No.189732

華やかな羽,動く世界… 第0撃目 異世界との出会い…

花蓮✝無双終わってないのに…
新しいものを書くとは…

みんなに怒られそう…

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2010-12-14 23:19:59 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3034   閲覧ユーザー数:2607

「ここは………何処だ」

 

目覚めるとそこは知らない所にいた。

 

(確か董卓様に言われ賊退治に行ったはず…それで起きたらこれか…)

 

彼女は華雄という武将で賊退治の為に山にいた。

そして賊の拠点を発見し翌日退治する予定だった為その山で野宿をしていたのだ。

 

「仕方がない…」

 

じっとしていても埒が明かないので周囲を探索することにした。

 

(周りに何者かがいる気配はないか…どうも涼州の山ではなさそうだな)

 

しばらくすると見慣れない場所についた。

 

「なんだこれは…」

(この堅い道はなんだ…砂や砂利ではなさそうだが)

 

適当に歩いていた為山を抜け道路が出てきたのだ。

当然華雄はアスファルトやコンクリートなど知らない為不思議な感じがしたのだ。

 

(なんだあれは!!……来るぞ!!)

 

しばらく道路を歩いていると鉄の塊が走ってきた。

そして華雄はどうする事も出来ず気絶してしまったのだった。

 

「おいおい!!こんな所でなに倒れているんだ…っておい!!」

 

鉄の塊…もとい車を運転していた青年は突然女性が倒れた為驚いた。

そして車から降り、彼女を見て外傷等なかった為とりあえず安心した。

青年はこれからどうするか考えた。

 

「…………仕方がないな…」

(それにしても綺麗な人だな……)

 

などと思いながら華雄を車に乗せ一路自分の家に帰って行った。

 

「お…目覚めたか」

「ここは何処なんだ!!」

「ああ…俺の家だ」

「家……だと」

 

家と言ってもマンションに一室である。

そして華雄は周りを見渡し驚いた。

 

「お前!!妖術使いか!!」

「は~?」

「火を使ってないのにこんなに明るいし、この暖かい床…絵が映る箱などなどおかしいだろ!!」

 

部屋には照明器具やテレビ,パソコンやホットカーペットなどあった。

華雄にしてみれば見た事もない物だらけであり訳がわからなくなっていた。

 

「いや普通だろ…日本だったら」

「にほん?」

「?………まあいい。ところで名前は?」

 

青年は少し違和感を感じたが気にせず名前を尋ねた。

 

「華雄だ…」

「……?……ところでなんであそこにいたんだ」

「董卓様の命で賊退治に」

「ちょっと待て!!今何て言った」

 

青年はある言葉にまさかと思いもう一度聞いた。

 

「賊退治に」

「その前!!」

「董卓様の」

「そんな馬鹿な…」

 

董卓という名前を聞き青年は唖然とした。

 

「?どうしたんだ」

「董卓って言ったら三国志の中で暴君って言われている人物…華雄と言ったらその董卓軍にいた勇将…どうなっているんだ」

「董卓様は暴君ではない!!心やさしい民の事を考えられている方だぞ!!」

 

華雄の主君である董卓の評判は正史で伝えられている人物とはにつかないものだった。

 

「それに三国志は今から1800年前の話だし…登場人物は男だし……う~ん」

「何を訳のわからん事を言ってるんだ」

 

青年は華雄の言葉の意味を考えていたがどうやっても納得できなかった。

 

「考えても仕方がないな……綺麗な人と知り合えたからよしとするか」

「な!!!!!!」

 

そして青年は華雄の言った言葉について考える事を止めたのだった。

そのせいか本音が漏れてしまった。

華雄はその言葉に顔を真っ赤にした。

 

「それで華雄…行くあてはあるのか?」

「ない…」

「じゃあさ、落ち着くまでここにいないか?」

「!!……いいのか?」

 

華雄としてはありがたがった。

この世界の事が全く分からないまま今後の事を考えていたからだ…。

 

「ああ、俺一人暮らしだし嫌じゃなかったら居てもいいよ」

「分かった…厄介になるとしよう…ところでお前、名前はなんだ?」

「スマン…自己紹介がまだだったな、俺は北郷一久だ…」

「一久よ…私の事は呉羽と呼んでくれ」

「呉羽?」

「ああ…お前に真名を預けたいんだよ」

「真名?」

「この世界にはないのか?」

「ああ…」

「私のいた世界では真名があって……」

 

呉羽は青年に真名について教えた。

真名の重大性を知って青年は驚いた。

 

「そんな大事な名前預かっていいのか?」

「ああ…これから世話になるんだ。そのお礼と思ってくれ」

「分かったよ…呉羽」

「ああ…」

 

それから呉羽は一久と一緒に暮すことになったのだった。

 

呉羽が正史に飛ばされた頃ある研究所で大きな爆発があった。

 

「神ちゃん…」

「ああ……失敗だな」

 

その研究所にいた王様2人の表情は暗いものだった。

 

「まあ色々なデータも採れたんだしよう」

「そうだね…ユグドラシル計画はここで中止するわけにはいかないからね」

「ああ……これは2世界の『夢』だからなぁ」

 

その後王達は今後の方針を考えるのであった。

 

つづく

 

零「どーも!!水無月零で~す」

 

蓮華「ちょっと零!!まだ『花蓮✝無双』終わってないでしょ!!なんで新作書いてんのよ!!」

 

花蓮「そ~なの~!!お話かいてよ~」

 

零「ごめんね~…いいネタが思い浮かばないから」

 

花蓮「ぶ~!!」

 

零「怒らないで花蓮ちゃん…だってお父さんたちが喧嘩するからネタが」

 

蓮華「それはあんたが書いたからでしょ!!!!私だって一刀とイチャイチャしたいのに~」

 

呉羽「蓮華よ…いいじゃないか一刀と一緒なんだから」

 

蓮華「そう言えば…一刀出てなかったわね」

 

花蓮「パパは~~~?」

 

零「あ~~~~…忘れてた!!」

 

蓮華,呉羽「「嘘……」」

 

零「うっそぴょ~ん……分かる人は分かると思うけどね」

 

蓮華,呉羽「「?」」

 

零「……そう言う事で………じゃ!!」

 

蓮華「逃げるな!!呉羽!!」

 

呉羽「分かっている!!」

 

花蓮「ママと呉羽お姉ちゃんどっか言っちゃったの…でも花蓮一人でも頑張るの♪『花蓮✝無双』もあわせてよろしくなの♪」

 

蓮華「零!!待て!!」

 

呉羽「どういう事か教えろ!!」

 

零「嫌だ~~~~~~~~!!」

 

花蓮「バイバイなの~♪」


 
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