No.182273

花蓮✝無双 19時間目 (怒り)

今回の副題はあまり本編と関係ないかな?


うまく書けたかな…?
不安です…。

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2010-11-03 10:38:48 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3631   閲覧ユーザー数:3081

魏との同盟を成功させた紫苑たちは永安に戻るため馬を走らせた。

その途中凪がやってきた。

 

「凪どうしたんだ」

「一刀さん…華琳様の命により一刀さんを守るよう言われてきました」

「そっか…これからもよろしくね凪」

「はい蓮華さん」

 

紫苑は凪を表情を見て微笑んだ。

 

「ふふふ…ご主人様も大変ですわね」

「?どういうこと紫苑」

「い~えそれでは行きましょう」

 

凪を加えた紫苑たちは再度永安に戻るため馬を走らせた。

紫苑と一刀が先頭に少し離れて蓮華たちという配置になっていた

 

「2人とも紹介しておくわ…新たに一刀大好き連合に入った楽進よ」

「はじめまして楽進こと凪ですよろしくお願いします」

「ほ~凪…一刀様についてくるとはお前の見る目は正しいぞ」

「そうですね…お父様に惚れるなんて…素晴らしいですわ」

「当たり前よ…私の夫なんですからね惚れられて当然よ」

 

一刀大好き連合の2人に快く迎え入れられてホッとした凪であった。

 

永安の城に戻ると美しい頬笑みを浮かべた冥琳が迎えてくれた。

そしてその頬笑みを見た一刀大好き連合の3人は固まってしまった。

 

「ただいま冥琳」

「めいりんせんせいただいま♪」

「冥琳さんいろいろご迷惑をかけましたわね」

「そんなことないですよ…ね、3人とも」

「「「…」」」

「3人には少しお話がありますので残っていただきましょう」

 

冥琳の言葉で蓮華,呉羽,璃々以外は部屋に戻った。

 

「さて…なぜ3人が残されたかがわかりますよね」

「「「は…はい……」」」

「言い訳があるなら聞こう」

「一刀に悪い虫が付くか心配で」

「一刀様に逢いたくて」

「私もです」

 

言い訳を聞いた冥琳は感情を爆発させた

 

「そんなの言い訳になりますか!!3人とも」

「「「…」」」

「気持ちはわからんではないがお前たちは大人であろう」

「「…」」

「私は18歳なので…」

「屁理屈を言うな!!」

「!!」

「もしこれが戦場だったらどうするつもりなのですか」

「「「…」」」

「まだ代役を立てていた華雄と璃々はいいです」

「「ほ…」」

「しかし…蓮華様!」

 

そういうと冥琳は鳳凰を手にし蓮華の頭を叩いた。

 

「痛いわよ!冥琳」

「痛いではありません!!サボるにしてもなぜ代役を立てなかったのですか!!!!」

「う…だって」

「だってではありません!!私がたまたま相談しようと執務室に入ったら月が倒れていたんですよ」

「「え…まさか」」

「月に話を聞いたら北郷のあられもない写真を見て気絶させられたと言うじゃないですか」

 

冥琳のある言葉に2人は興味をそそられた。

 

「どんな写真なんだ」

「気になりますね」

 

しかしその態度を見た冥琳は一喝した。

 

「誰が無駄口を叩いても良いといった!!」

「「…」」

 

「そして机には置き手紙があるし…仕方なく私が蓮華様の代役になったのでどうにかなりましたが…」

「ごめんなさい冥琳」

「今後勝手な行動をしないでください!!!!」

「「「はい…」」」

 

冥琳からの説教が終わった3人はトボトボと自室に戻った。

 

冥琳が説教していた時…

 

「曹操様!同盟国の馬超様が来られましたが…」

「翠が…いいわ。ここまで通しなさい」

「は!」

 

そして数分後、翠は華琳のいる玉座の間に入ってきた。

 

「久しぶりね翠」

「そうだな…」

「どうしたの?」

 

翠の表情は少し暗かった。

翠はその訳を言った。

 

「母の馬騰が…死んだ」

「なんですって!!」

「そこで頼みたい事があるんだ」

「なに…」

「母が治めていた涼州を…華琳頼む」

 

そういうと翠は頭を下げた。

 

「ちょっと…なぜ貴女が治めないの」

「あたしは馬に乗る能力があっても州を治める能力はない…だから」

 

翠の言葉に華琳は決断した。

 

「わかったわ…涼州を治めるわ」

「ありがとう華琳」

「いいわよお礼なんて…もちろん貴女は私に仕官するわよね、っていても」

「確かにそれも悪くないが…ご主人様がいるんでね」

「言うと思ったわ…一刀達なら今永安にいるわよ」

「そっか…それじゃああたしはみんなに伝えてくるよ」

「わかったわ…」

 

そして数日後華琳は正式に涼州を治める事になった。

 

つづく


 
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