた達……連絡しても連絡取れないと思ったら、そんな所で何をしてるのよ」

 

「何ってどっちが一刀にふさわしいかに決まってるじゃない」

 

「そうそう!部外者は黙っててよね!」

 

「そう……私が『部外者』……ね」

 

「あ、あの琳?少し落ち着こう。な?」

 

「……私はいたって冷静よ」

 

どう見ても我慢してるようにしか見えないんだけど、現に拳を握り締めて振るえてるし……

 

「なによ。一刀は私より胸の無い琳に味方する気?」

 

「えーっ!一刀君は巨乳の方が好きなんでしょ!だったら私の味方して欲しいな~」

 

「い、いや俺は別に胸の大きさは……」

 

「嘘だ~っ!一刀君いつも桃香や愛紗の胸見てだらしない顔してるくせに」

 

「なっ!そんなことは!」

 

「一刀さん……」

 

「一刀様……」

 

「ち、違うんだ!桃香!それに愛紗!別に俺は胸を見てたわけじゃ!」

 

――ぶちっ

 

「そう、そうなのね……ふ、ふふ、ふふふ、ふふふふあはははははっ!」

 

「り、琳?どうしたんだ?」

 

いや、どうしたもこうしたもない。俺の本能が告げている『ここから逃げろ』っと。周りを良く見てみると既に及川も逃げたのか辺りには居なかった。

 

「あ、そ、そうだった。俺この後、用事があったんだ」

 

「捨て置きなさい。今は、それよりも重要なことがあるわ」

 

「い、いや。俺にとっては……」

 

「い・い・わ・ね?一刀」

 

「……はい」

 

ああ、俺は新年早々に死ぬかもしれない。父さん、母さん、それに妹よ。もう、ゴールしてもいいよね?

 

「ふふふ、楽に死なせないわよ一刀♪」

 

どうやら楽にゴールもさせてもらえないようだ……

 

「まったく、あなたの自己防犯どうなっているのよ」

 

あれから琳の説教に俺を含め、雪蓮に優未の三人で受けた。まあ、主に俺ばっかり責められてた気もするが……

 

とにかく、寮の廊下で正座を三十分近くさせられてしまった。

 

まあ、琳の着物姿を見られたし代価と思えば安いものかな?

 

説教も終わり、元旦という事で桃香の発案で初詣に行くことになった。

 

「いや、ちゃんと鍵を閉めたはずなんだけど」

 

「あんなの締めたうちに入らないわよ。針金でちょちょいと」

 

「それ犯罪だよね?!雪蓮!」

 

「私と一刀の仲じゃない。固い事言わないの♪」

 

「いや、礼儀は必要だよ?雪蓮」

 

「私と一刀はそんなの超越したところに居るから問題ないわよ」

 

「はぁ~。琳、何とか言ってくれよ」

 

「ふん!自分で何とかしなさいよ」

 

琳はさっきからこの状態で俺に云う言葉全てに棘がついてるみたいに鋭い。

 

「あ、あの一刀さん。元気出してくださいね?今年は始まったばかりなんですから」

 

「ああ、桃香はいい娘だな~」

 

「えへへ♪」

 

うん、その照れた仕草も高ポイントだ!

 

――ぐりっ!

 

「いっ?!あ、愛紗?」

 

「……鼻の下が伸びてますよ一刀様……」

 

「そ、そんなことは……っ?!い、痛いから愛紗!マジで!ごめんなさい!」

 

「はぁ、私だって……」

 

「いつつ……何か云ったか愛紗?」

 

「なんでもありません!」

 

そっぽを向いちゃったな、取り合えず俺が何か悪いこと言っちゃったのかもしれないから謝らないとな。

 

「あい「ねえ、それより一刀君!どうどう?私綺麗?」え?ああ、綺麗だぞ」

 

「えへへ、一刀君に褒められちゃった♪」

 

「むっ!一刀、私はどうなのかしら?」

 

「雪蓮も綺麗だよ。俺には勿体無いくらいだよ」

 

