No.168306

魔法少女 華琳たんPART6

戯言使いさん

PART6です。
正直、今回はつまらないです。
おまけも本編もネタがなく、どうすれば・・・という感じです。ですが、何が何でも完成させます。頑張りたいと思います。なので、お付き合いお願いします。

2010-08-26 18:37:32 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3856   閲覧ユーザー数:3310

 

前回のあらすじ!!

 

 

泥棒を追いかけていた魔法少女華琳たん。やっと追い詰めたと思ったら、突然現れた謎の人物に良い所を奪われてしまう。

その高慢な態度が気に食わない華琳たんは、その人物に喧嘩を吹っ掛けてしまった。

しかし、その相手が悪すぎた。

相手は呉でヒーローとあがめられている仮面ライダーレンだったのだ!!

そして二人は衝突しあう!!

 

 

 

 

 

「呉の守護神 仮面ライダーレン!推して参る」

 

 

「愛と野望の魔法少女 シニカル華琳たん!いっくわよー!!」

 

 

名乗りを上げた二人。

 

先に動いたのは仮面ライダーレン(以下レン)だった。

曲げていた膝を一気に解放し、華琳に突撃をかける。もともと、クラウチングスタートの構えは、初速をつけるための構えであり、その力は尋常ではない。しかも、前回の跳躍を見る限り、レンの脚力、体力は普通の人とは比にならない。

 

華琳から見れば、遠く離れた相手が変な構えを取っている、と思った。しかし思った次には自分の目の前に突然現れていた。これも、レンの尋常ならぬ脚力とクラウチングスタートによる、スタートダッシュによるただの突撃だったのだが、その速度はまさに神速。

 

防ごうと思った時には

 

「くうぅ!」

 

ただのなんてことのない拳。それなのに、魔法少女状態である華琳を簡単に跳ね飛ばした。

 

「な、なんて重い・・・・」

 

「『おい!しっかりしろ!』」

 

「大丈夫よ。それにしても速いわね・・・・」

 

「『俺が見る限り、どうやら力や体力が大幅に増えているらしい。対して魔法少女は魔法を使う少女、体力も多少なりとも増えているが、奴の比じゃない。普通に接近戦では負ける!』」

 

「なら、接近戦にしなければいいのよ!はぁ!」

 

華琳は魔法で自分とレンの間にある物を操り、レンへと向かわせる。当然、裏道にある物と言えば、木材やゴミなどの、当たっても怪我をしなさそうなものばかり。

 

しかしそれはフェイク。

 

「いっけぇぇ!ラブリーツインドリル!」

 

華琳が突き出した腕の進路に、髪の毛のドリルがならい、そしてその二つは高速回転をしながらレンに向かって行く。

障害物に手いっぱいになっているレンに、本命の攻撃をぶつける。そうすれば、少なからずスキがうまれる、と推測した。

 

しかし、レンにとってはそんなのは策でも何でもない。

 

レンは華琳のラブリーツインドリルが向かってくるのを確認すると、大きくジャンプをし、屋根の上へと逃げる。そうすることで、最初の障害物から逃れ、全力でラブリーツインドリルに向かいあえるのだ。

 

レンは向かってくるツインドリルをやすやすと拳で弾き返す。

 

が、しかし

 

「そっこよー!食らいなさい!シニカルジーザス!」

 

ツインドリルのそのすぐあとには、大きくジーザスを振りかぶる華琳が自分の真上に現れた。そんな大きなモーションの華琳の攻撃など、仮面ライダーでなくても、普通の武将なら易々と逃げることが出来るほどの攻撃だったが、今は違う。さきほどのドリルのはじくのに体勢を崩していたレン。防ぐことも、そして跳ねて上に逃げることも出来ない。

 

「っく!」

 

レンは悔しそうに呟くと、逃げることを辞め、逆にそのジーザスに向けて蹴りを放つ。

 

ガキン、とさっきよりも鈍い音が響く。

華琳のジーザスとレンの甲冑がぶつかる。

 

これでお互いに弾き返されて終わり・・・と、思っていたら大間違い。

 

華琳はにやり、と意地悪い笑みを浮かべると、弾き返されて落ちているツインドリルを横目で確認し、

 

「ラブリーツインドリル!」

 

追い打ちのラブリーツインドリル。華琳のドリルはカタカタと動きだし、そしてレンに向かって一直線に向かって行く。

 

しかし、それはレンも同じだった。

 

「ファイナルベント!!」

 

レンの付けているベルトの中心にあるプロペラが高速に回転し始め、そしてレンの体のスーツが黒からじょじょに赤く染まる。

 

