No.165484

とある科学の人形闘戯〜プリキュライド〜0

ゆーたんさん

 学園都市―― 総人口230万人を誇る最先端科学技術が終結した実験都市。そんな学園都市から発信され、いまや日本全土が熱中し一大ブームとなっているゲームがある。 購入した素体となるドールを、自分好みにカスタマイズして他のプレイヤーのドールと対戦させる、新感覚の格闘体感ゲーム……それが『人形闘技《バトルプリキュライド》』である。

今回は取扱説明書見たいな話です。

2010-08-13 17:24:13 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1981   閲覧ユーザー数:1933

はじめに

 

こんにちは、ゆーたんで御座います。

この回はプロローグと、ルール的な事(私が忘れない)を書いています。

本編は次の話しからとなりますので、ご了承ください。

 

それではどうぞー♪

 

B0 人形闘技《バトルプリキュライド》とは

 

 

 学園都市―― 総人口230万人を誇る最先端科学技術が終結した実験都市。

 その内8割を学生が占めており、学園都市の由来でもある。

 その学生達は日々記憶術という名目で超能力開発に勤しんでいる。薬物、生体刺激により学生達は超能力を身につけていく。しかし全員が能力を発現できる訳ではなく、学生の約6割がレベル0と呼ばれる無能力者に分類される。

 レベル0《無能力者》からレベル5《超能力者》の6段階に分けれられており、レベル5に該当する能力者は学園都市の中でたった7人しか存在しない。

 

 そんな学園都市から発信され、いまや日本全土が熱中し一大ブームとなっているゲームがある。

 

 

 それが『人形闘技《バトルプリキュライド》』、通称BPRである。

 

 

 

 人形闘技《バトルプリキュライド》とは

 

 おもちゃ屋各所やグッズ系のショップ、電気屋等で取り扱われており、店舗面積の大きい店であればBPRの台《フィールド》が設置されているため、各店舗の受付カウンターにて申し込みをすれば1回30分の時間制限付きで借りる事ができる。

 

 元となる素体《ドール》は、パッケージサイズ300mmX200mmX60mmの円柱形の細長いカプセルの中に入って売られており、購入した後でPCもしくは専用の端末にて、ドールのタイプやステータス割り振りを行っていく。

 ドールのタイプはパワータイプやスピードタイプ等さまざまあるが、最終的に2種類に分けられる。

 マスクドライダー仕様かプリキュア仕様の2種類である。

 

 前者は当初、男性の人気が高かったのだがイケメン俳優抜擢等や、デザインによりかっこいいという事で女性の人気も高くなってきている。

 後者はその逆で、女性の人気が圧倒的に高い。見た目の可愛さがあり男性は近寄りがたい雰囲気があったのだが、必殺技のエフェクト等がマスクドライダーより派手という事で少しずつではあるが、男性の使用率も高くなってきている。見た目や技の違いはあるものの、ステータス的に有利というものは存在しないため、購入者は好きなほうを選べるようになっている。

 

 ドールの基本設定が終了したあとは、各々のドールのパーツをおもちゃ屋等で購入して最終的に仕上げて行く。マスクドライダーのパーツは特殊合成樹脂が素材となっており、プリキュアのパーツは特殊な合成繊維となっている。

 各パーツには耐久力と防御力が設定されているため、合成樹脂でも合成繊維でも強度に変わりはない。

 

 公式ルールは制限時間8分。先にドール耐久値にパーツの耐久値をプラスした総合耐久値を0にするか、制限時間切れで耐久値の多かった方が勝者となる。

 

 市販されている武器の使用は認められており、1つだけなら装備可能である。

 

 バトルの際は、卓球台を2つ横に並べたくらいとほぼ同じ大きさの台《フィールド》を使用する。フィールドの左右にはプレイヤーが入るポッドと呼ばれる球体があり、その中に操縦席が設置されている。椅子の先にはペダルの様な台があり底に足を乗せ、体を完全に椅子の上に預けるような形で座る。

 コインを入れるとゲームが開始となる。

 

 正面にある人形をセットする円形状の場所が有り、そこへセットする。コインを投入すると上から透明な筒のようなものが降りてきて、人形を包むように円形状の場所にはめ込まれる。ゲームが始まる直前にプレイヤーが叫ぶ掛け声により、その管を通ってドールがフィールド上に射出される仕組みだ。

 

 プレイヤーの座る操縦席に付いている両脇の肘掛の先に、球体状の物が付いている。椅子頭部には、プレイヤーの頭部に装着するリングがある。そのリングと球体により完全にプレイヤーの思考とリンク、つまりイメージのみで操作できるようになっている。

 これが学園都市の最新鋭の科学よるプレイヤーの思考を即座に機械に入力できるインターフェース、IFS《イメージフィードバックシステム》である。

 またこのシステムにより、プレイヤーの視点がドールの視点とリンクするため、そのフィールドに自分がいるような感覚になる。まさに自分がヒーローになれるのが、このゲームの醍醐味の1つである。

 

 バトルフィールドは普通に遊ぶ場合は任意に選ぶ事ができる。公式戦の予選リーグや小さい大会では平らなノーマルフィールドを使用する事が多く、大きな大会や決勝トーナメントなどではランダムで決定するようになっている。

 

 バトルフィールドは選んだステージが立体で表示され、さらにはバーチャルで作られて入るものの質感が存在し、壊したり相手を追い詰めたり等できるようになっている。もちろん爆発時の地面のへこみや砂埃等まで完璧に表現される。

 

 

 このBPRはすでにプロ化されており、格闘技以外にもドールによるサッカーや野球、アルティメット等プロスポーツ化がされている。これにより男女差別や、体が不自由な人、年齢に関係なく楽しむ事ができるようになっている。

 

 最年少プロとして若干13歳でプロ入りした記録も残っている。

 

 未来のプロを目指す人々はが今日も暑きバトルを繰り広げるのだった。

 

あとがき

 

ゆーたんでございます。

 

別サイトで現在執筆中の最新作です。

ためしに1個1話でこちらにもリアルタイム?更新をしてみようと思います。

現在3話まであるので一気に投稿します。

 

お気軽にコメントくださいな♪

喜びます(笑)


 
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