「ふふふ、判ってるじゃない。でも、一刀は勘違いしてるわよ」

 

「え?」

 

「私が綺麗なのは、一刀に綺麗って言って貰える為に頑張ったからなのよ。だから勿体無いじゃなくてそこは『ありがとう』っていうのよ」

 

「うん、そうだね。ありがとう雪蓮」

 

「よろしい♪」

 

「あ、あのかずっ「あっ!神社が見えてきましたよ、一刀さん!」あぅ……」

 

「おぉ~!流石は人が多いな。逸れない様にしなくちゃな。愛紗」

 

「え?」

 

「逸れたら大変だろ?それに、そんなに綺麗なんだからナンパされたら大変だからね」

 

「っ~~~!は、はい!」

 

「ちょっと一刀~。それって愛紗だけなの?」

 

「え?いや、皆もだけ、ど?」

 

「じゃ、逸れないようにしないとね♪」

 

「あ~っ!雪蓮ずるい!一刀君と手繋ぐなんて!」

 

「早い者勝ちよ」

 

「むむむ~っ!なら、私はここっ!」

 

「うぉ!ゆ、優未……く、首が絞まる!」

 

「えーっ!だって一刀君に掴まる所、ここしかないんだもん!」

 

「だ、だからって……い、息がっ!」

 

「わわわっ!ゆ、優未さん!一刀さんの顔が真っ青になってきてますよ!」

 

「ふえ?わああっ!だ、大丈夫一刀君!」

 

「げほっ!げほっ!な、なんとかね。とりあえず交代で手を繋ごう、それならいいだろ?」

 

「うん、一刀君がそう言うなら」

 

はぁ、優未のお転婆にも困ったもんだな。まあ、そこが可愛いところでもあるんだけどな。

 

「あなた達、早く来なさいよ。これじゃいつまで経ってもお参り出来ないわよ」

 

「あ、ああっ!それじゃ行こうか皆」

 

「はい。一刀様」

 

「ええ」

 

「は~いっ!」

 

「はいっ!」

 

《桃香視点》

 

わ~!一杯の人が居るな~。みんな何をお祈りするのかな?

 

一刀さん達と参拝する人たちに混じって列に並ぶ。あっ、そろそろ私達の番みたいです!

 

「えっとやっぱりお祈りするならこれだよね……」

 

 

神様、始めましてこんにちは桃香です。

 

えっと、私のお願いなんですけど、色々考えたんですけどやっぱりこれかが一番いいかなって思うのでこれを言いますね。

 

ごほん……えっと、世界の皆が幸せで笑って過ごせる世界になりますように……

 

ほえ?随分ありきたりですか?でもでも!一生懸命考えたんですよ?

 

私って馬鹿だから中々数学も覚えられないし……あっ、そのおかげで一刀さんに勉強を教えてもらえる時もあるんですけどね。えへへ♪

 

あっ、話がずれちゃいましたね。とにかく、私はみんなには笑って居て欲しいんです。とくに一刀さんには……

 

いつだったかな?そう!優未さんが風邪で暫く来れなかった時だったんですけど、その時の一刀さんあんまり笑ってくれなかったんですよね。

 

話してみても『そんなことないよ』って笑ってくれましたけど、やっぱり何処か無理してるみたいでした。

 

優未さんが戻ってきてからはいつも通りのとても優しい笑顔になったけど。やっぱり一刀さんは優未さんの事を……ううん!

 

そうだとしても、私も負けないんだから!え?だったから一刀さんの恋人になりたいってなんで祈らないのかですか?だって……

 

 

ずるしてまで一刀さんの彼女になりたくないですから!

