No.186880

2人の秘密

いつもは恋姫無双を書いているのですが、今回は最近ハマっているアマガミに挑戦してみました。
無職・ニートだと時間だけは腐るほどあるので並行して執筆するくらいなんてことないです。ただ問題は本でしか知らないこと…ゲームは未プレイなので…アニメも見たい…

2010-11-27 18:14:27 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:7254   閲覧ユーザー数:6891

いつもの通学路をいつもははるかと2人で歩いていたが、この日からは違っていた。そこに居るのは2人のほかにもう1人純一がいたのである。

 

 

 

「最初に聞いた時は何かの間違いかと思ったわ…橘君がいきなり一緒に行くことになったんだもの~。」

 

 

 

「森嶋先輩すいません。美也の奴が俺がいると遅刻する確率が格段と上がるとかいうもんで…先に行く!!!とか言い出しまして…。たまたま1人で行くところに塚原先輩に声を掛けてもらいまして…」

 

 

 

「私は別に良いんだけどね。私はまさか響がそんなこと言うのが想像できなかったのよね~あんなに橘君のこと変態だとか水着フェチだetcとか言ってたのにね。」

 

 

 

そうここに純一がいるのははるかが誘ったではなく、塚原 響が純一を誘ったことに春香は驚いていた。当然道行く水泳部員にとっても…。

 

 

 

「はるか…そこまで言ってないでしょ。それは確かに最初は変な子とは思っていたけど…あなたがあんなに彼のこと嬉しそうに話すからどんな子か気になったのよ。まぁ話してみたら意外と普通…いえ、ほんの少しおかしいところがあるけど、面白い後輩っていうのは分かったわ。」

 

 

 

純一には当然のことながら思い当たる節はいくつもあり、水泳部に頻繁に出入りしていたことや胸について力説していたことetcがあるために反論が出来なかった。

 

 

 

しかし、この2人にははるかも知らない秘密があった…。

 

 

 

それは…

 

 

2人は付き合っていたのだ!!!

 

 

 

そのきっかけは本当に些細なものだった…。

純一が水泳部に頻繁に出入りしていたのは最初は違う目的であったが、段々と先輩である塚原 響に会うためになっていた。

 

 

 

しかし、その本人とはうまく接することができず、友達である森島 はるかと仲良くなって色々なところに遊びに行ったりした結果、純一ははるかから告白されたのだが…彼にはその告白を受けることが出来なかった…。

 

 

 

交際を断られながらも、はるかは前とは変らない態度で接してくる姿を見たことから、傷つくことを恐れていた純一は本当の気持ちを伝えるために響に告白したのである。

そして、OKという返事をもらった。

 

 

 

「はるか…それよりあなたこんなにのんびりしてて良いの?皆あなたのおかげでだいぶ困ってたのよ。まぁ私はいつも困らされてるけど、だから少しは早く行ってみんなの手伝いでもしたらどうなの。」

 

 

 

ちなみに今学校は行事の準備でとても慌ただしいのだが、はるかはいつもバックレていたので、一度も準備を手伝ったことがなかった。

 

 

 

「分かったわよ。まぁ確かに今まで何にもしてないからね~少しは何かしないとあとで響とかに何言われるかわからないからね。先に行くわ…あ、でも1人はさみしいから橘君を借りて…。」

 

 

 

純一を連れていこうとしたはるかに隣にいた響から無言の圧力があったので、そそくさと行ってしまった。

 

 

 

「はぁ~やっと行ってくれた。あのまま連れていかれたらどうなる事かと思いました…前もそうだったしな~塚原先輩ありがとうございます。」

 

 

 

「良いわよこれくらい、それにあの子が行ってくれたから今日は2人で行くことが出来るしね。あ~あと私放課後に少し練習するつもりなんだけど、終わるまで待っててくれるなら一緒に帰りましょ。」

 

 

 

いつも響ははるかと一緒に帰っていたのだが、今日は行事の準備もあるということでお昼までで学校が終わることになっていたために、響ははるかに準備を手伝わせて自分は練習に行くから別々に帰ることになることをはるかに告げていた。

 

 

そして放課後になり…

いつもの様に体育館の外で待っていると、練習を終えた響が出てきた。

 

 

 

「私少し寄りたいところがあるのだけどいいかしら?色々と聞きたいから…で、できれば一緒に来てくれると嬉しいんだけど…。」

 

 

 

「???…。良いですよ、どうせ暇でしたから僕が役に立つかどうかは分かりませんが…。というか先輩らしくないですけど、どうかしたんですか?」

 

 

 

いつもとは少し違う感じ響に純一は戸惑っていたのだが、有無を言わせぬ雰囲気があったので素直に従うことにした。

 

 

 

そして、着いたところははるかとともに遊びに来たプールであった。

 

 

 

「前にはるかとここに来たんでしょ?それなら彼女と来れない理由はないでしょ。そ、それにこの時のために…新しい水着だって買ったんだから…。」

 

 

 

「そうですね。だから昨日水着を持って学校に来るようにって言ってたんですね。まぁ僕としても先輩の水着が見れて…」

 

 

 

変態紳士が発動しかけていた純一だったが、すぐに我に帰ることが出来た…。

なぜなら響の水着姿は周りの男の目を奪うには十分の破壊力を持っていたのだから…。

 

 

 

「どう?少しというかかなり冒険してみたんだけど、やっぱり似合ってなかったかしら?個人的には気に入ってるんだけどね…。」

 

 

 

「先輩…最高です!!!なんというか一緒に居るだけでこんな嬉しい事はないというくらい可愛いです!!!」

 

 

 

嬉しかったらしくその手は握り拳になっていた。しかし、このままだと力説しそうな気配があったために響は段々と恥ずかしくなっていった。

 

 

 

「わ、分かったから…それより私あれが気になるから、ちょっと一緒にやってみない?」

 

 

 

そう言って半ば無理やり純一を連れていくことで少しでも恥ずかしいのをごまかそうとしていたのだが、2人にとってはそれも満更悪い気持はしなかった。

 

 

それから2人は飽きるまでそこで遊び倒していった。

そしてもうすぐ日が暮れると言う時に2人は帰路についていたのだが、そこで響が何の脈略もなくいきなり言いだした。

 

 

 

「明日はるかに私たちが付き合ってることを言おうと思っているんだけどいいかしら?はるかが何かしたら彼氏である純一が守ってくれるでしょ?」

 

 

 

「当然です!!!森島先輩には悪い気がしますが…とはいっても森島先輩の反応が大体は想像できますが…僕も今度から2人きりの時は響って呼んでも良いですか?」

 

 

 

響は何も答えない代わりに首を縦に振った。

そうして2人は手を繋いだまま腕を組んで帰り道を歩いて行った。

 

 

 

その翌日…

 

 

 

はるかの反応は予想通りでもあったが、その後の行動はさすがに予測不能であった。

だが、2人の関係は変わることはなかった。

 

 

あとがき

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし気に入って頂けたのなら本当にうれしいです。

 

 

ニートにとって時間は有り余っているので、何か要望があればジャンジャン送ってください。

 

 

 

ぶっちゃけ作品にかなり自信がありません…。なんかファンの方を怒らせてしまいそうで…でも長い目で見てやってください。

 

 

 

なんか全体的に無理がある感じ…でも自信がないながらもやり切った。


 
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