No.182602

FE烈火の剣 やり直したいあの過去(仮投稿)

時の灯篭さん

今回は他の人たちの反応を見るために、順番決めないで小説(序盤)を書きます。

今回はFE烈火の剣を。

2010-11-04 22:37:09 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1327   閲覧ユーザー数:1292

 

 ・・・・・・父に認められたかった。

 

 

 母と妹、そしてわしを慕う部下達と助け合って国を治めて行きたかった。

 

 

 ただ、それだけだった。

 

 

 でもあの時、父に暗殺されかけ、そしてこの手で父を殺めた時、確信した。

 

 

 もはやこの世界には人間はいらない。人竜戦役で人は勝つべきではなかったのだ。

 

 

 そうだ。伝承に残る「魔竜」を復活させ、この地を竜に明け渡すのだ。

 

 

 そして、わしは「魔竜」イドゥンを蘇らせ、ヤアンと契約し、「ベルン動乱」と後に呼ば

れる戦争を引き起こした。

 

 ???「僕は、人の可能性を信じる!人に絶望し、自分さえも否定している、あなたには絶対に負けない!!」

 

 

 「貴様に、わしの行く道を邪魔させはせん!」

 

 

・・・・・・そしてわしは倒された。

 

 わしは、闇の中に居る。手にはエッケザックス。鎧の胸には一本の傷。

 

 

「・・・・・・フン。ここは地獄という訳か。まあいいイドゥンが居る限り、わしの夢は終わらぬ。」

 

 

 ???「果たしてそれでいいのかの?」

 

 

 謎の声が響く。

 

 

 「フ。なんのことだ?」

 

 

 ???「過去に戻りたくはないかい?」

 

 

 「過去になど戻ってどうする。戻った所でまたデズモンドを殺すだけだ」

 

 

 ???「過去を改変し、貴方が父を殺さず、父に認められ、ベルンを父と母と妹と治めていく。そんな光景を見たくはないの?」

 

 

 「・・・仮に過去に戻れたとして、その方法はどうす『自分で考えてね』、・・・フン。」

 

 

 ???「では、過去に戻してやる。しかし、そのままベルンに戻すわけにはいかない。お前の身は事が起こる、その日よりもずっと前、ベルンより少し離れた場所に移してやる。」

 

 

 「ベルン王ゼフィール」と呼ばれた男の頭上が光り始める。

 

 

 ???「さあ、起きなさい」

 

 

 

 

 ???「ねえ!しっかりしなさい!」

 

 

 

 女の声、そしてわしは目覚めた。

 


 
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