 

 

《愛紗視点》

 

この世界の年明けというのはあちらの世界とは違うのだな。

 

一刀様達と神へ参拝する為に列に並ぶ、その間も一刀様は私と手を繋いでいてくださっていました。

 

「む?そろそろ、我々の番のようだな」

 

 

神というものよ。私の願いは一つだけ。それは一刀様がこの先何事もなく笑って過ごされることだ。

 

それだけが私の願いだ。他には何も要らぬ。何も望まぬ。ただ、一刀様さえ無事に過ごされれば……

 

一時期、一刀様はとてもお辛い顔をされている時があった。それは確か優未殿が風邪で長期休みを取られているときだった。

 

最初のうちは何を話しかけても上の空で私もとても辛かったのです。そう言えば雪蓮殿も元気を無くされていたな……

 

なんだか、私の知らないところで事が起きているようでとても不安になり一度、雪蓮殿にお伺いしたことがありましたが、雪蓮殿は何も言わずただ微笑むだけであった。

 

その後、一刀様は徐々にではあったが明るさを取り戻していかれたが以前のような笑顔は見られることは無かった。

 

不甲斐無い、私は何も一刀様のお力に何もなれなかったのだ。だからこれは願いなどではない……これは誓いだ。

 

そう、だから私は神に誓うのだ。必ず、一刀様を守り抜き笑顔を絶やさせさせぬと……

 

む?な、なに?なぜ一刀様との仲を願わないのか、とな?

 

な、ななっ何を言うのだ!べ、別に私はそんな事を望んでい居らぬぞ!

 

ま、まあ、このような事望まぬとも……

 

 

私は自分の力で一刀様との仲を成就させて見せる!

 

 

《琳視点》

 

まったく、一刀にも困ったものね。はぁ、なんでこんな奴を好きになっちゃったのかしら……

 

愛紗と雪蓮に手を繋ぐ一刀を後ろから見る。はぁ、私だって手くらい繋ぎたいわよ……っと、順番が回ってきたようね。

 

「さて、何をお願いしようかしら」

 

 

願いといっても私は神頼みはするようなことはしない。なぜなら、そんな不確定なものに祈ったって何にもならないのだから。

 

ま、まあ?強いて言うなら……も、もう少し胸を大きくしたいことくらいかしら。べ、別に一刀の為に大きくするわけじゃないんだからそこの所勘違いしないでよね!

 

だ、だって悔しいじゃないそれを認めたら雪蓮たちに負けてるみたいで!まあ、一刀は胸で判断するような男じゃないって事はわかってるけどね。

 

っと、一刀といえば随分と良い顔で笑うようになってきたわね最近は。一時期は見ているのが辛いくらい一刀の笑顔は見ていられなかった。

 

話しかけても上の空。生徒会の仕事もミスが多かったくらいだ。

 

まあ、原因があの優未だって言うのが癪よね。ただの風邪であそこまで一刀が落ち込むなんて思わないもの。

 

仕方ないから、お見舞いにでも行こうと考えたのだけれど、優未の住んでいる場所を知らなかったから行くに行けなかった。

 

まあ、徐々にではあったけど一刀も普段の調子を取り戻していったからよかったけれどね。

 

な、なによ……別に喜んでいたわけじゃないわよ。一刀があんな状態だと生徒会の仕事が滞るから困っていただけなんだから。

 

と、とにかく!私は神頼みすることは何一つも無いの!は?一刀と恋人になれるように祈らないのか、ですって?ふっ、馬鹿馬鹿しいそんなことしないわよ。

 

 

だって、私は欲しいと思ったものは何が何でも自分の手で手に入れるのだから……

 

 

《雪蓮視点》

 

参拝の列に一刀たちと並び数分。ようやく私達の番がやってきた。

 

「さてっとちゃっちゃと済ませちゃいましょうか」

 

賽銭箱にお金を入れて鈴を鳴らし手を合わせて祈る。

 

 

神様……って言っても、管理者に感謝すればいいのかしら?取り合えず、優未を呼び戻してくれてありがとう。感謝してるわ……

 

あの日、銅鏡に触れた時、あたり一面真っ白になり、光りが収まったと思ったら私と一刀の前で優未が倒れていた。

 

なにより驚いたのは、優未の事を忘れていた一刀たちの記憶が戻っていたことだった。

 

一刀たちは優未が居なくなっていた間の記憶はどうやら風邪で休んでいたって事になっているみたいだった。

 

でも、私以外に一人だけ涙を流している人が居た。それは、一刀だった……

 

そう言えば、優未が消えていた時も優未のブレスレットに触れた時、泣いてたわよね。一刀の記憶が無くても、心では覚えていたって事かしらね。優未の事を……

 

そう思うとちょっと嫉妬しちゃうわね。優未が一刀にそう思われてるってことが……

 

でも、負けないんだから。優未が私の半身だとしても一刀は譲れないんだから……

 

そうよ。だから、今年こそ一刀は私だけの者にして見せるんだから!

