地和「はい、それじゃあ第二問は行ってみましょう。今回は国こと問題が違います」
華琳に第二問、豪華温泉のチケットができました。二人用だったら誰と一緒に行きますか?
ちなみに本人込みで、私費で連れてくるとかは無し。
華琳「
地和「はい、じゃあ魏の皆さん、ボタン押してください」
ピピピピッ
地和「おお、いきなり立ちまくりました!春蘭さん、桂花さん、稟さん、沙和さん」
星「あれは曹操殿のご意見とは関係なく、自分が一緒に行きたいだけの面子であろう」
四人「ギクッ」
真桜「つーか沙和、お前はないやろ」
凪「いくらなんでも華琳さまがお前を連れて温泉に行くわけがない」
沙和「でもでも、こういうのじゃないと、私たちみたいな大将に選ばれることなんてないの」
秋蘭「ふむ、それも一理あるな……ところで姉者」
春蘭「な、何だ?」
秋蘭「……桂花や稟と睨むのはやめてくれ」
春蘭「だって、あいつらが先に私を睨んでいたのだぞ?」
桂花「こんなに沢山立っていたら、誰が当てても点数にならないじゃない。春蘭は先正解に出たから、今度は出ないはずよ」
春蘭「それはわからないだろ?大体、貴様が華琳さまと一緒に温泉に行くなんて、私が黙ってみていると思ってるのか?」
桂花「これはそういう問題じゃないでしょう!」
春蘭「私にはそういう問題だ。しかも何だ。そういうお前は、自分が華琳さまに呼ばれるという確信でもあるのか?」
桂花「当たり前じゃない。あんたみたいなバカと一緒に行って騒がしい中で温泉の温もりもちゃんと満喫できないようになるぐらいなら、私と一緒に温泉に穏やかな時間を過ごした方がきっと華琳さまのためだわ」
稟「まったく……二人とも、華琳さまのご意見なんてまったく頭に入っていませんね」
風「稟ちゃん、稟ちゃん」
稟「ど、どうしました、風」
風「………」
稟「……」
風「……ぐー」
稟「そこで寝るな!」
風「おぉっ、あまりにも図々しい態度に、つい眠気が走ってしまいました」
稟「何が言いたいのです」
風「いえ、言いたいことと言いましても、幾ら何でも悪戯でもなければ華琳さまが本当に稟ちゃんを二人っきりの温泉旅行に連れて行くことはないかと」
稟「それはやってみなきゃ分からないでしょ」
風「華琳さまと何一つも着けてないまま一緒に温泉」
稟「な、何も着けてないまま華琳さまが先に温泉に入って、そこに恥ずかしがりながら身体をかくしながら入ってくる私を見た華琳さまが………ぶはっ!」
地和「わっ!兵士さん、ここに変態が居ます!」
風「はい、はい、とんとんしましょうねー」
稟「(ふがふが)………」
霞「ウチはそんなものがあったら凪ちゃんと一緒に行きたいなー」
凪「霞さま?いや、これはそういう話ではないでしょう」
霞「あくまで自分がそうやったらっちゅうことや。凪と一緒に行くと、暇じゃないからな」
真桜「ええ、姐さんずるいわ。そういうんやったらウチと一緒に行ってや」
沙和「そうなの。凪ちゃんとだけ行くなんて贔屓なの」
霞「まあ、真桜っちは一緒に行ってもえんやけど……だけど沙和、お前は駄目だ」
沙和「何で!?」
霞「沙和っちは孟ちゃんと一緒に行ったらええやんか」
沙和「えー、そんな、沙和もお姉さまと一緒に温泉行きたいのー」
地和「はい、皆さん作戦立て、もとい喧嘩している途中で申し訳ないですが、そろそろ時間が惜しいので決めちゃいましょう」
秋蘭「とは言うがな…桂花と姉者の間じゃ、両方ともあきらめそうにない」
春蘭「グルルルル」
桂花「シャーーー!」
季衣「なんか、もう人の間の喧嘩ですらなくなってるよ」
風「稟ちゃんはどうしますか?」
稟「ふがふが……」
風「諦めないようです」
沙和「じゃあ、沙和も立ってるのー」
秋蘭「うーむ……幾ら何でも少し多いな」
地和「はーい、ここで『リーダー』の能力が使われます。一問につき一回だけその人を強制に座らせてることができます。名付けて『お前じゃない、座ってろ!』」
秋蘭「一人だけ、か………ふーむ……」
桂花・春蘭「シャーーー」
秋蘭「獣と化したあの二人はほっとくとしてだな……」
稟「ふがふがー!!」
風「自分は絶対駄目だって言ってます」
秋蘭「しかし、正直こう言うのも何だが稟だろうとも思えないがな」
稟「ふがーふがーー!!」
風「それだと沙和の方がもっと遠いでしょ?!と言っています」
沙和「うわぁ、スゴイの。ふがふがとしか言ってないのに、風ちゃんったら稟さんが言う言葉全部分かっちゃうの」
風「長い付き合いですからね。ちなみに私は稟ちゃんと沙和ちゃんは座って、凪ちゃんが立った方がいいと思うのですよ」
凪「え、私ですか?」
風「はいー、ほら、この前実際、華琳さまが温泉に行こうとして護衛に誰をつけようかの話をした時、だったら凪を連れてこう、という話になりましたので」
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風「凪でも連れていけばいかかでしょうか?」
華琳「凪を?…そうね。最近あの子は昔一刀の分まで頑張ってやってくれてるし、丁度休みを上げてもいいかもしれないわ」
桂花「まぁ、春蘭じゃなければ別に構わないけれど……いや、でも凪とて華琳さまの想ってないとも限れないし……いや、ここは春蘭が知らないだけよしとしましょうか……」
ガタン!