「な、何!?この力は!?」

 

「『くそ!どうやら、これは力を増大させてるんだろう!逃げろ!!』

 

「・・・うぅ、もう少しなのに」

 

華琳はホウケイの言う通りにジーザスを引くと、レンから距離を取る。

 

それと同時に、レンはジーザスによって止められた足をすぐさま戻し、そして

 

「ふん!」

 

と、足踏みを一回した。

 

すると、足からは熱風が吹き荒れ、そしてその熱風の嵐にレンに向かっていたツインドリルが巻き込まる。そしてその熱風の嵐が収まった時には、ツインドリルは力なくその場に落ちた。

 

そして辺りは、静寂に包まれた。出会ってから、まだ一分足らずの出来事だった。

 

遠くでは民がいつものようににぎわっている。その喧騒が耳まで響いているほど、この場は静かだった。

 

華琳とレンはお互いに向き合い、出方を窺うように睨みあっていたが

 

「・・・もうやめないかしら?」

 

レンが構えを解いて、そう呟いた。

 

「あら、どうしてかしら?」

 

「もし、貴方が悪意があれば、きっと今頃、呉は惨事になっているわ。なのに、今は平和」

 

「だから、私には害を与える意志がないって思うの?」

 

「・・・あぁ。出来れば、貴方の素顔と目的を教えてほしい。駄目かしら?」

 

「・・・・・」

 

「私も素顔を隠さなければいけない存在。だから、秘密は守るし、それに私も素顔を見せるわ」

 

「・・・・いいわ。それじゃあ、いっせいのーで、でお互いに素顔をみせましょう」

 

「分かったわ。いっせー」

 

「のーでっ!」

 

華琳は自分を隠してくれている帽子を外す。それと同時に変身が解け、いつもの華琳の服に戻った。

 

そして、レンは大きなヘルメットを外すと、華琳と同様に変身が解け、いつもの服へと戻って行った。

 

そして、お互いに素顔を見て

 

「・・・華琳?」

 

「・・・蓮華?」

 

なんと、仮面ライダーレンは蓮華だったのでした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、華琳は蓮華の部屋に呼ばれていた。

 

色々と事情を説明したいらしい。それは華琳も同じで、どうせなら二人でゆっくりと話したいと思っていたところだった。

 

華琳は初めて蓮華の部屋に入って、驚いたことは、部屋中に並ぶ仮面ライダーレンのグッズだった。どうして、自分のグッズをこんなにも集めているのだろう?と、華琳は不思議に思った。

 

「私が仮面ライダーレンになったのは、ついこの前よ。孫呉の王に代々受け継がれる大事な宝『変身ベルト』を引き継いだからなの。私の前には雪蓮お姉さまが仮面ライダーレンをしていたのだけれども、王位継承の際に、王位と一緒に私が引き継ぐことになったわ」

 

「でも、私がずっと前に呉に来た時は、仮面ライダーの名前なんて聞いたことがなかったわ。それにあの力・・・・戦で使えばきっとどこの国にも負けないわ」

 

「うふふ、この『変身ベルト』は呉を民を守るためのベルト。人を傷付けるためではないわ。それに、最近人気になったのも、大陸が平和になって、民が娯楽にも興味を持ち始めたからよ」

 

「そうなの・・・ふふ、それにしても、まさか蓮華があんな格好で戦っているなんてね」

 

「あら、そういう華琳もずいぶんと可愛らしい格好だったわね」

 

お互いに「うふふ」と笑いながら、杯を傾けていく。

 

「それにしても、どうしてこんなにも仮面ライダーレンのグッズがあるの?」

 

「あぁ、それはね?趣味よ」

 

「し、趣味!?」

 

「えぇ。たまに子供と一緒に仮面ライダーで人形遊びしたり、一人の時でも人形遊びしてるわ」

 

「そ、そう・・・・なんか暗いわね」

 

「いいのよ。自分が楽しければ。それより、華琳はどうして魔法少女に?」

 

「あぁ、それはね?」

 

と、華琳は今まであった出来事を話し始めた。

 

華琳と蓮華が楽しそうに語り合うのを、ホウケイは少し離れたところから眺め

 

「『・・・こうしてみると、ただの女の子だな』」

 

と、小さく笑い、一人で杯を傾けた。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

(場所・???)(人物・華蝶戦隊バタフライ)

 

 

「ねーねー、ホワイトとブラック。さっき何をしてたの?」

 

「はわわ・・・・時間稼ぎのために、人を送りました」

 