 

だから、神様。これ以上、悲しい出来事を起こさないでください。そして、一刀を悲しませないでください。

 

え?なんで一刀と結ばれる事を祈らないかって?そんなの決まってるわよ。

 

 

一刀は自分お手で手に入れるんだから!

 

 

《優未視点》

 

長い行列を一刀君たちと一緒に並ぶ。暫くすると、ようやく私達の順番がやってきた。

 

「あぅ~疲れたよ……っと、お祈りしないとね!」

 

お金を投げ入れ雪蓮が鈴を鳴らしたのでそのまま手を合わせて祈る。

 

 

神様、また雪蓮や一刀君に会わせて貰ってありがとうございます。

 

消えるまではもう諦めてたけど、消える直前に雪蓮と約束をした。

 

『必ず会えるよ』

 

自分でもなんでこんなことを言ったのか今でもわからなかった。

 

変だよね。またこの世界に現れるかも分からないのに必ず会えるなんて……でも、雪蓮ならきっと何とかしてくれるとも思っても居たんだよ。

 

現に、私はここに居る。また、一刀君の笑顔を見ることが出来る。それがとても嬉しかった。

 

でも、見てるだけじゃダメだよね。

 

私は決心したんだ!雪蓮から生まれたかもしれないけど。今は一人の女の子なんだから!だから……

 

絶対に一刀君の彼女になるんだから!それにそれにあわよくば結婚……っ!!!な、なに言ってるんだろ私!ま、まだ早いよね!うんうん!

 

っと、近況報告はこの辺にしてっと……

 

神様……どうか一刀君がいつまでも笑っていられるようにお願いします。それが私の願いです。

 

……え?なんで一刀君と恋人になることを願わないのかって?だって……

 

 

一刀君は自分の力で彼氏にするんだから!

 

 

「よし、みんなお祈り終わったか?」

 

「ええ、とっくに終わってるわよ。一刀が遅いくらいだわ」

 

「私も終わってますよ一刀さん」

 

「一刀様、私ももう済みました」

 

「私もー!」

 

「それじゃ、私を含めみんな終わったって事で一刀に何かおごってもらおうかしら?」

 

「ええ?!ちょっと懐事情が危ういんですが」

 

そう、去年は色々ありすぎてお金を使いすぎた。まあ、みんな喜んでくれていたからそれはそれでいいんだけど。

 

「な~に、新年早々しけたこと言ってるのよ!男でしょ?しっかりして頂戴!一刀♪」

 

――ばちんっ!

 

「いっ?!」

 

雪蓮に思いっきり背中を叩かれた。なんちゅう力だよ。

 

「一刀?今、失礼なこと考えてたでしょ」

 

「そ、そんなこと無いぞ?」

 

「いいえ、私の勘が言ってるわ。どうせ、馬鹿力な女だって思ったんでしょ」

 

「うぐっ……」

 

「あ、本当だったんだ。傷ついちゃうな~私」

 

「わ、悪かったよ。謝るからさ、許してくれよ」

 

「だ~め♪何か奢ってくれるまで許さないわよ」

 

「はぁ、わかったよ。降参だ」

 

両手を挙げて降参するポーズを取ると雪蓮は満足そうに笑った。

 

「そうこなくっちゃ!それじゃ私は~「私たこ焼きが食べたい!」ちょっと優未、私が最初よ」

 

「えー!別にいいじゃん先でも後でもさ!ほらほら一刀君行くよ!」

 

