No.168518

彩の後日

すいません。
本当なら幻想✝無双を載せるつもりでしたが、データを会社に置いてきたままでした…。
なので短編物を載せます。
(帰ってから作ったのでいつも以上に雑だと思います)
コナミさんの「彩のラブソング」の後日談みたいなものを作ってみました。

続きを表示

2010-08-27 20:57:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1315   閲覧ユーザー数:1253

私の名前は片桐彩子

この秋パリに留学する予定だったのだけどちょっとやり残したことがあって

留学当日に止めっちゃったの

その後の風景をちょっとおしえてあげるね

 

文化祭が終わって一か月ほどたったある放課後

 

「あ、ウェイちょっと待って」

「どうしたの彩子」

私が声をかけた彼は『彩』のギタリスト

そして私は文化祭以降『彩』のボーカルをやっているわ

「今日ね、美術部の方で打合わせがあるから」

「じゃあ今日の練習は来ないの」

「ノン、ノン、ノン、違うわよ。練習は行くけど遅れるから」

「分かったよ。みんなに伝えておくよ」

「サンキュー、ありがと」

「それじゃああとでね」

「オッケー、わかったわ。バイバイ」

そう言って彼と別れて美術室にむかったわ

打合せと言っても今度投稿する絵のテーマを決めるものだったわ

結果は「好きな物」になったっけ…

打合せが終わっていつもの練習場に向かったわ

練習場といってもスタジオじゃなく体育館裏の広場だったわ

「お…片桐やっと来たな」

「片桐さん早速で悪いけど準備してくれ」

「片桐先輩こんにちわ」

「彩子…はい…これ」

『彩』のみんなは先に練習してた事がよくあったっけ…

ベースの巧実君はよく女の子に囲まれてたわね

ドラムの康司君はみんなを引っ張って纏めてたわ

キーボードの鈴音ちゃん…彼女には悪い事をしちゃったかな…

そしてあなたは新曲のアイディアを探してたわね

「ソーリー、ごめんなさい。すーぐ準備するわ」

バンドの練習は毎日行ってたわ

それが楽しくもあり嬉しくもあったね…

「おーいそろそろ練習終わるか」

「ああ」

「はい」

「オッケー」

その後あなたと一緒に帰るのがもう習慣になってたわね

それでいろいろ話をしたわね

「今度投稿する絵のテーマね『好きな物』になったの」

「へ~」

「だ・か・ら~来週、中央公園に行・か・な・い?」

「いいけど、なんで」

「アンビリーバブル、信じられない。スケッチしに行くからよ」

「そっか」

なんてことを言ってたっけ

私の好きな物それはあなた

きっとあなたも私の事好きだよね

でもまだ告白はしないわ

したら留学を中止した意味ないもの

だから卒業式までまっててね


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択