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真・恋姫†無双~赤龍伝~第12話「虎の牙、龍の闇」

さん

~赤龍伝~第12話「虎の牙、龍の闇」は、真・恋姫†無双の二次創作の作品です。
基本的に呉√にそっては行きますが、主人公も含めてオリジナルキャラクターが出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長い目で見てくださると助かります。

2010-11-11 01:08:10 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:7294   閲覧ユーザー数:6124

真・恋姫†無双~赤龍伝~第12話「虎の牙、龍の闇」

 

 

 

火蓮「そうか……雪蓮と赤斗がな……」

 

冥琳「はい……」

 

その夜、玉座の間で冥琳は、今日街で起きた事件について火蓮に報告していた。

 

火蓮「赤斗の奴、大丈夫と言っていたくせに、実は全然大丈夫じゃなかった訳か」

 

冥琳「やはり、黄巾党討伐の際に、人を殺めた事を引きずっているのでしょう。天の世界では、争い事とはほとんど無縁の生活をしていたみたいですから」

 

火蓮「よほど平和な国なのだな、天の世界は……。このままでは本当に赤斗の心が壊れてしまうかもな」

 

冥琳「………」

 

火蓮「これは、荒療治が必要かな。冥琳っ!」

 

冥琳「はっ!」

 

火蓮「明日の早朝、赤斗を中庭まで呼んでおいてくれ」

 

冥琳「分かりました……」

 

 

翌朝

 

冥琳「おい。…おい風見。起きろ」

 

赤斗「う、うぅ、うーん。……冥琳?」

 

いきなり朝早く起こされた赤斗は、眠い目を擦りながら身体を起こした。

 

冥琳「おはよう。朝早くからすまないな」

 

赤斗「どうしたの、こんな朝早くに?」

 

眠そうな声で赤斗は、冥琳に尋ねた。

 

冥琳「火蓮様がお呼びだ。中庭まで来てくれ」

 

赤斗「火蓮さんが? …何の用だろ」

 

冥琳「さぁな。行ってみれば分かるだろう」

 

赤斗「…そうだな」

 

冥琳「それじゃあな。私は先に行っているぞ」

 

赤斗「分かった…すぐに行くよ」

 

冥琳が部屋を出ていった後、すぐに赤斗は着替えを済ませて、中庭に向かった。

 

 

中庭に来た赤斗だったが、中庭に先に来ている筈の冥琳の姿も、呼び出した火蓮の姿も無かった。

 

赤斗「あれ、おかしいな。確かに中庭って聞いたと思ったんだけどな。聞き間違えたかな」

 

そう言って、辺りを見回していると、中庭の隅に人影が見えた。

 

赤斗「おーい、火蓮さーん」

 

その人影が火蓮である事に気がついて、赤斗は火蓮に近づいていく。

 

火蓮「ん? …やっと来たか。待ちくたびれて眠ってしまったぞ。ふわぁ~」

 

どうやら火蓮は中庭で横になって眠っていたようだった。身体を起こして大きな欠伸をしている。

 

赤斗(……王様がこんな所で寝てて良いのか?)

 

そんな風に思ったが口には出さないようにした。

 

赤斗「こんな朝早くからどうしたんですか?」

 

火蓮「……いやな。たいした用でもないさ。…痛っ~」

 

身体をほぐしながら火蓮は話す。地面に横になっていたせいで、身体が痛くなってしまったようだった。

 

赤斗「そんな所で寝るから。…蓮華が見たら、きっと怒りますよ」

 

火蓮「そうだろうな。この事は黙っておいてくれ」

 

子供のような笑顔で火蓮は赤斗に言った。

 

赤斗「分かりました。…で、僕に用があったんでしょ。何なんですか?」

 

火蓮「そうだったな。…実は、少し確認したい事ができてな」

 

赤斗「確認したい事ですか?」

 

火蓮「そうだ。実はだな……」

 

そう言い終えるよりも先に、火蓮は南海覇王が抜き、赤斗に斬りかかった。

 

赤斗「!!」

 

赤斗は瞬時に反応し後方に飛んで、火蓮の斬撃をすんでの所で躱した。

 

赤斗「一体、何を!?」

 

改めて火蓮の方に向き直り抗議をしようとするも、言葉が続かなかった。

 

火蓮の獰猛な肉食獣のような目を見てしまったからだ。

 

その目からは、いつも以上の凶暴性がにじみ出ており、辺り一面は火蓮の殺気で満たされていく。

 

赤斗「………」

 

無言で赤斗も腰に差していた二振りの日本刀を抜く。

 

赤斗(……火蓮さん……本気だ)

 

そう確信して、日本刀を構えた。

 

赤斗(だけど、そう簡単には斬られてなんかやらないですよ)

 

