No.184904

花蓮✝無双 32時間目 (決着…)

呉蜀連合(対決編)終わったかな?
いろいろしながら作ったのでだいぶ時間がかかってしまいました。
時間がかかったその割にはページ数少ないですかね…

うまく書けたかな…?

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2010-11-16 15:11:29 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3997   閲覧ユーザー数:3377

一刀side

 

とりあえず城から出た俺…

街は人一人いない

当たり前か…外では今戦争をしているのだからな

それにしてもやばいな…

体が言う事聞かない…

 

「ぱぱ~♪」

 

やばい…幻聴も聞こえてきた

花蓮の事を考え過ぎているせいだろうか

 

「こら北郷!!花蓮が話しかけているのに無視するな!!」

 

あり得ない…幻覚まで見えるとは

しかも花蓮と一緒に春蘭いるなんて…

完璧に死ぬ一歩手前なのだろうな…

 

「北郷!!」

「ぱぱ~♪」

「痛!!……ってことは!!」

 

花蓮に抱きつかれ、春蘭に叩かれた…

とても痛い…

でも…触れられた感触がある

 

「本当に花蓮か?」

「うん…ぱ……ぱぱ~うわ~ん」

 

よかった…花蓮が無事で…

花蓮が泣くなんて…

とっても怖かったのだろうな

 

「泣き虫…だな……花蓮。春蘭……ありが…とう」

「いやいいさ。それよりいいのか死にかけたんだろ」

 

花蓮が戻ってきた…

 

後はこの戦を収めるのみだ…

民のみんながいつも通り楽しく笑顔で暮せる為に…

それがこの地を治める俺の役目だから

 

「ああ…それより戦いはどうなんだ」

「連合との戦いの真っ最中だぞ」

 

やはりか…

 

「そうか……出るぞ」

「北郷正気か!!」

 

この戦の原因はきっと俺だから

だからこの戦の責任をとる

 

「ああ…」

「分かった…でも私も護衛でいくぞ。体ボロボロなんだからな!!」

「ありがとう…」

 

春蘭が護衛だったらこの戦いで死ぬことはないな…

本当にありがたい

 

「あとは…花蓮……パパ…今から仕事…だから留守番」

 

ここから先は大人がけりをつけるべき事だから…

それに花蓮をこれ以上危険な事をさせるわけにはいけない

だから俺一人で全て終わらせる

 

花蓮side

 

「あとは…花蓮……パパ…今から仕事…だから留守番」

「いっしょにいくの」

 

パパは痛そうな顔をしているの

きっとパパ無理するの

花蓮もパパの力になりたいの

 

「駄目だ…いい子だ…から」

「いくの!!」

 

いい子じゃなくてもいいの

たとえパパが怒っても花蓮はついて行くの

 

「どうして我が…まま言う…んだ…だからね」

「北郷…言っても無駄だ…」

「しかし…今から戦…場に行く…んだぞ!!」

「でもお前は戦火を広げる為に行くわけではあるまい」

「ああ…この戦い…を…終わらせ…る為に行く…だけだ」

「大丈夫だ。それに心配するな…花蓮の事も守ってやる」

「………分かった…花蓮………いこっか」

 

強いお姉ちゃんありがとうなの

 

「うん♪ままたちにあいにいく♪」

 

それでママ達を安心させるの

 

外では色々なところで戦いが行われていた。

 

「オ父様ヲ殺シタ罪…ソノ血デ償イナサイ」

「一刀サマ!!見テイテクダサイ」

「べ~!!蒲公英知らないよ~だ!!」

 

「天和~のお願い聞いて~」

「ほわ~~~~~~~」

「あそこのじゅくzy!!」

「それはどういう事かしら…」

「天和姉さん…それは言っちゃ駄目」

「そうよ…ちい達まだ死ぬわけにはいかないんだから…みんな~無理せず戦って~」

「そして…負けそうになったら逃げるのよ」

「ほわ~~~~~~~~~」

「そ~だよ~命が一番大事なんだからね~」

「ほわっほわっほわ~~~~~~~~」

 

「帽子…死ぬ」

「あわわ!!」

「楽進隊!!隊長デアル私ノ指示ヲ聞ケ!!」

「みんな…虎玉の言う事聞く」

「隙ありなのだ!!」

 

「このメンマ美味しくないのじゃ…七乃~メンマの蜂蜜漬けを持ってまいれ」

「貴様!!メンマを捨てるな~~~!!そしてメンマを侮辱するな!!」

 

一部では私情も挟んでいたがそれでも戦いは激しさを増していた。

一刀たちもその様子を街外に出て確認した。

 

「花蓮…大…丈夫か?」

「うん♪花蓮頑張るの♪」

「そう…だな…」

 

そう言いながら一刀は花蓮の頭を撫でながら春蘭を見た。

 

「春蘭…たの…む」

「おう!!」

 

そして春蘭は銅鑼を鳴らし始めた。

その銅鑼の合図と共に両軍攻撃がやんだ。

そして銅鑼の音が消えたのを確認した一刀は宣言した。

 

「火王北郷一刀及び天の御遣い北郷登…呉の卑劣な策略を打ち破り見事復活した!!呉蜀連合よ今すぐ剣を引き撤退しろ!!」

「わるいことするひとはおしおきするの。だからみんなおうちにかえるの!!」

 

そこ声を離れて聞いた蓮華は本当に安堵した。

 

「一刀,花蓮……よかった…」

 

しかし蓮華と対峙していた呉,蜀の王は聞く耳を持たなかった。

 

「何言ってんだか…もう少しで私たち呉蜀連合が勝つんだから止めるわけないじゃない」

「そうですよ~…やっぱり火軍は馬鹿が集まってますね~」

 

しかし伝令の言葉により動かざる負えなくなってしまった。

 

「孫策様申し上げます!!北より3里の所に魏の大軍が来ています兵数は…およそ10万!」

「チッ…桃香逃げるわよ」

「残念です…」

 

霞,流琉率いる魏軍が近くまで来ていたのだった。

火軍だけなら倒せると思っていた王2人はそれを聞いてすぐさま撤退した

 

「火軍は無駄な追撃は…する…な………」

 

一刀は呉蜀が撤退を開始したのを確認すると指示を出した。

そしてその場に倒れた。

 

「ぱぱ!!」

「北郷!!」

 

花蓮と春蘭は驚きすぐさま問いかけたり体を揺すったりしたが一刀はピクリとも動かなくなっていた。

 

つづく


 
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