No.185813 真・恋姫†無双 約束を守らんが為に(仮投稿)第零話時の灯篭さん 2010-11-21 19:33:15 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:2410 閲覧ユーザー数:2176 |
―――小さな頃、良く夢を見た。
夢の中でピンク色の髪をしたお姉さんと良く会った。
その頃嫌がっていた剣の稽古も、勉強もその夢の中では楽しく出来た。
その夢から覚めてもその夢の内容も、学んだ事も全て憶えていて。祖父との稽古も学校での勉強
でも色々うまく使えた。
ある時お姉さんの素生を聞いてみると、どうやら自分とは別の世界の人らしい。
そしてある時、「いつまでもお姉さんでは呼びづらい」というと真名というものを教えてくれ
た。
真名の名は『日蓮』。真名とは彼女の世界でとても大事なものだと。自分が大切に思うものにし
か教えてはならない物だと。そう教えてくれた。
だけど夢はいつかは覚めるもの。
最後に会った夢で、彼女は自分が居た世界で死んでしまったと。だからもう会えないと。そう言
った。
何故もう会えないのか。夢だから又会えるじゃないか。そう泣き叫ぶと彼女は頬を叩き、しかし
柔らかに微笑み
「生き物はいつかは死ぬもの、夢であれ、別の世界であれ、その理は容易に捻じ曲げられるもの
ではない。だけど大丈夫。またすぐ『会える』から。だけどその時には私はお前の事を忘れている
だろう。だけど出来るなら又出会った時、私の事が許せないなら、せめて私の娘達を支えてやって
欲しい。」
そういって彼女は夢の中から消え、もう出会うことは無かった。
その夢を見なくなってから早数年。最後の夢の言葉を信じ、ひたすら頑張ってきた。
けど、いつまで経ってもその時は訪れない。
―――又、あの夢を見た最後の日がやって来た。自分にとっては悲しい出来事のある日。
そんな日に、友人の及川ゲームして遊んだ。
あの楽しい夢をまた見た後起きて悲しくならないために、夢を見ず寝られるために。
夜通し遊んだ。
そして自分の部屋に戻って夢を見る事なく寝た。
―――眼を覚ましたら猫に囲まれてたよ?
ハイ、これが本命の方の話です。一応メイン(笑)
優先度はこの話を筆頭にFE、超チート一刀なんですが。
実際にはどれを多く書くかは不明。プロットなぞ存在しませんw
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仮投稿集第三弾です。一応本命だけど、多分チマチマ第一・第二も続けて書くと思います。