ザッ

 

火蓮は再び赤斗に斬り込んできた。そして、赤斗と火蓮の真剣勝負が始まった。

 

 

以前、火蓮たちが赤斗と祭の稽古を見ていた場所に、雪蓮、冥琳、祭、藍里、思春の姿があった。

 

藍里「あの祭様。まさかとは思いますが、火蓮様、本気で赤斗様を斬ろうとしていませんか?」

 

只ならぬ雰囲気を感じ取った藍里は、横にいる祭に恐る恐る確認した。

 

祭「ほう。よく分かったの。お主は武に関しては、全くダメだと思っていたのじゃが」

 

藍里「茶化さないで下さい。そんな事より、止めなくてもよろしいのですか?」

 

確かに藍里は、武については全くの素人と言っても良かった。しかし、そんな素人でも今の火蓮の殺気は感じ取れた。

 

雪蓮「止める必要は無いわ」

 

思春「………」

 

藍里「雪蓮様。しかし…」

 

冥琳「大丈夫だ、藍里。火蓮様も何か考えがあっての事だろ」

 

藍里「冥琳様。…分かりました」

 

冥琳に言われて、藍里はただ二人を見守る事しかできなかった。

 

 

キィン、キン、キィン。

 

赤斗の花天と月影。火蓮の南海覇王。お互いの剣がぶつかり合い、高い金属音を発していた。

 

火蓮「………」

 

赤斗「………」

 

お互いは声も出さずに、只ひたすらにお互いに斬りかかる。

 

キンッ、キィィィン。

 

赤斗「くっ!!」

 

最初は互角と思えた戦いも、時間が経つにつれ、明確な差が出始めてきた。

 

火蓮の攻撃を赤斗は防ぎきれなくなってきたのである。

 

もちろんの事だが、赤斗は奥義である“浮葉”や“流水”を使っている。使わなければ最初から勝負にすらならないだろう。

 

しかし、奥義を使っても火蓮に追い詰められていく。

 

初めて蔵で雪蓮と戦った時も、祭との稽古の時も、奥義を使って赤斗は二人と互角に戦う事ができた。

 

なのに、火蓮には通用しない。

 

ただ単に火蓮が、雪蓮や祭よりも強いという事もあるだろう。

 

だが今の火蓮には、あの時の雪蓮や祭とは決定的に違うところがある。

 

それは、火蓮が赤斗の事を本気で“殺そう”としている事だ。

 

純粋な殺意が赤斗の奥義を曇らせていた。

 

黄巾党討伐の際は相手が格下であったから問題は無かった。

 

しかし、今、戦っているのは自分より格上の相手。しかも“江東の虎”と呼ばれている孫堅。

 

実践経験の差も、人生経験の差も圧倒的である。

 

孫堅に飲まれてしまった赤斗に、もはや勝ち目などは無かった。

 

 

ガッキィィィン

 

赤斗「しまった!!」

 

赤斗の花天が宙を飛ぶ。

 

今まで何とか防いでいた赤斗だったが、ついに持っていた刀の一本を弾き飛ばされてしまった。

 

火蓮「余所見している場合か」

 

刀を弾き飛ばされた事に気を取られている隙に、火蓮の渾身の蹴りが赤斗の腹部に決まった。

 

赤斗「……がっ!!」

 

蹴りの衝撃により、赤斗は吹き飛ばされた。

 

ドサッ

 

赤斗「ぐっう、うぅうぅぅ………」

 

そして、地面に背中から落ちて、そのまま気を失ってしまった。

 

 

離れた所で雪蓮、冥琳、祭、藍里、思春は一部始終見ていた。

 

藍里「赤斗様っ!!」

 

藍里の悲痛な叫びが響く。

 

祭「終ったな……」

 

思春「…そのようですね」

 

祭と思春は、藍里と正反対に静かに呟いた。

 

雪蓮「………母様相手に良く頑張った方ね」

 

冥琳「…雪蓮」

 

どこか寂しげに雪蓮は話した。

 

冥琳「まだ、昨日の事を気にしているの?」

 

雪蓮「別に昨日の事なんて気にしてないわよ。あの甘さが赤斗の良い所なんだって分かっているしね。ただ、赤斗が負けたのが、ね…」

 

藍里「とにかく、これでお終いですよね? 私、赤斗様のもとに行きます」

 

言うと同時に藍里は駆け出していた。

 

祭「待て、藍里」

 

駆け出した藍里を止めようとするも、藍里は止まらなかった。

 

祭の静止の言葉も耳に入らなかったようだ。

 

祭「しょうがない奴じゃ。仕方がない、儂らも行くとしよう」

 

冥琳「えぇ、その方がよろしいでしょうな」

 

