No.184123

レジェンド†無双 2

あのさん

うぃ、第二話です。

にもょわぁぁああああああああああああああ!!!!

いやっほぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

2010-11-12 20:53:16 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1606   閲覧ユーザー数:1464

 

 

―――ここは創世の頃より追放されし「古き鬼」どもが住まう土地

 

天空は光の淡い海中のように青暗く、大気は流れ出した血のように生暖かい

 

その広漠たる荒野を埋め尽くさんばかりに広がる「神々」の死体

 

 

 

血に塗れ微かな聖光を放つ神々の首塚を囲いながら邪悪に微笑む蜀の首脳部

 

すぐさま生き残った兵士で部隊の編成を進める蜀の武将達

 

手柄欲しさに鵜の目鷹の目の如く戦場の死体を漁る蜀の兵卒ども

 

未だ己が死んだことに気付かず部隊に急ぎ混ざる蜀の亡霊ども

 

その凄惨な戦場を大規模な軍勢で囲むのは

魏呉の豪胆な勇士と強靭で邪悪な鬼どもを引き連れ

蜀もろともこの大地を殲滅せんと包囲する魏王と呉王

 

 

丘陵からその全てを見下ろしながら太刀を肩に担ぐ北郷一刀

そして相棒の通称「緑のGさん」ことバターロール侍

ダムから駆けつけた「ダムの戦士」500人

 

この地に集いし三つ巴の勢力が死力を尽くし殺戮を始める

 

 

戦争が始まる

 

 

 

この物語きっかけはある大規模なテロから始まった。

標的は北郷一刀の収容されているレジェンド刑務所だった。

 

突然複数の囚人達のアフロが燃え出し、突如大爆発を起こしたのだ。

 

 

その爆風によって吹き飛んだ檻からお茶をすすりながら脱出し

レジェンド刑務所の司令塔が混乱しているうちにお茶をすすりながら迷路を完全踏破し

気絶している警備兵からサイフと制服を拝借しお茶をすすりながら変装を済ませ

 

――――レジェンド刑務所から悠々と逃走した男がいた

 

 

「・・・そう、この俺だ」

 

 

俺は道中にあったボロい甘味処でくず餅を食しながら簡単に回想を済ませる。

 

「華琳の所には今更戻れないし、下手したらその場で首を刎ねられるかもしれない。」

 

まずはどこへ行こうか・・・・しばし思考する。

 

「そうだ、蜀へ行こう!」

 

あそこは今現在進行形で魏と交戦中だから、罪人引渡条約も成立してないはずだ。

 

「それに「治水の神様」と呼ばれたこの俺の巨大ダムの建造技術は、喉から内臓が出るほど欲しがるはずだ」

 

――――そうなれば莫大な資金が俺の基に流れるはずだ

 

くくっイャンクックっ、あ~お楽しくなってきたぜ。

 

 

 

俺の良心から湧き出る善なるオーラに感化されたのか

菓子ようじを大げさにぶっ刺していたくず餅が天高く吼える

 

「グギャアッアアギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

 

 

 

あとがき

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

ついに物語が動き始めました。

次回からは蜀の武将達を織り交ぜていくつもりです。

 

 

ちなみにこの物語では北郷一刀は原作側よりかなり強めに設定しています。

バターロール侍と同等の強さにするつもりです。

 

 

ああ、私に幸あれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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