No.185086

真・恋姫†無双 頑張れ一刀くん 現代風6

にーしぇんてぃはおまー?

2010-11-17 14:28:56 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:10924   閲覧ユーザー数:7988

 

一刀くんの公式設定

 

 

 

身長:118㎝

体重:21㎏

年齢:17歳

 

 

天の御遣いとして戦乱の世に降り立った際、小さくなっちゃった。

とりあえず可愛い。

 

 

 

現代版一刀くん設定

 

 

偶然孤児院の前を通った祭が一目惚れで引き取った。

本当の家族の所在は不明。

姉の雪蓮は昔、江東区の小覇王として有名だったとか。

何故か引き取られた時から身長、体重は変わらない。

むしろ変わって欲しくないのが周りの意見。

妹の蓮華は江東区の巨尻児として有名だったとか。

見た目は幼稚園児でも通用するが高校二年生。

保健室の紫苑先生の娘の璃々ちゃんと仲良し。

むしろメインヒロインとの呼び声が高い。

詠ちゃんはアニメ研究会所属。

とりあえず可愛い。

妹の小蓮は江東区の弓腰姫として警察からマーキング。

月ちゃんはファンクラブがある。

桃香は軽音部。

愛紗は出るのか?

冥琳は美乳郎。

華琳は淫乱。

シャムは店長。

とある一刀は能力者。

 

 

設定は増えるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぁ~」

「眠いの詠ちゃん?」

「ちょっとね。昨日とある一刀の禁欲性格見てたら寝るの遅くなっちゃったの」

「あっ、それ面白かったよね」

 

 

休み時間に詠と語り合う一刀。

 

 

「ボクとしては超精子砲の方が好きなんだけど、こっちもおもしろいわ」

「どっちもいいよね」

 

 

外伝もばっちりだった。

 

 

「それより華琳はどこに行ったの?」

「なんかパンツが濡れたから家に帰ったよ」

「なんなのあの女は……」

 

 

最近転校してきた淫乱な少女。

今日は風が実家に帰ったので代わりのパンツがなかったのである。

 

 

「それより雪蓮先輩って孫策無双オンラインやってる?」

「あの最近出たやつでしょ? もちろんやってるよ」

 

 

ついにオンラインに進出した孫策無双。

 

 

「だよね! 昨日一緒にクエストしたんだよ!」

「本当に? 雪蓮お姉ちゃん回復技とか豊富だから需要が多いんだよね」

「うん。昨日もすごく助かったの。そしてついに魔王へぅを倒せたの」

「でもあれってポケモンでいうマチスくらいでしょ?」

「そうなのよねー。しっぽで立って雷受け流せば勝てるんだよねー」

 

 

懐かしのアニメに思いを馳せる。

 

 

「でも噂じゃ、魔王へぅは三段階進化できるらしいのよ」

「フリーザ様みたいだね」

 

 

このように熱く語り合う二人だった。

 

 

 

 

「こんにちはー」

「あっ、一刀くんこんにちは」

 

 

某コンビニにて一刀を迎えたのは斗詩だった。

最近コンビニアルバイトを始めた一刀。

 

 

理由としてはニートの姉は自分が養うというもの。

 

 

「斗詩さん、シャム店長は?」

「ああ、店長さんなら寝てますよ」

 

 

むしろ起きている方が少ない店長なのだ。

 

 

「それじゃあ着替えてきますねー」

「はい」

 

 

一刀はコンビニの制服に着替えた。

 

 

「じゃあ商品並べるね」

「はーい」

 

 

一刀は今日仕入れた商品を棚に並べていく作業に入る。

しかしそこで問題が起きる。

 

 

「おにぎりまで手が届かないだと……!」

 

 

致命的な背の低さが仇となった。

 

 

 

 

「斗詩さんはレジで忙しそうだし、焔耶さんが来るのはあと一時間後だし……」

 

 

バイトとしてなめられないためにもこのミッションは成功させなければならないと一刀は思った。

 

 

「届け、届け、届け、届け、届け…………届いてよぉーーーー!」

 

 

 

 

ドクン……

 

 

 

前にもこんなシーンがあった気がすると一刀思った。

 

 

 

「はい、一刀先輩」

 

 

急な浮遊感に襲われた一刀。

背中には姉にも負けず劣らずの柔らかさ。

 

 

「愛紗ちゃん」

 

 

聖フランチェスカの一年生の愛紗が一刀を抱きかかえていた。

 

 

実はここの常連だった愛紗。

初めてここで一刀に出会ったのである。

 

 

そしていつも必死におにぎりと格闘している姿に、形象崩壊寸前まで弛んだ顔でその光景眺めていた。

しかし、それだけで我慢できなくなった愛紗は一刀のお手伝いをすることにしたのである。

そのおかげでいまでは仲良くなれたのである。

 

 

「いつもありがとうね」

「い、いえ! こちらこそ楽しませていただいていますから」

 

 

その微笑ましい光景を斗詩はレジからこれまた形象崩壊寸前の歪んだ表情で睨みつけていた。

主に愛紗を。

当然この時間に客はいなくなるのだった。

 

 

 

 

「それではまた」

「じゃあね愛紗ちゃん」

「はい♪」

 

 

愛紗はいつものようにお腹に優しいローズ牛乳を片手に店を出た。

気分がハイになっている愛紗は斗詩の睨みも何処吹く風といった感じでスルーしていた。

 

 

もはやバイトすればいいという考えに愛紗が至るのも時間の問題だ。

 

 

「ちっ、あの女。次来たら黒板消し落としてやんよ」

 

 

自動ドアということを忘れている斗詩。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん終わったー!」

「お、お疲れさまです一刀さん」

 

 

高校生の一刀は十時に仕事が終わる。

 

 

「焔耶さんは今日も夜勤」

「は、はい。そうです」

 

 

気が弱い焔耶だった。

 

 

「最近物騒な事件とか多いから気をつけてね」

「はい。気をつけます」

「うん。それじゃあお疲れ様です」

「さようなら」

 

 

一刀は今日もニートしているだろう姉にお菓子を買って店を出た。

 

 

 

「ふぅー。弱気なキャラってのもめんどくせえな。ったく強盗でもなんでも来やがれってんだ。この焔耶様が成敗してくれるわ」

 

 

一刀の前だけ弱気キャラだった。


 
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