祭たちは藍里の後を追うように、火蓮たちのもとに向かっていった。

 

 

火蓮は南海覇王を鞘に納めて、赤斗に近づいた。

 

火蓮「ちょっとやりすぎたかな?」

 

気を失った赤斗を見て独り呟く。

 

最初は赤斗に戦いや殺気に慣らさせようと思っただけだった。

 

そうやって戦いや殺気に慣れていくうちに、心も鍛えられるだろうと思った。

 

しかし、戦っているうちに、ついつい本気で倒してしまったのである。

 

火蓮「こりゃぁ、後で蓮華や藍里に怒られそうだな……」

 

その時、辺り一面が火蓮に匹敵する殺気で包まれた。

 

火蓮「!!」

 

すぐに火蓮は、この殺気の主に気がついて、距離をとった。

 

藍里「火蓮さまーー!」

 

視界の隅に藍里が入った。

 

火蓮「来るなっ!!」

 

藍里「えっ?」

 

突然の火蓮の命令に藍里は足を止めた。

 

思春「なっ…!」

 

雪蓮「これって、まさか!」

 

祭「堅殿、これは…」

 

藍里の後ろから続いてきた祭たちは、すぐにその異変に気がついた。

 

火蓮「あぁ、どうやら私は余計なものを起こしてしまったみたいだ」

 

そう言って、火蓮は殺気の主に目をやった。

 

 

――殺される前に殺せ――

 

頭の中に声が響く。

 

――殺さなきゃ殺される――

 

暗く冷たい声だった。

 

でも、聞き覚えがある声。

 

これは……、自分の……、風見赤斗…本人の声だ。

 

昔、一度だけこの声が聞いた事があった。

 

赤斗が子供だった頃、近所の銀行を襲った強盗犯が道場に逃げこんできた時だ。

 

強盗犯は警察に追われている事による腹いせに、道場で一人留守番していた赤斗を痛めつけたのである。

 

まだ10歳前後の子供だった赤斗が、当然強盗犯に敵うはずもない。

 

その時に聞こえたのである。

 

――殺さなきゃ殺される――

 

次に気がついた時には、血まみれになった強盗犯と必死に赤斗を止めている先生がいた。

 

結局、命に問題は無かったが、強盗犯は重症を負っていた。しかし、誰もが赤斗が強盗犯をこんな風にしたとは信じなかった。

 

後から先生から聞いた話だと、その時の赤斗は奥義“狂神”を発動させていたのだと。

 

“狂神”人の心を捨てて、ただ戦いの為、ただ敵を殺す為だけの刃になる奥義。

 

それから赤斗は“狂神”をどんな状況に陥ろうともは使わないと決めていた。

 

しかし、黄巾党討伐の際、蓮華を助けてから“狂神”の封印は弛んでいたように思えた。

 

そして、昨日の人質事件や今回の火蓮との戦いによって、その“狂神”が今、解き放たれようとしていた。

 

 

赤斗がゆっくりと立ち上がった。

 

目は氷のように冷たかった。

 

藍里「…赤斗様」

 

その変わり様に一同が驚く。

 

火蓮「赤斗…」

 

今の赤斗が正気ではない事を、火蓮はすぐに気がつく。

 

油断せず構えて、南海覇王を抜こうとした瞬間、赤斗は動いた。

 

火蓮「!!」

 

赤斗は南海覇王を抜こうとする火蓮よりも早く、抜き手を火蓮の心臓に突き立てようとした。

 

抜き手が命中する寸前、剣を構えた思春が二人の間に割って入って、赤斗の抜き手を防ぐ。

 

そして、赤斗に向かって思春が一撃を放とうとしたが、その一撃が放たれる前に思春は、赤斗が新たに繰り出した掌底によって顎を打ち抜かれ膝から崩れ落ちてしまった。

 

祭「いいかげんにせい」

 

今度は祭が後ろから赤斗を羽交い絞めにして、逃がさないように祭は力を振りしぼるが…

 

祭「うっ…」

 

赤斗は肘鉄で祭の脇腹を強打して脱出した。祭はそのまま脇腹を押さえて崩れ落ちる。

 

雪蓮「祭っ!!」

 

火蓮「皆、手を出すな!!……この始末は私がつける」

 

その場にいる全員に火蓮は命令し、南海覇王を地面に捨てた。

 

冥琳「火蓮様っ!」

 

それを見て冥琳も“白虎九尾”を構える。

 

火蓮「手を出すなと言ったはずだぞっ!!」

 

再び全員に命令を下し、両手を広げて叫んだ。

 

火蓮「さあ来い。赤斗っ!!」

 

その言葉に釣られるかのように、赤斗は火蓮に向かって行った。

 

迫る赤斗の右拳が顔に命中する寸前で火蓮は躱す。そして、そのまま力ずくで赤斗の身体を抱きしめた。

 