「あっ!待ちなさい優未!」

 

「はぁ、相変わらず何処に行っても賑やかな二人ね」

 

「はははっ!それが雪蓮さんと優未さんのいい所じゃないですか」

 

「ですが、このような人の多いところでは逆に迷惑なのではないかと」

 

「それもそうね。なら、愛紗みたいに一刀と手でもつなごうかしら」

 

「あぅ……」

 

「あ~ずるいですよ琳さん!私も一刀さんと手をつなぎたいのに!」

 

「あら、早い者勝ちではなくて?すでに優未が一刀の手を握っているのだから、空いているのは一つだけよ」

 

「むむむっ!いくら琳さんだからって負けませんよ!」

 

「ああっ!お待ちください!桃香様、琳殿!」

 

「ふふふ、私の勝ちね桃香」

 

「あぅ~、負けました……」

 

「ちょっとぉ~!なんで琳が一刀の手を握ってるのよ!」

 

「あら、参拝前に一刀が言っていたじゃない。交代で手を繋ごうってね」

 

「むぅ~」

 

「ふふふ♪いい気分だわ雪蓮にそんな顔させられたのだから」

 

「ぶーぶー!もう、早く行くわよ!私、甘酒飲むんだから!」

 

「あっ!待ってくださいよ雪蓮さん!」

 

「それじゃ、たこ焼き買ってからそっちにいくね~」

 

「あら、なら私は綿飴が食べたいわね」

 

「あ~もう!分かった!順番に行くぞ!まずはたこ焼きだ!その次に綿飴だな!もうなんでも来い!」

 

半ば開き直って言い放つ。

 

「よく言ったわ。なら行くわよ一刀。早く済ませないと雪蓮が甘酒を全部飲んでしまうかもしれないのだから」

 

「それは不味いな……あとで俺が絡まれそうだ」

 

急がないと、本当に大変な目に遭うな……

 

「……」

 

いろんな意味で裏切られる結果になった。

 

「あはは~♪……あっ!かじゅとさんだ~!おぉ~い!」

 

「……な、なあ優未」

 

「な、なに?」

 

「俺には桃香が酔っ払ってるように見えるんだが」

 

「……うん、私にもそう見えるよ」

 

「琳……」

 

「そ、そうね。あれは完全に酔っ払ってるわね」

 

「も~!そんにゃ所でにゃにをしてるんでしゅかかじゅとさん!」

 

「と、桃香。酔っ払ってないか?」

 

「え~?よっぱりゃってにゃいですよ?何ってるんでしゅかかじゅとさんは、あはは♪」

 

いや、完璧に酔っ払ってるだろこれ……こうなれば雪蓮に詳しく聞かないと

 

「雪蓮、何があったんだ?それに愛紗は……」

 

「ああ、一刀……いや~それがさ、甘酒を飲んでたら桃香も飲みたいって言うから飲ませてみたんだけど……」

 

「は?甘酒で?嘘だろ……」

 

「本当よ。しかもたったの一杯で」

 

「一杯で?!」

 

桃香ってそんなにお酒に弱いのか?いや、弱いとかそう言うのを越えてるだろこれは……

 

「も~かじゅとさん!雪蓮ひゃんと話してないで私とお話しまひょうよ~」

 

「あ、ああ。そうだな。話そうか」

 

(一刀、一刀)

 

(な、なんだよ雪蓮)

 

(あまり桃香ばっかりにかまってると大変なことになると思うから程ほどにしなさい)

 

(は?それってどういう……)

 

「かじゅとさん!む~っ!」

 

「わ、わかったわかった!だからそんな引っ張らないでくれ!」

 

「えへへ~♪だからかじゅとさんだ~いしゅき!ちゅっ!」

 

「「「なっ!!」」」

 

「と、桃香……今……」

 

「ふえ?えへへ、ほっぺにキシュしちゃいました♪」

 

ああ……周りの目が痛い。特に雪蓮、優未、琳の目が俺を射殺さんばかりに睨んでるよ。あれ?そう言えば愛紗は……

 

「……か~~ず~~と~~さ~~ま~~っ!」

 

ああ、俺の後ろに般若が仁王立ちしている光景が目に浮かぶぞ……後ろを振り向きたくないが……

 

「カズトサマ……こちらを向いていただけますでしょうか……ひっく」

 

ああ、振り向かないわけには行かないよな……ん?ひっく?

