No.191262

カーニバル

コグさん

ファンタジー小説です。長編で今回は序章です、はい。
2011年のどこかの即売会で無料配布予定です。

2010-12-23 17:05:18 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:616   閲覧ユーザー数:613

 ある日の朝。

白い鳥が、ちいさな集落へ向かう。空を飛ぶ鳥は、当たり前の光景。

その集落にある古い家の窓を叩く。

 

 カーテンを開け、窓を開ける少年。白い鳥が目の前にいた……。

はずが、手紙に変わる。

 

 魔法だ!

 

 少年は、鳩が豆鉄砲をくらった顔になり、きょとんとしている。

数秒後、おそるおそる手紙を読む。

すると、この大陸にある城の王子からの手紙だった。

少年は目をパチクリさせる。城の王子から見習いの騎士に手紙が届く

なんて、ほとんどないことだからだ。

 

 手紙の内容は、「まずは城へ、そこで話をする」という。

少年は早速、準備にとりかかる。

 

 つづく。


 
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