火蓮「お前は悲しい目をしているな」

 

赤斗を抱きしめながら優しくまるで赤子を宥めるかの様に語り始めた。

 

火蓮「お前をこんなに追い詰めたのは私のせいだな。すまなかった。いきなり見ず知らずの世界に飛ばされたんだよな。寂しかっただろ、苦しかっただろ」

 

火蓮に抱きしめられて、逃げようとしていた赤斗だったが、火蓮の言葉を聞いて動きを止めた。

 

火蓮「だけど、お前は一人じゃないんだぞ。私も、雪蓮も、蓮華も、祭も、冥琳も、藍里も、思春たちもいる。私たちは家族なんだ。一人で苦しむ必要ないんだぞ」

 

赤斗「…か…ぞく」

 

そう呟いた赤斗目は、先ほどまでの冷たい目ではなくなっていた。

 

火蓮「そうだ家族だ。……だから、戻ってこい。赤斗」

 

赤斗「……か、れん……さ、ん……」

 

消えるような声を発して、赤斗は再び気を失った。

 

 

火蓮「ふぅー」

 

雪蓮「母様、大丈夫?」

 

火蓮「あぁ、心配ない」

 

藍里「火蓮様っ!!…赤斗様は?」

 

今までただ呆然と立ち尽くしていた藍里が近づいてきた。

 

火蓮「多分、大丈夫だろ。気を失っただけだと思うぞ」

 

藍里「多分って、本当に大丈夫なんですか?」

 

火蓮「うっ、私の蹴りをまともに受けたからな。…もしかしたら骨にヒビが入っているかもな」

 

藍里の気迫に押され、すぐに前言を撤回した。

 

藍里「全然、大丈夫じゃないじゃないですか!!」

 

藍里は火蓮から奪い取るようにして、赤斗を自分に引き寄せた。

 

火蓮「だから、悪かったとは思っているよ」

 

藍里「赤斗様を医者に見せてきます!」

 

そう言って、藍里は赤斗を医者のもとに連れて行ってしまった。

 

祭「まったく、あ奴は儂らも怪我しているというのに、全然目に入っておらんの」

 

呆れ気味に言いながら祭は、藍里を見送った。

 

祭「さてと、儂も思春を介抱してやるかの」

 

赤斗に顎を打ち抜かれ倒れたままだった思春のもとに祭は向かった。

 

雪蓮「母様。赤斗と戦ってみてどうだった?」

 

火蓮「単純な強さだけなら申し分ない。だが、心は酷く脆いな。あれはどんどん一人で抱え込んでしまう種類の人間だな」

 

雪蓮「だけど、そういう時にこそ、私たちがいるんでしょ?」

 

火蓮「そうだな、赤斗は私たちの大事な家族だからな」

 

 

 

つづく

 

 

~あとがき~

 

 

呂です。読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

真・恋姫†無双~赤龍伝~に出てくるオリジナルキャラクターの紹介

 

オリジナルキャラクター①『風見赤斗』

 

姓 :風見(かざみ)

名 :赤斗(せきと)

字 :なし

真名:なし

武器:武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。

 

本編主人公の少年。

この外史では“北郷一刀”が主人公ではありません。

火蓮によって保護され“江東の赤龍”という異名を付けられる。

古武術を学んでおり、その奥義を使えば恋姫の世界の武将とも闘えることができる。

学んでいる流派には、『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。

奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがある。

“狂神”人の心を捨てて、ただ戦いの為、ただ敵を殺す為だけの刃になる奥義。

黄巾党との戦いや黄巾党残党による人質事件が、赤斗が封じていた“狂神”に大きな影響を与え始めている。

 

能力値:統率?・武力4・知力4・政治?・魅力?

 

 

 

オリジナルキャラクター②『孫堅』

 

姓 :孫

名 :堅

字 :文台

真名:火蓮(かれん)

武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。

 

孫策(雪蓮)たちの母親。

身長173㌢。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。

血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう。

この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。

 

能力値:統率5・武力5・知力3・政治4・魅力5

 

 

 

オリジナルキャラクター③『諸葛瑾』

 

姓 :諸葛

名 :瑾

字 :子瑜

真名:藍里(あいり)

武器:不明

 

諸葛亮(朱里)の姉。

諸葛亮(朱里)とは違い、長身で胸も大きい女性。髪は金髪でポニーテール。

温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。赤斗の世話役として補佐につく。

一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。

政治、軍事、外交と様々な仕事をこなすが、朱里には僅かに及ばない。

 

能力値:統率3・武力1・知力4・政治4・魅力4

 

※能力値は「5」が最高だが、呂布の武力と劉備の魅力は「6」で規格外。


 
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