病姫無双第3弾
場所は呉
時代は黄色い人たちがでてくる時よりすこし前
さぁ・・乱世を駆け抜ける彼と彼女たちの物語を始めよう
孫策「暇ねぇ」
彼女は毎日退屈に過ごしていた
孫策「にしても・・・袁術ちゃんにも困ったものよ・・・」
母、孫堅がこの世を去り、まだ弱小だった孫呉を延命させるために名門袁術の客将となったはいいが・・・
孫策「何か面白いこと起きないかしら・・・」
退屈そうに彼女はつぶやく・・・・
その時だった
彼女の目の前に一つの流星が落ちていくのが見えた
孫策「何あれ・・・こんな昼間から流星!?・・・・行って見る価値はありそうね」
考えるより、体が先に動く彼女は一人馬に乗り流星が落ちた元へ向かった
孫策「たしかここよね・・・・あれは・・・人?」
流星が落ちたと思われる場所を探していると・・・青年が倒れていた
孫策「ねぇ・・・アナタ、しっかりしなさい」
彼女の呼びかけにも反応しない・・・死んでるかと思ったが、弱弱しく呼吸をする音だけは聞こえる
孫策「・・・放置していくわけにも行かないわね・・・・よいっしょっと」
彼女は青年を自分の馬にのせ
孫策「・・・見たこともない服ね・・・まぁいいわ」
その場を後にした
青年視点
??「ん・・・んん・・・・ここは・・・?」
目が覚めると見知らぬ部屋で横になっていた
??「ん?目が覚めたようじゃな」
??「あの・・・あなたは・・・?」
??「わしか?わしは黄蓋じゃ」
??「こう・・・がい・・・さん?」
黄蓋「そうじゃ・・・さて、おぬしの名も聞いておかんとな・・・」
??「俺は・・・北郷・・・一刀です」
黄蓋「ふむ、北郷とな・・・して、なぜあんな「祭、彼起きた?」策殿、今しがた目が覚めたようですじゃ・・・名は北郷一刀と名乗っておりますが・・・」
一刀「あの・・・アナタは?」
孫策「私は孫伯符「え!?孫策!?」ちょっといいかしら?」
一刀「はい」
孫策「私、字しか言ってないわよね?なぜ私の名を知っていたのかしら?」
一刀「そ・・・それは・・・」
孫策「それは・・・?「雪蓮!」あ、冥琳」
??「あ、じゃないわよ・・・これはどうゆうことかしら?急に出かけたと思ったらこんなわけのわからない青年を連れてきて」
一刀「あの・・・あなたは?」
??「人に聞く前にまず自分で名乗らぬか!」
一刀「はぁ・・・北郷一刀です」
??「私は周公謹だ」
一刀「周喩!?」
周喩「なっ!?キサマなぜ!」
孫策「凄いわね・・・・私や冥琳の名まで当てるなんて・・・」
周喩「雪蓮・・・こやつもしや妖術使いではないのか!?」
孫策「最初は私もそう思ったんだけどね・・・違うみたいよ」
周喩「違う?それはいつもの感か?」
孫策「そっ、いつも」
周喩「信じていいのだろうな?」
孫策「もっちろん」
一刀「あの・・・」
孫策「あ、ごめんなさい」
一刀「いえ・・・それで・・・俺はどうなるんです?」
孫策「う~ん」
一刀「もしかして・・・考えてなかったとか?」
孫策「大正解!」
周喩「はぁ~・・・雪蓮、あなたねぇ」
黄蓋「北郷よ」
一刀「はい、何ですか?黄蓋さん」
黄蓋「おぬし、少々氣を使えるようじゃが・・・何か武をやっていたのか?」
一刀「いえ・・・特にコレといったものはやってませんが・・・」
黄蓋「策殿」
孫策「何?祭」
黄蓋「このまま、何も決めてないというのであれば今日はこれでお開きとしたほうがよいのじゃなかろうか」
孫策「それもそうね・・・・えっと、北郷一刀だっけ・・・この部屋は好きに使っていいわ、但し部屋から出ることは禁じるわ・・・いいかしら?」
一刀「わかった・・・」
視点変わって・・・
雪蓮「ところで祭」
祭「なんですかな?」
雪蓮「彼・・・どの程度できると見ていいのかしら?」
祭「武ですかな?」
雪蓮「ええ、もちろん・・・まったくの素人ではないわよね?」
祭「そうですな・・・・実際に手合わせをしてみないとなんともいえませぬが・・・おそらく・・・」
雪蓮「おそらく・・・・?」
祭「甘寧、周泰と同等の力はあるかと・・・」
雪蓮「そう・・・冥琳」
冥琳「なんだ?」
雪蓮「どう見たのかしら?」
冥琳「・・・洞察力は及第点といったところか・・・・」
雪蓮「冥琳にそんなこと言わせるとはね・・・・いいわ、明日彼の知と武、試してみましょう」
祭「わかりもうした」
冥琳「わかった」
雪蓮「・・・さぁ、飲むわよ!」
冥琳「ほどほどにしとけよ」
雪蓮「あ、それ無理かも」
祭「策殿、お供しますじゃ」
雪蓮「さぁ、いくわよ」
一刀「・・・・いったか」
一刀「それにしても・・・・まさか三国の世界に来るなんてな・・・しかも孫策、周喩、黄蓋が女性なんて・・・パラレルワールドだな・・・」
一刀「俺、これからどうなるんだろう・・・」
一刀「とりあえず、自主トレして寝ようっと」
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まぁ・・・続けばいいな