春蘭「華琳さま!温泉をお探しになると聞きましたぞ!」
桂花「お前気づくの早いわよ!」
春蘭「そんなことなら、私にお任せください。何日経っても、必ずや城の中に温泉を掘ってみせます!」
桂花「しかも何かちょっと間違って理解しているじゃない!いい?大体城の中に温泉とかが出るものだったら私はとっくに………」
風「あの二人もああ言っているわけですし、ここは凪と一緒にちょっと遠目のところにまでお出かけになって……」
華琳「ああもこうも、どう聞いても私に凪と出かけてくださいと言ってるようにはみえないけれど……」
風「まぁ、確かに二人で城の中に温泉ほるとか言ってますけど……ついて行くとか言わないだけマシですよ?」
華琳「今のアイツらをほっといてどっかに出かけたら帰ってきた時にお城が大変なことになっていそうだからやめておくわ……」
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稟「ふがふがーー(コクッ)」<ーなんですかその話は?私は聞いていませんよ?と言っている。ちなみに華琳の口から「温泉」という言葉が出た瞬間妄想で倒れて記憶してないだけどその場にいた。
霞「そういうことあったん?」
風「まあ、結局春蘭さんと桂花ちゃんがはしゃいだせいでパーにしちゃったんですけどね」
霞「………」
秋蘭「それじゃあ、稟は座って、沙和は凪と代わってもらえるか?」
地和「リーダー命じる時は、ちゃんと『お前じゃない、座ってろ』と言わなきゃ駄目だそうです」
秋蘭「それでは……『稟、お前じゃない、座ってろ』
稟「ふがーー!!」
風「はい、はい、稟ちゃん、華琳さまの浴衣」
稟「…………ぶはーっ!」
風「はい、座りました」
沙和「倒れてるの。沙和もああなる前に早く座っちゃうの」
凪「……風さま、本当に大丈夫なのですか?」
宝譿「まあ、間違っても水にちょっと入るだけじゃねえか。あまり気にするな」
凪「…………」
地和「はい、それじゃあ最終決定です。秋蘭さんに座られた稟さんにはボタンを押す資格なし!他の皆さんの中で、自分が華琳さまと一緒に温泉にいくだーという人はボタンを押してください!」
ピピピピッ×3
地和「立ったのは猫二匹に犬一匹!さーて、正解はどっちでしょう!」
桂花・春蘭「誰が猫だ(よ)ー!」
凪「い、犬………」
豪華温泉のチケットができました。二人用だったら誰と一緒に行きますか?
華琳「凪かしらね」
猫「「そんにゃばかにゃーーー!!!!」」
バシャー!!
凪「あ……ほ、本当に私と……」
へー、以外だね。春蘭か桂花は?
華琳「あの二人と温泉に行っては寛ぐところじゃないわよ。この前も、私は温泉に休養に行こうかと言い出しただけで、あっちこっちでいい温泉をさがすだの挙句には自分たちで温泉掘り始めて呆れて休む気も失ったわ」
あはは……ふたりとも何してたんだ。
で、どうして凪?
華琳「あの子あなたが忙しい分警備隊頑張ってくれてるしね。三羽烏の中でも一番真面目だし、たまにはご褒美で行かせてあげてもいいでしょうよ」
あ、そう………
あ、ちなみにこれは問題に出てた豪華温泉のチケットだけど、要る?
華琳「要らないわよ。あなたが一緒に行ってあげたらどう?」
そう、じゃあそうしてもらおうかな。
凪「あはーっ(ピン)」
真桜「人間としてありえんところに耳が立っているように見えるけど気のせい?」
沙和「気のせいなの」
霞「あはは、やっぱ凪ったらかわええの」
真桜「まあ、隊長がウチらほっといて凪とだけ行くとも思えんけどね。今だきゃ夢見させてあげようかな」
凪「……た、隊長とふたりきりの温泉旅行……(ピン)」
桂花「水に落ちてた私たちについてはスルーなの?」
地和「いえ、この場合、構ってあげたほうがもっと傷づくかなぁと思いましてー」
桂花「お気遣いありがとう(棒読み)」
春蘭「つ、次はこうはいかんぞ」
桂花「あんたまだこれどうしてやってるか理解してないでしょう?」
春蘭「華琳さまに誰が一番愛されているか……」
桂花「おもいっきり違うわよ………」
魏、6点(正解:凪、外れ:春蘭、桂花)追加して合計16点
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共通質問が浮かばなかったのでバラバラにしてみました。
後、来週試験なんで当分更新が遅くなります、ごめんあさい。