 

「一刀様!きいておりゃれますか!」

 

「は、はい!聞いています!」

 

ああ、愛紗の目が据わってる。こりゃ愛紗も酔ってるな……愛紗も酒に弱いのか?

 

「あ、あの愛紗?」

 

「……なんですか」

 

「もしかして酔っ払ってる?」

 

「そんなわけありません!私はお酒なぞ飲んでいませんので!……ひっく」

 

いや……今、ひっくって言ったよね?ね?

 

「何ですかその目は私が嘘をついていると!?」

 

「い、いや。そうは言ってないけど……って、何飲んでるんだ愛紗?」

 

「はい?これは……水です」

 

は?水?何でこんなところに水が……っ!ま、まさかっ!

 

「愛紗、俺にもその水くれないかな?」

 

「いいですぞ……こちらです」

 

「ありがとう愛紗」

 

「い、いえ……」

 

なんだか愛紗の顔が急に赤くなったけどなんでだ?まあいいや、取り合えず一口……

 

「うっ!や、やっぱりこれ日本酒だ……っ!まさか」

 

「えへ♪」

 

雪蓮に向き直ると雪蓮は悪戯がばれた子供みたいに舌を出していた。

 

「だって~愛紗たら堅いんだものだから水って言って飲ませたのよ♪」

 

「未成年でしょうが!これは没収です!まったく、どこから持ってきたんだよ」

 

「ああ、それならあそこから」

 

「あ、あれは神様へのお供え物だろうが~~~~~っ!!!」

 

ああ、今年も雪蓮に振り回されるんだな……

 

「ぶーぶー!私一口も飲んでないのに~」

 

「飲まなくていいの!」

 

「ならせめて甘酒だけでも~」

 

「だめっ!全部の飲み干しそうだからダメっ!」

 

「ぶーぶー!優未~一刀が意地悪する~」

 

「うぇ?!そ、そこで私に振るの?!」

 

「だって優未は親友でしょ?庇ってくれるわよね?」

 

「無理!一刀君に嫌われたくないもん!」

 

「この裏切り者~。はぁ、わかりました。わかりましたよ~だ」」

 

「うん、それじゃ、雪蓮は桃香の介抱お願いね。俺は愛紗を介抱するから」

 

「え~」

 

「えー、じゃないでしょ。元はといえばあなたが桃香と愛紗にお酒を飲ませたのが原因なのだから最後まで責任持ちなさい」

 

「うえ~ん琳まで私を苛めるよぉ~」

 

「自業自得でしょ」

 

「うぅ~ん、かじゅとさ~んもっと~」

 

「は?何言ってるのよ桃香。もう甘酒は無いわよ」

 

「ん~ん~……」

 

「じゃあ、なんなのよ?って重いわよ桃香」

 

「酷いですよかじゅとさん~わたひ、重くないですよぉ~」

 

「いや、それ雪蓮なんだけど」

 

ああ、もう早いところ寮に戻って愛紗と桃香を休ませないと……

 

「一刀さま~」

 

「はいはい」

 

「……暑いです」

 

「へ?あ、ああ、着物着てるからね」

 

「暑いので脱ぎますっ!」

 

「は、はぁ?!ちょ!ま、まて愛紗早まるな!もう少し我慢してくれ!」

 

は、早いところ寮に行かないと!

