ある日の朝。
白い鳥が、ちいさな集落へ向かう。空を飛ぶ鳥は、当たり前の光景。
その集落にある古い家の窓を叩く。
カーテンを開け、窓を開ける少年。白い鳥が目の前にいた……。
はずが、手紙に変わる。
魔法だ!
少年は、鳩が豆鉄砲をくらった顔になり、きょとんとしている。
数秒後、おそるおそる手紙を読む。
すると、この大陸にある城の王子からの手紙だった。
少年は目をパチクリさせる。城の王子から見習いの騎士に手紙が届く
なんて、ほとんどないことだからだ。
手紙の内容は、「まずは城へ、そこで話をする」という。
少年は早速、準備にとりかかる。
つづく。
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ファンタジー小説です。長編で今回は序章です、はい。
2011年のどこかの即売会で無料配布予定です。