Sさんの場合。
「確かあれは、満月の夜でしたな。部屋で一人で晩酌をしていたところコンコンとのっくをする音が聞こえたので扉を開けてみると一刀くんがおられました。そして二人で世間話をしておりました。ふと一刀くんが窓から月を見た瞬間…………むふ」
Fさんの場合。
「そうですねー。あれは風が一刀くんの部屋に忍び込んだ時ですねー。いつものように布団の中に潜り込んで一刀くんを抱き枕にしようと思ったのですがいつもと感触が違ったのですよー。そして一刀くんが目覚めて…………うふふー。確か満月でしたねー」
Yさんの場合。
「あの宴の日ですか? あの日は目覚めるとお股から白い――――」
Rちゃんの場合。
「えっとねお月さまがまんまるの日に一刀くんと城を抜け出したの。そしたら一刀くんがおっきくなって璃々の服を脱がせ――――」
あの日より一刀は満月の夜に元の身体に戻るという能力を得た。
そしてその能力を遺憾なく発揮し様々な女性を孕ませた。
今日は五度目の三国会談。
「おとーしゃまー!」
「こら、静かにしなさい紹」
「ぶーぶー」
呉王雪蓮とその子供孫紹。
「ぱぱー、あそぼー?」
「禅ちゃんあとにしようねー」
「ふぁ~い」
メイド桃香とその子供劉禅。
「わ、私と遊びなさい!」
「どうしてこう素直じゃないのかしら」
「母親似だもん」
魏王華琳とその子供曹丕。
「なんだかみんな幸せそうだな……」
「私がいますぞ?」
「……そうだな」
普王白蓮と文官の男。
「へぅ~。子供はこっちで遊びましょうね」
「へぅ」
特級メイドの月とその子供董白が子供たちを迎えに来た。
「ありがとう月お姉ちゃん。ほら、みんなも後で遊ぶからそっちに行って来な」
テクテクと歩いて行く子供たちを引き連れて月は部屋を出た。
大陸が平和になって五年。
大勢の姉兼妻や子供たちに囲まれて一刀は幸せだった。
やや不満があるとすれば日中に子供たちと遊べないことだ。
だがそれも些細なことに過ぎない。
「白蓮ちゃんも早くいい人見つけなきゃ」
「そうは言ってもなー」
こんな毎日が続けばいい。
そのためにこれからも一刀は立ち止まらないだろう。
「さあ、会談を始めようか」
<あとがき>
いい最終回だった。
もしかしたら不満がある人もいるかもww
そんな人は筋肉エンドです。
「ついコメントしたくなるような作品」をコンセプトにした私の作品。
自分としては一刀くんの番外編2がお気に入りです。
なんか途中からおかしくなっていたのは気付いた。
でも気にしなかった。
とりあえず月は可愛いです。
この作品を通じて月のファンが増えたことは間違いなし!
これからの予定は未定です。
1、一刀くんシリーズのあふたぁ
2、現代風一刀くん
3、魏ルートあふたぁ一刀くん
4、頑張れ一刀あふたぁ
5、なんか
適当に選んでくれると嬉しい。
外史演義どーしよー。
とりあえず皆さんありがとうございました。
支援やお気に入り登録、コメントでかなり禿げました。
励まされました。
これかもどうぞよろしゅー。
あとがきっぽくないけど終わりですー。
それでは最後にもう一度。
へぅ( ゚∀゚)o彡°
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あそこから終わりを書くのは至難の業w
とりあえずこんな感じで良いよね?