No.166349 真・恋姫無双~天上天下天地無双~第4話saigaさん 2010-08-17 22:16:45 投稿 / 全4ページ 総閲覧数:7473 閲覧ユーザー数:6126 |
※この一刀はタグ通りチート
そして私はド下手
かなりご都合展開です。
以上を踏まえた上で、よろしくお願いします。
しばらくして、一刀は2人のほうを向いた。
一刀「(どこかの武将か・・)」
一刀は2人に近付く
一刀「俺は北郷一刀、旅人だ、ちなみに姓が北郷で名が一刀、字は無いから、君達は・・」
呂布「呂布・・奉先。」
一刀(この子が呂布か・・・・そう言えばなんとなくそれっぽいかも・・・)
陳宮「ねねは陳宮と言うです。」
一刀(陳宮!? マジかよ・・・こんな小さい子が・・)
陳宮「ちんきゅうきーーーーっく!!」
一刀「おわあ!!」
陳宮が放った蹴りをマト○ックスのように避ける一刀。
一刀「なんだよいきなり!?」
陳宮「今明らかにねねに対して失礼な事を考えていたのです!! 」
一刀「読心術者かお前は!!」
呂布「ねね・・落ち着く・・」
陳宮「うう・・はい・・恋殿・・」
一刀「(恋とねねってのは・・多分真名だな。)君たちの君主は、董卓さんで間違いないかな?」
陳宮「え・・・なぜわかったのです?」
一刀「董卓軍の呂布と言えば有名だからね、噂は聞いてるよ。」
陳宮「おお! さすがは恋殿!!」
輝いた目で呂布を見る陳宮。
一刀「・・・ハハ・・」
苦笑しながらその様子を見る一刀だった。
陳宮「・・あ・・そういえば、北郷殿はここで何を?」
一刀「旅の途中でこの村に立ち寄ってね、そしたら黄巾党の大軍が来たから叩き潰した・・ってところさ。」
陳宮「どこかの将では無いのですか?」
一刀「いや、俺は今のとこ誰にも仕えてないよ、そこで相談があるんだけど、董卓さんに会わせてくれないかな?」
陳宮「・・なぜです? 仕官するつもりなのですか?」
一刀「う~ん・・まだそんなつもりじゃないけどさ、個人的に興味があってね。最強と呼ばれる呂布さんが仕える人物にね。」
呂布「・・・・わかった。」
陳宮「れ・・恋殿!?」
呂布「大丈夫・・一刀、やさしい。」
陳宮「わかりました・・恋殿がそう言うのなら。」
一刀「ありがとう、じゃあ早速、案内してくれないかな?」
呂布「わかった。」
数時間後-
呂布「着いた・・・」
洛陽に到着した。そしてその後、すぐ玉座の間へと移動した。そこには、玉座に跨った銀髪の少女と、彼女の傍に眼鏡と三つ編みの少女がいた。
陳宮「月殿ー、黄巾党の討伐、完了しましたぞー。」
董卓「はい、お疲れ様です。あれ?そちらの方は・・・?」
一刀「北郷一刀、旅の者です。」
賈駆「妙な格好ね・・・旅芸人?」
一刀「いや、一応拳法家だよ。」
陳宮「実は・・・・」
陳宮は事のいきさつを話した。一刀の所業に誰もが驚いていたが、それ以上に一刀はあの2人が董卓と賈駆だという事に驚いていた。
一刀(やっぱ読みは当たっていたな・・)
そして、その2人は何やらひそひそ話をしていた。
董卓「詠ちゃん、やっぱりこの人が・・」
賈駆「え? でもあれって噂でしょ・・」
董卓「でも北郷さんの着ている服って輝いててそれっぽいし・・」
賈駆「う~ん・・悪いけど、私はどうとも・・」
董卓「じゃあさ、聞いてみたらどうかな、北郷さん。」
一刀「はい?」
董卓「あなたが天の御使いさんですか?」
一刀「へ? なんですか?それ。」
董卓「違うんですか?」
一刀「いや、違うもなにも初耳ですけど・・・」
董卓「天の御使いというのは・・・」
一刀は天の御使いに関しての説明を受けた。
一刀「確かに・・その流星の場所に俺はいた・・けど、ぶっちゃけ、俺自身天の御使いなんて半信半疑だし、何より俺がそんな大それた者じゃないよ。」
賈駆「そう・・けど、今のとこ御使いが本当にいるとしたら、あんた以外に考えられないのよ。」
一刀「ふうん・・」
賈駆「もし、天の御使いがここに来たとなれば、私達はかなり有利になるわ、各諸侯の動きも気になるし、うまく行けば抑えられるかもしれない。」