「あわわ・・・・私たち陣営の最強、ラリキュアマックスハートです。きっと、よい結果を残してくれるでしょう」

 

「ふーん、さっすがホワイトとブラックだね♪」

 

「ありがとうございます」

 

「あわわ・・・・実はこれは時間稼ぎよりも、ご主人様に愛してもらう人数を減らすことに意味があるのです。これで二人が減りましたので、もっと私を愛してもらえますぅ・・・・あわわ、単純なやつらですぅ」

 

「おお!そうなの!?でも、少し悪い気がするなぁ・・・・っと、そろそろレットとブルーが終わる時間だから、ホワイトとブラックもご主人様に会いに行ってきたら?」

 

「はわわ、ではそうします。ピンクはどうしたのですか?」

 

「ん?私はさっきやっててちょっと疲れちゃったなぁ。それにしても、華陀さんの薬、凄いね!!

一日に何十回としてるのに、全然元気だよ、ご主人様」

 

「あわわ、きっともうすぐ私たちにも子供ができるでしょう。楽しみです」

 

 

 

ふふふ、あーはっはっはと、笑い声がこだまする。

 

 

それと同時に、誰か男性の悲鳴が聞こえていたが、その悲痛な叫びは、誰に聞こえることもなく、消え去ってしまった。

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教えて!桂花たん!

 

 

「はーい、愛と百合の美少女軍師の桂花です!そして?」

 

「『おぅ!カラクリ一刀の一刀だぜ』」

 

「それでは、今日は『仮面ライダーレン』について説明するわよ」

 

「『おう。確か、『呉の守護神仮面ライダーレン』だよな?』」

 

「そう。仮面ライダーは代々呉の王位を継ぐものが仮面ライダーとなり、民に平和を与えてきたの。でも、活発に動き始めたのは最近。それも、大陸が平和になってからね。あと、この力は民を守るための剣であり盾であるから、戦争などでは絶対に使わないわ」

 

「『なるほどな。呉の民のためという心意気は伝わってくるぜ』」

 

「そして、気になる能力だけど。これは数ある『仮面ライダー』から適当に作っただけで、特にベースとなるものはありません。

 

仮面ライダーレンの武器は拳。足、そしてお尻、とつまりは体術ね。また『仮面ライダーレン』は魔法少女のように魔法を使えない代わりに、体力や筋力が大幅にUPしているの。だから、武器は拳。普通の素手で戦えば、まず負けることはないでしょう。

 

気になる技だけど、主に一つ。それは『ファイナルベント』。これは腰に付けているベルトのプロペラが高速回転することにより、体全体に熱が伝わり、その熱を一気に放出する技よ。それにより、普段の数倍の力を発揮するわ。主に決め技『ライダーヒップ』の場合にしか使わないわ。ちなみに、泥棒に対してやった『ライダーヒップ』はファイナルベントを使っていません。なぜなら、本気を出したら頭が潰れて死んじゃうからです。これは『セーラー桂花たん』のメガンテ同様、続けて使用することのできない、最後の技、ということです」

 

「『へぇ。なるほどな。今後の活躍に期待ってことだな』」

 

「うーん、でもね?この物語の主人公は華琳たん。だから、正直あと数回しか仮面ライダーは出てこないわ。と言うか、このシリーズがもう折り返し時点にいるから・・・・」

 

「『そうなのか?』」

 

「えぇ。だから、残り僅かだとは思いますが、お付き合いよろしくお願いします!それでは、ばいばーい!」

 

「『おぅ!またなー』」

 

 

 

 

 

 

 

おまけシリーズ

 

 

『さぁーて、来週の華琳たんは?』

 

 

春蘭だ。

 

最近とっても暑くて、みんなが「頭働かない」って言ってたんだが、桂花が「あなたは大丈夫よね。だって、普段から頭使わないから」と言ってきたので、穴を掘って桂花を埋めました。

 

 

そう言えば、この前北郷が

 

「俺は、いつも笑顔の子が好きだな」

 

と言っていたので、私は北郷の前では笑顔で居ようと思い、

 

北郷と会ったら (゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ と笑顔を浮かべるようにしました。

 

すると数日後、北郷が

 

「しゅ、春蘭?今日は俺が傍に居てやるから、ゆっくり休め。な?」

 

と、優しくなりました。

 

 

 

 

 

・・・・・・・少し、嬉しかった。

 

 

 

 

次回、魔法少女華琳たんPART7

 

来週も見てくださいね、じゃん、けん、ぽん、ふはははは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
49
3

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択