 

「かじゅとさ~~ん、もっと~~」

 

「だ、だから何が?!」

 

「はぁ、もう帰りたいわ……帰っていいかしら一刀」

 

「お、お願い見捨てないで?!」

 

琳が額を押さえて首を振りながら呟いてきた。

 

「暑いです~」

 

「ああ~わかったから、寮まで我慢してくれよ」

 

「ねえねえ、一刀君」

 

「え?な、なんだ?」

 

急いで寮に戻りたいんだけど優未が話しかけてきた。

 

「私達も一刀君の部屋に行っていいの?」

 

「え?あ、ああかまわないけど?」

 

「……獣」

 

「なんで?!」

 

琳の一言と突き刺さる目線に涙目になりそうだ。

 

「えへへ♪それじゃ、早く行こうよ。雪蓮!せっかく一刀君が部屋に行っていいって行ってるんだから!」

 

「だったら優未も手伝ってよ。一人じゃ大変なのよ?」

 

「え~、だって甘酒の飲ませたのって雪蓮でしょ?」

 

「はぁ~冷たい親友だわ」

 

「はいはい、愚痴を言わないの自業自得なんだから♪」

 

なんだか優未と雪蓮の立場が逆転してるように見えて面白いな。

 

「ちょっと一刀。今笑ったでしょ!」

 

「笑ってないよ」

 

「嘘っ!絶対に笑ったわよ!ふんだ!一刀なんてもう知らない!」

 

「あら?じゃあ雪蓮は一刀を諦めるのね?これでライバルが減ったかしら?」

 

「なっ!そんなわけ無いでしょ?!誰が一刀を諦めるものですか!」

 

「あら残念。でも、私も諦めるつもりは無いわよ?」

 

「ふふん、望むところよ。今年こそ一刀をものにするんだから」

 

「私だって雪蓮や琳に負けないんだから!」

 

あ、あの。俺を置いて何を話しているんでしょうか?三人とも……

 

「それはどうかしらね?」

 

「ちょっとそれどういう意味よ琳」

 

「あなた達、今何年生だったかしら?」

 

「ふえ?私と雪蓮は高校三年……」

 

「「あっ」」

 

「やっと気がついたようね。そう、卒業よね。三月で居なくなる二人に勝ち目なんてあるのかしら?」

 

「ぬぐぐぐぐっ……一刀!」

 

「は、はい?!」

 

なんだかものすごい嫌な予感がするんだが……

 

「今から子作りするわよ!」

 

「「「……ええええええっ?!!!!」」」

 

な、何言い出すんだ雪蓮は!

 

「私は本気よ!子供作って一刀のお嫁さんになるんだから!」

 

「ちょっ!お、落ち着けって!まだ俺ら学生だろ?!」

 

「なによ。子供欲しくないの?」

 

「いや。そうは言ってないけどさ……物には順序があるだろ?プロポーズして結婚式挙げて」

 

「なら今すぐプロポーズしなさい!」

 

「「ちょっと待った~~っ!」」

 

ああ、二人が止めに入ってくれたこれで何とか収まりが……

 

「雪蓮だけにプロポーズなんて許さないんだから!」

 

「うんうん……へ?ゆ、優未、さん?何を言い出すんですかあなた?」

 

「どさくさに紛れて告白させようとしてるんじゃないわよ雪蓮。わ、私だって一刀に……その……プロポーズされたいのだから」

 

「り、琳まで何言い出すんだよ!」

 

「うぅ~みにゃさんだけじゅるいです~~~。わたひもかじゅとさんからプロポーズされたいでしゅ~~~」

 

「うぅ~なんだか分からんが私も一刀様からぷろぽぉずとやらをされたいですぞ……ひっく」

 

桃香に愛紗まで!だ、だれか助けてくれ~~~っ!

 

「一刀!」

 

「一刀君!」

 

「一刀っ!」

 

「一刀さ~ん」

 

「一刀さま~」

 

「は、ははは……今年も大変な一年になりそうだな……はぁ」

 

でも、きっと退屈な日々を過ごさなくても良さそうだな。

 

どうやら、俺のお願い事は、すぐに叶いそうだ。

 

そう、俺の願い事は……

 

 

雪蓮、優未、桃香、愛紗、琳、五人と楽しく毎日を過ごすことなんだから……

 

葉月「皆さん!開けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします」

 