董卓「北郷さん、あなたさえ良ければ、力を貸してくれませんか?」
一刀はしばらく考え込んでいた。
一刀「・・・・一つ聞きたい。」
董卓「はい、なんでしょうか?」
一刀は董卓の目を見てしっかりと話す。
一刀「董卓さんの目指す物は?」
董卓「私の目指す物・・ですか?」
一刀「ああ。」
董卓「・・・民が安心して暮らせる国、誰も奪い合わずに住む国、それを作り上げる事です。」
一刀「それは理想論じゃないのか?」
賈駆「ちょっとあんた!!」
賈駆は突っかかるが、董卓はそれを制する。
董卓「確かにそうかもしれませんね・・しかし、例えかなわなかったとしても、自分を慕ってくれた民の皆さんだけは・・守り抜きたいんです。」
しばらくの間、一刀は董卓の目を見ていた。その目に宿っている、確かな決意を感じ取っていた。
一刀「わかった、なら・・」
一刀は跪いて礼をする。
一刀「俺の力、董卓さんのために使いましょう、この武にて、あなたの力となって働きましょう。」
それを聞いた董卓の表情はかなり明るくなった。
董卓「有難うございます、では、私の真名を授けましょう。」
一刀「え?」
月「私の真名は月といいます、これからは真名で呼んでください。」
一刀「良いのか?」
月「はい。」
詠「仕方ないわね・・月がそうするなら・・僕も授ける、詠よ。好きに呼びなさい。」
詠は苦笑しながら真名を言う。
一刀「・・・ありがとう。」
詠「べ・・別にあんたのためじゃなくて、月のためよ!!月に着いてくって、決めたんだから、僕が真名を言わないわけに行かないでしょ!!」
顔を赤くしてツンデレ全開の詠だった。すると-
トコトコ
呂布が一刀に近付いて来た。
一刀「ん?」
呂布「恋・・・」
一刀「・・・・それってもしかして・・君の真名?」
恋は頷く。
一刀「・・・いいの?」
恋「・・・・いい、一刀なら。」
陳宮「恋殿が授けるのならねねも授けるのですぞ、ねねでも陳宮でも好きに呼ぶがいいです。」
一機に真名を許され、少々戸惑う一刀、そこへ新たな2人が来た。
???「ただいまー、黄巾党の討伐終ったでー。」
???「頭は逃がしたがな。」
紫の髪を後ろで一つに纏め、サラシを巻いた女性『張遼』と、銀髪で黒い服を着た女性『華雄』が入ってきた。
月「あ、ご苦労様です、霞さん、華雄さん。」
華雄「ん? お前は誰だ?」
華雄は一刀を見て言った。
月「あ、彼は、今から私達の仲間になった人です。」
一刀「北郷一刀、拳法家だ、よろしく。」
霞「そっか~、ウチは張遼や、真名は霞や、よろしくな~。」
霞は一刀と握手をして、いきなり真名を許す。
一刀「あ、あの、いきなり真名って・・・」
霞「ええんや、この様子やと、みんな許しとるんやろ~ウチだけ許さんのも変やし、真名で良いで~。」
一刀「わ・・わかった。悪いけど俺には真名が無くてね、好きなように呼んでくれ。」
華雄「華雄だ、よろしく。」
華雄は手を差し出す。
一刀「よろしく。」
一刀は握手をする。
霞「ところで一刀、拳法家っちゅーたな、強いんか?」
詠「さっき二万の軍勢をたった一人で叩き潰してたわ。」
一刀「ちょ・・詠!?」
霞「ホンマに!?」
詠「ええ。」
華雄「本当なら凄いな・・」
恋「・・・・一刀、強い。」
霞「ほほ~、恋がそう言うとはな~、なあ、ちょいと手合わせ・・」
一刀「いいよ。」
霞「はやっ!!」
詠「いいの? 霞はとことんやるから手加減しないわよ?」
一刀「大丈夫だよ、俺も腕には自身があるからね。」
霞「決まりやな!! じゃあ先に待ってるで。」
こうして、一刀は霞との勝負に挑む事になった。
はい、やっと董卓軍と合流しました。
この後は霞との勝負、(技も出ます。)と、華雄のオリ真名判明です。(散々悩んでつくる事にしました。)
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よく考えれば、董卓軍の武将って一刀入れば四人だから・・『董卓四天王』!!・・・・はい、暑さのせいかそんな下らん事を考えてしまいました、とりあえず董卓軍合流です。