No.192598

無印・恋姫無双~外史の突端~ 第弐話

ハイ、2作目です。今回はどうなるのか・・・、みてみましょう。

それでは、どうぞ!

注)誤字脱字あるかもしれません、報告してください!

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2010-12-30 01:45:38 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3944   閲覧ユーザー数:3276

あれから1年過ぎた・・・。冬に愛紗を実家に預けて、俺は学業に励んだ。

 

春、聖フランチェスカ学園の学校生活に幕を下ろした。

 

俺は今、電車の車内に居る・・・。愛しの嫁、愛紗の居る元へ向かっているのだが・・・。

 

霞「?」

 

何であなたまでついてくるんだかなぁ~かすみさん。

 

一刀「何で居るんですか?」

 

霞「何でって?そらぁ~決まってるやろ、楽しそうやからや。それに冬休みになったら退屈なんやもん、せやから校長先生に言うてきたんや。」

 

一刀「はぁ~・・・だからって、仕事ほっぽり出して行くのはどうかと思いますよ?」

 

そう、霞さんは仕事(寮管理者)をほっぽり出して俺と一緒に来ているのだ。

 

霞「ほっぽって、無いで?休暇が欲しい言うたら喜んで許可してくれたで。」

 

一刀「それって厄介払いなんじゃ・・・(ボソッ」

 

霞「・・・何か言ぅたか?」

 

一刀「いえ、何も!それにしてもよく今日帰省する日って分かりましたね?」

 

霞「そらぁ・・・あんたの悪友さんから聞いたで?」

 

あんのやろぉ~最後の最後まで・・・。

 

及川「はっくしょん!!・・・風邪やろか?」

 

 

一刀「ここですよ。じゃあ、行きますか。」

 

俺はインターホンを押した。押してすぐに愛紗が飛び出してきた。

 

愛紗「一刀様~・・・。その人は・・・?(ニコニコ)」

 

あ、あの~・・・。顔はにこやかでも、眼が笑ってないんですけど・・・。

 

霞「それがなぁ~、かずっちがどぉ~してもって言うてはるからついて来たんや。」

 

愛紗「かぁ~ずぅ~とぉ~さぁ~まぁ~?「お~い愛紗?」・・・はぁ~い。」

 

愛紗の背中から『今夜は逃がしませんよ?フフフッ』という黒いオーラが流れながら爺ちゃんに呼ばれた方に向かって行く。

 

一刀「・・・流石、関雲長だな。気迫が凄い・・・。」

 

霞「・・・。」

 

俺と霞さんは愛紗の後に続いた。

 

―――――――――――――――

 

爺ちゃん「おっ。無事に着いたな・・・。今日はゆっくりしていくがえぇで・・・。」

 

ここから爺ちゃんとの鍛錬が始まった。その姿を愛紗は家の縁側で大きくなったお腹を擦りながら見ていた。

そんな日々を過ごしていたある日・・・。

 

 

子供が生まれた・・・。

 

 

俺と霞さんが立ち会ってしっかりと見届ける。

 

「元気な女の子ですよ」

 

元気な泣き声とともに生まれた女の子。

 

一刀「やったぞ愛紗!女の子だって?良く頑張ったな!!」

 

愛紗「はぃ・・・。」

 

そういうと寝てしまった。

 

霞「(えぇなぁ~、かずっちの子供かぁ~)ほな、うちは先帰ってるわ。かずっちは居らなあかんよ?」

 

一刀「あ、あぁ。もちろんそのつもりだ。」

 

~翌日~

 

愛紗「・・・っん。そうだ・・・、私は子を産んだのだった・・・。ん?一刀様・・・?」

 

私の手を握りながらベットにもたれかかる様に寝ている・・・。久しぶりに一刀様の寝顔を見た気がするな、そんな姿・・・。

 

ふと外を見上げる。

 

外で何か見ていた様な気がするな・・・、気のせいか。

 

一刀「おはよう、愛紗。・・・よく頑張ったね、ありがとう。」

 

愛紗「あ、はい。ありがとうございます。・・・この娘の名前・・・。」

 

一刀「・・・怜(れい)、北郷 怜でどうかな・・・?」

 

二人はその娘を見ながら名前が決まった。

 

『北郷 怜(れい)』

 

―――――――――――――

 

愛紗の奮闘劇は泣きが有ったり笑いが有った。

 

「オギャーーー!!」

 

「ど、どど、どうしたら(アタフタアタフタオロオロオロオロ」

 

そこで子育て経験者が物を言う。

 

「ちゃうちゃう。この泣き方はお腹がすいとるんや、ミルクミルク。」

 

「わ、分かった。・・・って何見てるんですか、一刀様?!」

 

「かずっち・・・。(ほんまそっくりや。)」

 

「ち、違うんだ・・・!」

 

――――――――――――――

 

幾多の季節を乗り越え、愛紗は主婦になっていた。そして、一刀は爺ちゃんと引けを取らなくなるまでになっていた。

 

爺ちゃん「一刀、お前に見せたいモノがある。ついて来い。」

 

一刀「えっ?あ、あぁ。分かった。」

 

連れてこられたのが何と、裏山だった。爺ちゃんが昔購入した山の中に、小さな小屋が建てられていた。何の躊躇いも無く入る爺ちゃん、俺は続いて小屋に入った。

 

爺ちゃん「この刀だ。長い間放置していたんやけども・・・。」

 

鞘ごと一刀に渡す。

 

一刀「ウソだろ?錆一つ無い・・・。」

 

爺ちゃん「その刀は、代々に伝わる秘刀じゃ。」

 

 

一刀「この刀の名前は・・・?」

 

爺ちゃん「その名前は『静刀』じゃ。」

 

 

???1「良かった、あそこの小屋で休もう!」

 

???2「や、やっとなの~・・・。」

 

???3「し、死ぬかと思ったわぁ~(ドンッ」

 

一刀と爺ちゃんはかなり前の段階で気配を察知して、警戒していた。

 

???1「あの小屋・・・誰か居る・・・。」

 

???2「こ、ここも~?」

 

???3「いたた。沙和~いきなり止まんなやぁ~。」

 

一刀と爺ちゃんは小屋から出ると、3人の少女に出会った。

 

 

三国:はい。これで3作目といえるのか自分でも分からない三国です。さて「おいおいちょっと待たんかい!」・・・はい?

 

霞:なんで経験者扱いになっとるん?あたしはまだ・・・そんなこと・・・ゴニョゴニョ///

 

愛紗:確かに・・・気になるな。「なるー!」

 

一刀:愛紗、霞さん、ここは気にしたら負けですよ?(意味不明)

 

三国:ところで愛紗さん、出産おめでとうございます!!

 

愛紗:ずいぶん話題を変えたな。うむ、ありがとう。しかし、次は大丈夫なのか?

 

三国:だ、大丈夫・・・ですよ・・・。多分・・・。

 

三国:次回、ちょろっと出てきた3人によって、予測ができない状態に・・・。一刀達は大丈夫なのか?

 

 

 

 

???1・3「「はやく名前出せーーーーーー!!」」


 
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