雪蓮「当等、2011年になったわね。今年一年、このダメ作者をよろしくお願いね皆」

 

葉月「新年早々酷いですね雪蓮」

 

雪蓮「そう思うなら、早いところこんな話書いてないで続きを書きなさいよ」

 

葉月「うぐっ!い、痛い所を……ちゃ、ちゃんと書いてますよ?書いてるんですけど中々……」

 

雪蓮「はぁ~、まあ、残り二話なんとか今月中に書き上げなさいな」

 

葉月「が、がんばります……」

 

優未「居た居た!葉月~」

 

葉月「何ですか。優未」

 

優未「私をもっと作品に出してよ~」

 

葉月「いや、あと二話で終わりなんで出せといわれましても……」

 

優未「いいじゃん!けちんぼ!」

 

葉月「けちんぼって……子供ですかあなたは」

 

優未「いーだ!なら、葉月を追い込むだけなんだから!」

 

葉月「な、何をするつもりですか!」

 

優未「雪蓮。葉月を拘束!」

 

雪蓮「了解♪」

 

葉月「なっ!し、雪蓮?!何するんですか!」

 

雪蓮「ごめんね~。私も優未の意見に賛成だし♪」

 

葉月「は、離して下さっ?!むが~~~~!」

 

雪蓮「はいはい、少し黙ってましょうね~」

 

優未「雪蓮、ナイスだよ!さてっと、ここでみんなに投票を実施しようかなって思うの!その内容は……」

 

葉月「むっ~~~~~っ!!!!」

 

優未「じゃ、じゃーーーーんっ!後もう一話、三国統一後の話を聞きたいか!」

 

雪蓮「それもいいけど、ならこれもいいんじゃない?」

 

優未「何々?」

 

雪蓮「天の世界での私達五人のその後ってのはどう?」

 

優未「それもいいね~。それじゃこの二つから選んでもらおうか?」

 

葉月「ぷはっ!いや、もう一つ!優未の話も雪蓮の話も書かずに次の作品を投稿する!」

 

優未「え~、だって次の作品って私達が主役じゃないんでしょ?却下だよね雪蓮」

 

雪蓮「まあいいんじゃない?どうせ葉月の意見は通らないのがいつもの事なんだし」

 

優未「それもそっか♪それじゃ1・2・3のどれかから選んでね?複数投票は無効票にしちゃうから気をつけてね!」

 

1.三国統一後の話を書く(所謂、萌将伝)

 

2.天の世界での雪蓮たちの生活を書く(大学生活を面白おかしく書いてみる)

 

3.次回作を書く(次は蜀かな?魏かな?内容はまだ秘密)

 

優未「それじゃ投票待ってるよ!もう一度言うけど複数投票は無効だからね?間違えちゃ嫌だよ!」

 

雪蓮「まあ、私か優未の意見が通るにお酒一升瓶かけてもいいわよ」

 

優未「それ賭けになってないと思うよ?」

 

雪蓮「それもそうね」

 

葉月「はぁ……私の新年は雪蓮と優未によって儚くも散って行くのだった……がくっ」

 

雪蓮「まあまあ、今年一年も頼むわよ葉月」

 

優未「そうそう!期待してるんだからね?」

 

葉月「ありがとうございます。ですがそう思うならもう少し労わってくれても……」

 

雪蓮「そんな必要ないわよね優未?」

 

優未「うんうん!」

 

葉月「……ぐすん。とにかく投票結果は1/8でいいですね?」

 

雪蓮「別にかまわないわよ?でもそれまでに作品書きあがるのかしら?」

 

葉月「うっ……来週早々から出かけるから無理かもしれないですね……なら投票締め切りという事で!」

 

雪蓮「はぁ、まあいいでしょ。それじゃみんな。投票待ってるわよ」

 

優未「よろしくね~~~♪」

 

葉月「では、最後になりますが、本年も皆様が無事に過ごされることを願い。締めの言葉とさせていただきます。それでは皆さん!次回にお会いしましょう!」

 

雪蓮「まったね~」

 

優未「ばいば~い」


 
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